今回の作業は先日当社「KINちゃん」が先にフリップダウンモニターの取り付けでご紹介させて頂きました、トヨタ ヴォクシー煌Ⅱの続き、ナビゲーション&サブウーハー&ETC車載器の取り付け作業になります。2日間、作業日誌ブログが更新出来ず、大変申し訳ございませんでした。では早速前回の続きでご紹介させて頂きます。
bBより取り外しましたHDDナビと地デジチューナー・サブウーハー・ETC車載器を取り付けしていきます。
最初に各取り付け位置の確認を行い作業を進めて行きます。上段右画像地デジアンテナの貼り付け位置・2段目左画像GPSアンテナの設置位置・右画像ETCアンテナの設置位置・3段目画像ETC車載器の設置位置・4段目左画像サブウーハーの設置位置・右画像地デジチューナーの設置位置になります。
ナビゲーションを取り付けします車両側オーディオ廻りのクラスターパネルを取り外して行きます。まず最初にシフトチェンジを行いますシフトレバーを反時計回りに回転させ取り外します。外しましたら今回はオーナメントリムーバー等を使用せずに右画像の様に下側よりパネルを指先で浮かせていきます(怪我等されません様注意して下さい)。一か所浮きましたら、後は比較的簡単に全体を浮かせて行く事が出来ますのでキズ等に注意しながら外して行き、全体が浮きましたらエアコン操作ユニットの後部に接続されていますカプラーを外します。パネルの固定は全てプラスチック製のピンで野固定になりますが、ピン数は19ヶ所も有ります。
パネルが外れましたらオーディオ固定ブラケットを固定していますビス4カ所を外しブラケットを取り外します。
次に、アンテナケーブルやフリップダウンモニターの接続ケーブル等を引き廻しする為Aピラーを取り外します。画像は助手席側の画像ですが、運転席側も同様取り外して行きます。アシストグリップを外すにはグリップ部にカバーが付いていまして、そのカバーを外しますと中に固定用ネジが有りますので緩めて外します。外しましたら、いつもの様にウェザーストリップゴムをずらしAピラーカバーを浮かせ取り外します。Aピラーカバーを外しましたら下段画像のダッシュパネル横のパネルを浮かせ取り外します。
各ケーブルを引き廻しする為グローブBOXを外します。グローブBOXを開きますと左側にダンパーが取り付けされていますのでダンパー部を外側にずらし外します。グローブBOXの奥側を内側へ少し撓ませ手前に引き抜き取り外します。
取り外しが続きますが最初に取り外している方が作業し易いかと思います(^^)。サイドステップカバーとキックパネルの取り外しを行います。サイドステップを画像の様に少しづつ浮かせて行きます。今回はここも工具等は使用せづ指先で少しづつパネルを浮かせて行きました。サイドステップカバーを外し、キックパネルを外します。キックパネルは内側へ少し引っ張りピンが抜けたら手前に引き抜くと簡単に取り外せます。運転席側も同様取り外しを行います。
運転席側ハンドル下アンダーカバーを外して行きます。カバー下部の固定ビス3本を外しボンネット&ヒューエルオープナーのレバーを外します。レバーはネジ等の固定では無くプラスチックピンをスライド固定している形になりますのでピンを割らない様慎重に作業を行って下さい。各レバーを外しましたらカバー上部を手前に引っ張りアンダーカバーを外します。
各取り外し作業が終了しましたのでアンテナを貼り付けしますガラス面を綺麗に脱脂し貼り付けして行きます。運転席側のAピラー部には各地デジアンテナケーブルと音声用マイクのケーブルをピラーに沿って固定して行きます。運転席側シート下には地デジチューナーを設置しますので、地デジチューナーの電源ケーブルとモニター接続ケーブル・各アンテナケーブルを引き廻して行き仮に地デジチューナーへ接続し各ケーブル類の長さ調整を行いケーブルを処理して行きます。
助手席側シート下へはサブウーハーを設置致しますので、電源ケーブルと音声用RCAケーブル・操作リモコン用ケーブルを引き廻して行きます。ウーハーのアース信号取り出し位置は助手席シート下にフロントドアスピーカー用のアンプが設置されていますのでアンプを固定しているブラケットの固定ボルトに共締めして取り出しを行いました。画像には有りませんがウーハーへ各ケーブルを接続し、こちらも同じ様に各ケーブルの長さ調整を行いケーブルを処理しておきます。
次に、ETC車載器を設置する為最初に取り外しました運転席側アンダーカバーの裏側よりカードホルダー固定ビス2本を外し取り外します。外しましたら上段右画像の様になっていますのでETC車載器をあてがってみて貼り付け位置を確認します。貼り付け位置が決まりましたら、貼り付け面を綺麗に脱脂作業を行い、下段画像の様に履歴スイッチ・ボリュームスイッチが操作できる事を確認し、カードを挿入している状態でアンダーカバーのフタを締めカードの取り出しボタンに干渉しない事をシッカリと確認し貼り付け固定します。
ナビゲーション本体を取り付けする為、各電源取り出しコードを接続し、オーディオ固定用ブラケットをナビゲーション側へ付け替えしておきます。
ヴォクシーの車速信号とリバース信号・サイドブレーキ信号はオーディオ裏側オプションコネクターより取り出しが行えます。上段左画像純正カプラーの赤線がバック信号線で黒線が車速信号線・青線がサイドブレーキ信号線になります。ナビゲーション側配線を接続します(ハンダにてシッカリと取り出しを行い、ショート防止の為絶縁テープ等で必ず絶縁処理を施します)。
一通りの作業が終了しましたのでナビゲーション側へ各接続ケーブル等を接続し、作動チェックを行います。・・・あれっ!?フロントドアスピーカーから音が出ていない様な・・・ダッシュボード上のセンタースピーカーやツイーターは元気良く鳴っているのですが、フロントドアスピーカーからは何も音が出ていません(^^;。トヨタのホームページで確認してみたら、ヴォクシー煌Ⅱは9スピーカーと書かれていました・・・。見た感じではフロントドア2個ダッシュボード上3個リヤ側2個の7個の様ですが・・・、どうやら天貼り内にも2個スピーカーが有るみたいでした。
と言う事は、フロントドア用スピーカーアンプに電源が送られていない可能性が有りますので、確認してみた所、電源やアース系は問題無いみたいですが、不明な線が有ります・・・。確認してみると助手席シート下アンプのリモート信号線が来ていない状態でした・・・(^^;。オーディオカプラーの余り線を確認し、余り線とアンプ側リモート線の導通をサーキットテスターを使用して確認して行きますと、間違いなく余り線がリモート用信号線でした。
どこの配線かと言いますと、純正オーディオカプラーとオーディオ変換カプラーを接続します所の、変換ハーネス側の青線(アンテナコントロール線)の横に同じく青線がループして有るのですが通常このループ先の車両配線側は空き端子なのですが、今回の車両ではどうやらアンプコントロール用のリモート入力信号線になっているみたいです。と言う事はラジオを鳴らしている時は鳴っていたはず(アンテナコントロール線はラジオがON状態の時だけアンテナブースター等に信号を送る為電気が流れる仕組みになっています)、確認すると確かにラジオを聴いている時はフロントドアスピーカーは鳴っています。TV等に切り替えますと音が出なくなります。ですので、ナビゲーション側の電源が入っている時にはコントロール信号が入る様に、ACC(アクセサリー)信号線を接続する事にしました。必ずループ線をカットし片側は絶縁し、片側へはACC(アクセサリー)信号を接続します。再度、動作確認を行い問題有りませんでしたので各、組み付けを行って行きます。
このフロントドアスピーカーはミッドウーハースピーカーですのでフルレンジスピーカーの様にハッキリとは聞こえないみたいです・・・。ミッドウーハーなので低音重視の音になるのは分かるのですがもう少し音量が欲しい所ですね(^^;。
今回作業を行いましたナビゲーション・ウーハー&コントローラー・GPSアンテナ・ETCアンテナ・各フィルムアンテナ・地デジチューナー・ETC車載器・マイクの取り付け状況の画像になります。
いつもの様に各信号チェックを行う為工場から車を表へ出し、車速・バック信号・GPS受信確認・地デジの受信確認を行い問題有りませんでしたので車を工場内へ戻しフリップダウンモニターの取り付け角度・状態のチェックを行い作動確認を行います。作動も取り付け状態も問題有りませんでしたのでフリップダウンモニターを固定しています固定ボルト位置へ、モニター側付属のステッカーを貼り付けして行き作業は無事終了致しました(^^)!!。
更新出来ない日が有りましてスイマセンでした(^^;。さすがに画像枚数が多いと時間が掛かってしまいますので作業時間がずれこむと中々間に合わなくなってしまいます・・・。これからも頑張って更新をして行きたいと思いますのでこれからも宜しくお願い致します(^^)!!。
by まっちょ