

今回はディーラー様から「新車のミラへHIDランプキットを取り付けして欲しい」とご依頼を頂き担当営業マンの方とのご相談の結果右画像のHIDランプキット(ハートネット社HIDキット製H4Hi/Ro切り替えタイプ6000K「ケルビン」)を当社でご用意させて頂き取り付け作業を行いました。








まずはフロントバンパーの取り外しを行いますのでバンパー上部(5個)、両サイド(片側3個計6個)、下部(片側3個計6個)とナンバープレート取り付け位置のプラスチックピンをベビードライバー(マイナス)などを使用して外します。バンパー両サイドのプラスチックピンは使用年数の劣化や砂利などが付着していますと割れ易くなっていますので特に注意して取り外しを行うようにして下さい。


各取り付けピンが外れましたらフロントフェンダーとの接合面を引っ張りバンパーサイド部を浮かせます。バンパーサイド部が浮きましたら落下に注意しバンパー本体を手前に引っ張って外します。







次に両ヘッドランプユニットの取り外しを行います。ヘッドランプユニットは上段3枚画像の位置にボルト、ビス、プラスチックピンで留まっていますのでそれぞれを外します。ボルト、ビス、プラスチックピンを外しましたら2段目右画像のツメ部を押しロックを解除しながらヘッドランプユニット本体を引き出し各電源コネクターを外します。フロントバンパー、左右ヘッドランプユニットが外れますと左下画像のようになります。


フロントバンパー、左右ヘッドランプユニットが外れましたらバラスト&イグナイター取り付け位置の確認作業を行います。なるべく水が掛かり難い場所で車両側のユニットやヘッドランプユニットを組み付けする際邪魔にならない場所、電源線とHID球から出ています配線が届く位置を考え今回は右画像の位置に取り付けする事にしました(助手席側もほぼ同じ位置に取り付けしています)。






バラスト&イグナイターの設置作業が終わりましたら電源線の引き廻し作業を行います。まずバッテリーを外しHID電源線の常時&アース線を各ターミナルへ接続します(上段中央画像)。次にランプのHi/Ro切り替えリレーを右上画像の位置に設置します。リレーユニットの取り付けが終わりましたら運転席・助手席側の各電源線を振り分けし運転席側の電源線はエンジンルーム奥車両配線に這わして行きます(下段左&中央画像)。この引き廻し作業時左下画像では外れている画像になっていますがエアクリーナーケース(アッパー側)を外しますと作業し易くなります。各電源線の引き廻し作業が終わりましたら各バラストの電源コネクターと接続し助手席側のみヘッドライト信号取り出しの為車両ヘッドランプ電源コネクターとHID電源線側のコネクターを接続します(右下画像)。以上で電源線の引き廻し作業は完了になりますのでバッテリーを元通り組み付けしておきます。







次にヘッドランプ球の交換作業を行います。まず純正ハロゲンランプ球を上段画像のように外します。ハロゲンランプ球が外れましたらHIDランプ球のシェード部分と球本体を2段目左画像のように分解します。分解しましたシェードのツメをヘッドランプユニット側の溝部に合わせ組み付けします(左下画像)。シェードの組み付けが終わりましたらHID球にゴムカバーを取り付けしてヘッドランプユニットに取り付けます(いつもHID取り付け作業時に書いていますがHID球は絶対に触らないよう注意して下さい)。注意点をもう一つゴムカバーを取り付けする際ゴムカバーが浮いていますと湿気がレンズ内に入り曇ってしまったりしますので浮きが無いようしっかり取り付けするようにして下さい。ヘッドランプユニットへHID球を取り付けしましたら車両へ取り付けしフロントバンパーを元通り組み付けます。


最後にエンジンを始動し作動確認を行います。左がハロゲンランプ点灯時の画像で右がHIDランプ点灯の画像になります。ヘッドランプの色、明るさが変わるだけでイメージがガラッと変わりますよね(^^)。HIDの作動に問題が無い事を確認しましたら最終キズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。
さて昨日は社長も書いておりましたように久しぶりに遠方へ出張作業に出ていたのですが天気も良く道中の山々の緑に社長と癒されておりました(^^)。僕は趣味で山の中へ魚釣り(もちろんマナーはしっかり守っています)に行ったりするのですが最近行けていなかったせいか野池や川を見てはワクワクしておりました(^^)。自然は良いですよね~久しぶりに釣りへ行こうかな~と思う1日でした(^^)。もちろん出張作業はしっかり行って参りました

by KIN
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