

本日の作業は業者様より以前にお問い合わせを頂きお見積もりさせて頂いていましたお車の部品が入荷しましたので、お車をお預かりし作業を行わさせて頂きました。車両は三菱 ミニカトッポで作業内容はエアコンの風量が弱いと言う事で点検をさせて頂き、冷えもブロアモーターの回りも問題無いが吹き出し口から出て来る風量が弱すぎると言う内容になります。エアコンフィルターが付いていませんでしたのでエバポレーターのフィン部にゴミが付着し目詰まりをおこして風の抜けが悪くなっていたのが原因でした。点検結果、エバポレーターのフィン部の目詰まり清掃とエアコンフィルターを取り付けする事になりました。
当社でご用意させて頂きました部品は右側画像に有りますケースカバーと固定用ビス8本とエアコンフィルターになります。






本来はエアコンガスを抜いてエバポレーターを取り外してフィン部の目詰まり清掃を行うのですが、業者様よりあまり費用をかけない方向で・・・と言う事でしたのでエバポレーターの脱着を行わない方向で作業を進めて行きたいと思います。まず始めに助手席前グローブBOXを取り外して行きます。BOXを開き上段右側画像の黄色〇印位置にBOXのストッパー用プラスチック固定ピンが有りますので下段画像の様に取り外しグローブBOXを取り外します。










グローブBOXが外れましたら上段画像に記載している小物入れようBOXの固定用ビス2本を外して小物入れを外します。次に内気・外気切り替え用レバー部のワイヤーを画像の様に取り外します。次にエバポレーターに取り付けしていますエバセンサー(サーミスタ)の電源カプラーを抜いておきます。本来はエバポレーターの脱着は行わないのでカプラーを抜く必要は無いのですが、今回はケースカバーの一部分を切り落として作業を行いますので、誤って一緒に切断しない様にする為抜いておきます。ここまで作業を進めましたら、次はダッシュボード側の一部パネルの切り取り作業を行います。下段画像左側の様に一部を切り取りします。切り取りましたら次はエアコンケース側に切り取り用のケガキ線(溝)が有りますので、大きめのカッターナイフを使用してケースの切り取り作業を行って行きます(下段右側画像)。切り取りましたパーツは下段右側画像のパーツになります。







カバーを切り取りましたら上段画像の様にエアコンエバポレーターが見えます。画像を観て頂けばお分かりになるかと思いますがエバポレーターのフィン部にゴミが付着し目詰まりをおこしています(^^;。上段右側画像の目詰まりをおこしている一部分のゴミを取り除いてみたのですがお分かりになりますでしょうか?この付着しましたゴミは乾燥していますと中々取れませんので、画像の様に湿っている方が取り易くなりますので、作業前にエアコンを作動させエバポレーターを湿らせておきます(^^)。本来ですとエバポレーターを取り外して作業を行う方が綺麗に取り除けるのですが、今回作業は費用を抑えての作業ですので2段目画像の様に付いたままの状態で清掃を行って行きます。2段目左画像を観て頂きますと付着したゴミがジュウタンの様になって目詰まりをおこしていたのが良く分かりますよね(^^;。湿らせていたので慎重に付着したゴミを取り除いていけばこの様に取れる場合が有ります(^^)。脱着を行っていませんので有る程度のゴミは残ってしまいますがかなり綺麗になった方だと思います。清掃が終了しましたので取り寄せ致しました部品を使用して組み付けを行って行きます。2段目画像右側の様に切り取りましたヶ所に新しいカバーを取り付けし固定用ビス8本を使用してシッカリと組み付けを行って行きます。組み付けしましたら下段画像の様にエアコンフィルターを装着しスライドカバーでフタをします。エンジンを始動しエアコンの作動チェックを行い冷え及び風量のチェックを行い組み付けしましたカバー側からのエア漏れが無いかをチェックし取り外していましたもの全てを組み付けして行きます。冷えも風量も問題無く良い感じになりました(^^)。各キズチェック及び電気廻りチェックを行い作業は終了致しました(^^)。
by まっちょ
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