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神戸のカーエレクトロニクスプロショップ『カーテックつかさ』作業日誌ブログへようこそ!カーナビ・カーAV・カーセキュリティ等の取付施行例や、電気系統・エアコン等のトラブル対応例などをご紹介します。
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トヨタ エスティマ
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今回の作業は、先日トヨタ エスティマのHDDナビゲーション及びフリップダウンモニター設置でご紹介させて頂きました車両の続き作業になります。今回私が作業を行いましたのは、純正バックカメラ付き車両に外品リアビューカメラを取り付けする作業になります。まずは純正バックカメラを取り外して外品リアビューカメラを同じ様に設置できるかを確認しながら作業を進めて行きます。
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それでは始めにリアハッチゲートの内側に取り付けして有ります内張りを取り外して行きます。内張りを取り外しするには順番が有りますので、画像内に取り外しを行って行く順番を記載しましたので参考にしてみて下さい(^^)。
?のパネル(上段中央及び右側画像)を画像の様に浮かせ全体を取り外します。?は左右有りますので同様手順で取り外しを行って下さい。左右外れましたら?のパネル(下段中央画像)を端側より順番に浮かせ取り外して行きます。
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??のパネルが外れましたら一番大きな?のパネルを取り外して行きます。パネルを取り外すのにゲートの開閉を行う為のグリップが有りますのでこのグリップから取り外しを行って行きます。画像を観て頂けばすぐにお分かりになると思いますが両サイドにビスを隠しているカバーが有りますので捲り、固定用ビスを外してグリップを取り外します。次に3段目画像の位置にプラスチックピンが左右2ヶ所留まっていますので取り外します。以上が外れましたら4段目画像の様にボディとパネルの隙間に指を引っかけパネルの端側より順番に取り外しを行って行きます。パネルの裏側のピン位置の画像を載せていますが結構な数のピンが取り付けされています。
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内張り関係が外れましたので、次はガーニッシュの取り外しにかかって行きます。今回の車両ではガーニッシュの両サイドに有りますテールランプがガーニッシュに被っていますので、先にテールランプ側より取り外して行く必要が有ります。画像内に記載しています固定用ナットはガーニッシュ側の物になります。テールランプ用は撮り忘れてしまいましたが・・・(^^;、固定用ナットが各1個金属ピンが1ヶ所となっております。下段画像に記載していますので参考にしてみて下さい(^^)。
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テールランプユニットが両サイド外れましたら、ガーニッシュの固定用ナットを外しゲートのオープナーワイヤーを外してガーニッシュを取り外します。ガーニッシュ側に純正バックカメラが固定されていまして、ボディ側には大きな穴が開いていました。このままでは外品リアビューカメラを単純に貼り付け固定するのは容易では有りませんので、純正バックカメラを一旦ガーニッシュ側より取り外して再利用できる部品が無いか確認します。
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ガーニッシュより取り外しました純正カメラを分解して利用しても良いか、業者様に確認の連絡を入れ「OK」の返事を頂きましたので上段画像の様にカメラの固定ビスを外し、機械側とケース側に分けます。分けましたらケース側が筒状になっていますので土台部分のみ再利用したいので思い切って切断してしまいます。上段右側画像の様に切断し土台部分を使用して取り付けを行って行きます。純正カメラ用ブラケットはそのまま再利用出来ますので、このブラケットに外品のリアビューカメラのベースを一旦貼り付け固定します(2段目右側画像)。しかし、この状態では両面テープでの接地面積が余りにも少ない為いつ剥がれてしまうか分かりません・・・。四隅を細めのビスで押さえるにはスペースが余り有りませんので、先程切断加工しました土台部分を下段左側画像の様にベースの上側から被せて、元々の穴位置を利用してビスで固定します。この状態ですとカメラベースをシッカリと固定する事が出来ますので今回は純正部品を加工して再利用してみました(^^)。後は、リアビューカメラ本体を下段右側画像の様に固定して位置調整を行います。大まかに位置調整を行いましたらガーニッシュ側へ組み付け干渉しないかチェックします。
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リアビューカメラの固定作業が完了しましたので、次はカメラケーブルの引き廻し作業を行っていきます。リアビューカメラ設置位置の裏側に接続用カプラーを仮固定し、上段右側画像の様にゲート内鉄板部内にケーブルを引き廻し2段目右側画像位置まで引き廻して行きます。引き廻しを行う前に、ケーブル先端部がカプラー形状になっていますので、このままですと、引き廻し時にカプラーが干渉し引き廻しが困難になる恐れが有りますのでカプラー部より配線端子を抜きとり先端部を細くしてから引き廻しを行います。カプラー内の端子位置を忘れない様にメモなどに残しておく必要が有ります。カプラーが外れましたら、針金等を使用しゲート内鉄板部内にカメラケーブルを引き廻し3段目画像位置のグロメットより室内側天張り部へと引き込み作業を行ってきます。天張り内へと引き込みが出来ましたら、最終画像の様に天張り内にカメラケーブルを引き廻し助手席側Aピラー位置へとケーブルを引き廻して行きます。引き廻しましたらナビゲーション側へ接続しガーニッシュをボディ側へ仮付けし映像チェック&角度調節を行います。
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角度調節が出来ましたらガーニッシュを組み付けしテールランプユニットを組み付けして行きます。次にバックカメラケーブル引き込み位置には大きな開口が有りましたので少し大きめのグロメットを用意し上段左画像の様にはめ込みます。はめ込みましたら、グロメット全体を覆うようにブチルテープで防水処理を施していき、更にこのブチルテープを覆うようにコーキング剤を使用して覆います。このコーキング剤が固まり始めて隙間等が無い事の確認が出来ましたら取り外していました全ての物を組み付けして行きます。
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先程加工して取り付けしましたリアビューカメラはこの様な感じになりました。一通りの作業が終了しましたのでパネル類の浮きが無いかチェックし、キズチェック等を行い作業は終了致しました。
by まっちょ
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