今回は当社お問い合わせフォームよりご依頼下さいましたお客様のフリード(当社初です)に加藤電機社製セキュリティー「ホーネット300V」を当社にてご用意させて頂きバックアップ機能付きサイレン&威嚇用スキャナー(右上画像)はお客様お持ち込みでの取り付け作業ブログになります。お客様とのご相談の結果威嚇用スキャナーを左下画像の簡易セキュリティーを取り外してこの位置に取り付けし作動確認用LEDを右下画像の位置に取り付けと言う事になり作業開始です。いつものようにセキュリティー取り付け作業ですので詳しく書く事が出来ませんが支障の無い所をご紹介させて頂きたいと思います。
まずは威嚇用スキャナーを取り付けしますので簡易セキュリティーを取り外して運転席側Aピラーカバーを外して行きます。いつものようにウェザーストリップを外してAピラーカバーを引っ張って外しに掛かったのですがAピラーカバーに負担を掛けないよう何度チャレンジしても「硬~~!!これはいつもと違う」と思いAピラーカバー上段部の隙間(中央画像)からピン部を覗きますと特殊なピンで留まっている事が分かりマイナスドライバーをAピラーカバーの隙間に差し込んでピン部をテコの原理でコゼますとようやく外れて来ました(^^;。上段部のピンが外れましたらいつものようにAピラーカバーを引っ張り天張りに注意しながら引き抜いて外します。
左画像が今回のAピラーカバー裏側の画像になります。手前がAピラーカバー上段部で緑〇印部が特殊なピン、赤〇印部のピンはいつものプラスチックピンです。右画像は特殊なピンの拡大画像でプラスチックの部分がAピラー側の穴に入り更に金属製ピンでロックすると言う2段式の固定方法でした。取り外しを行われる時はAピラーカバーを無理に引っ張らず取り外しを行って下さい。
次は各電源取り出し作業やスイッチパネルの空きパネルを外す為スイッチパネル本体を外します。スイッチパネル本体は右上画像のようにパネル本体を引っ張りますと外れて来ます。パネルが外れましたら各スイッチ類の電源コネクターを外します。スイッチパネルは左下画像のようにプラスチックピンで留まっていますのでピン位置等の参考にしてみて下さい。
次にハンドルコラムカバーを外して行くのですが今回の車両、キーがインテリジェントキーの為キーシリンダー周りに(上段左画像)ベース&キャップが取り付けされています。このままではコラムカバーが外れませんのでまずはベース&キャップの取り外しを行います。右上画像のキャップ部を押し画像内の手順でロックを外しますとキャップが外れます。キャップが外れましたら2段目左画像位置にツメが有りベビードライバー(マイナス)などを使用しこのツメを押しロックを解除しますとベース本体が外れ3段目左画像のようになります。
キーシリンダー周りのベース&キャップが外れましたらコラムカバー取り付けビス(左上画像)を外し今回はコラムカバーアッパー側から外して最後にロア側を外します。なぜアッパー側からかと言いますとアッパー側にツメが有りこのツメがロア側の溝に入って留まっているからです。
コラムカバーが外れましたらキーシリンダー電源コネクターが左上画像の位置に見えますので電源取り出し作業を行います。電源の取り出し&引き廻しはお見せ出来ませんが常時電源線の取り出し画像を載せておきたいと思いますので右上画像を参照してみて下さい。ダッシュボードの脱脂作業を行い威嚇用スキャナーを左下画像の位置に設置し電源線をダッシュボード内へ引き込みセキュリティー側の電源線に接続します。
最後に作動確認用LED取り付け作業を行います。スイッチパネルの空きパネルを左上画像のようにスイッチパネル裏側から外します。空きパネルは右上画像のように両サイドのツメで留まっています。空きパネルの表面にマスキングテープを貼りスケールを使用してパネルの中心に印を入ます(左下画像)。ドリルを使用して直径7㎜の穴を開け作動確認用LEDを取り付けます。加工の終わりましたパネルをスイッチパネル本体に組み付けしセキュリティーユニットに各配線を接続してパネル&カバー類を組み付けします。
セキュリティーの感度調整をシッカリ行い作動テストを行います。作動に問題が無い事が確認出来ましたらいつものようにキズ&電気廻りチェックを行なって作業終了です。
さて本日は4月1日でエイプリルフールでもありますが新入社員の方が入って来られた職場の皆さんもおられるかと思います。いかがですか?ご自分の新入社員時代を思い出されてる方もいらっしゃるのでは?優しく時には厳しくしっかり指導してあげて下さいね(^^)。新入社員の皆さん今の時代色々と厳しい事や嫌な事、逆に嬉しい事楽しい事がこれから沢山有るかと思います(僕もそうでしたが・・・)良き先輩に付いて頑張って下さい!!(^^)。
by KIN