今回は業者様からのご依頼でフィットに純正フォグランプKITの取り付けとヘッドライト球の交換作業を行ないました。部品は業者様がご用意して下さいましたのでそのまま取り付け作業に取り掛かって行きます。左下画像は今回の作業には関係無いのですが純正ウエルカムランプがあまりにも綺麗に納まっていましたので撮ってみました。純正ですから当たり前と言えば当たり前なのですがフィットだけにフィットしていました・・・(^^;。
・・・さて気を取り直しまして作業に取り掛かって行きます。まず室内作業から行って行きます。左上画像の位置のパネル部にフォグランプスイッチを取り付けしますのでパネル本体を引っ張って外しヘッドライト高さ調整スイッチの電源コネクターを外しますとパネル本体が外れます。パネルは左下画像のプラスチックピン&ツメで留まっていますので位置等は画像を参考にしてみて下さい。次に下段中央画像の空きスイッチパネル(左端)を外し右下画像のようにフォグランプスイッチを取り付けします。
次にロアカバー下に取り付けされていますロアパネルを上段2枚画像の手順で外し運転席側キッキングカバーを外します。ピン・ツメ等の位置は画像を参考にしてみて下さい。
各パネル&カバーが外れましたら室内フォグランプ配線作業を行って行きます。上段画像部に取り付けされています車両カプラーを根元から外します。フォグランプハーネス(2段目左画像)にリレーを装着して準備します。取り外しました車両カプラーの中央部にフォグランプリレーブロックを取り付けし右下画像のように車両へ組み付けます。
次に車両ハーネスに取り付けされています1極コネクターにフォグランプハーネス側の1極コネクターを接続(上段2枚画像)し2段目画像のフォグランプ電源コネクターをジャンクションBOXの空きコネクター部へ接続します。フォグランプハーネスアース線をボンネットオープナーブラケット取り付けボルトに共締め接続(3段目画像)します。
フォグランプスイッチ電源コネクターを上段左画像位置に出し車両ハーススと束ねて処理して先程組み付けしましたパネル部に接続しパネルをダッシュボードに組み付けるのですがその前にヒューズBOXにフォグランプ用ヒューズを挿入します(2段目右・3段目2枚画像)。キッキングカバー部に貼り付けされていますヒューズステッカー部に下段左画像のヒューズステッカーを貼り付けしてキッキングカバー&ロアパネルを組み付けすれば室内作業は終了です。
次はフォグランプの取り付け作業に取り掛かって行きます。右画像の位置にフォグランプを取り付けしますのでフロントバンパーの取り外し作業を行います。
まずボンネットを開け左上画像位置のピンを外して行きます。ピンの形状は上段中央・右画像を参照して下さい。次に2段目左&中央画像位置のビスを外しバンパー下に取り付けされていますピン&ビスを外します。各ピン&ビスが外れましたら下段左画像のようにバンパー本体を広げながら手前に引き出して外します。バンパーを取り外す際落下やキズが付く恐れが有りますので2人以上で作業を行なうようにして下さい。バンパーが外れますと下段中央・右画像のようになります。
次にフォグランプ配線引き廻し作業を行います。室内と同じく車両ハーネスに1極コネクターが取り付けされていますのでフォグランプハーネス(上段右画像)の1極コネクターを2段目左画像のように接続し右側フォグランプ電源コネクターを出しアース線を車両アースポイントに共締め接続します(2段目右・3段目画像)。
フォグランプ右側の配線作業が終りましたら左側用電源コネクター引き廻し作業を行います。車両ハーネスにフォグランプハーネスを這わせタイラップ(結束バンド)を使用して束ねて行き右下画像の位置に出しておきます。
フォグランプの作業を一旦止めてヘッドライト球の交換作業を行っておきます。ヘッドライト電源コネクターを抜き防水カバーを外しますとヘッドライト球固定スプリングが見えますので外して純正ヘッドライト球を外し交換します。ここでの注意点は組み付けの際防水カバーの取り付けが不十分ですとヘッドライトが雲ってしまいますのでしっかり組み付けを行なうようにして下さい。
次はフォグランプカバーの加工を行ないます。部品紹介の画像内に記載していましたが今回のフィットは純正エアロバンパー付きの為同梱フォグランプカバーを使用せずこのバンパーに取り付けされていますカバーを加工して取り付けを行ないます。左下画像の印部をドリル・カッターナイフ・ヤスリなどを使用して穴を開けます。穴が開きますと右下画像のようになります。
フォグランプカバーの加工が終わりましたらバンパー本体とフォグランプ本体にブラケットを取り付けしてバンパーにフォグランプを取り付けします(下段画像)。フォグランプがバンパーに取り付けされましたらバンパーを車両に組み付けし電源コネクターを接続します。後は取り外しの逆の手順でピン&ビスを取り付けして行きます。
エンジンを始動しフォグランプスイッチを押して作動確認を行います。2段目左が何も点けていない状態で2段目右がスモールランプとフォグランプを点灯させた画像、3段目右がヘッドライトも点灯させた画像になります。作動に問題が有りませんでしたのでいつものようにキズ・電気廻りチェックを行なって作業終了です。
さて今回は久しぶりに画像の多いブログになりましたが最後までお付き合い下さいましてありがとうございます(^^)。最近当社ブログをご覧下さっています方が増えておりまして大変嬉しい事で感謝致しております。毎日900件を越えるアクセスを頂いておりますし平日でも1000件を越えるアクセスを頂いております(^^)。ブログ開始当初からご覧頂いている皆さんもビックリされているのではないでしょうか?(^^)その皆さんが有っての当社ブログだと思いますし最近当社ブログをお知りになって来て下さっている皆さんのおかげでも有ります(^^)。そんな皆さんのご期待を裏切らないようまだまだ下手なブログですが頑張って行きますのでこれからも応援宜しくお願い致しますm(_)m。
by KIN
とても分かりやすく参考になります。
それでひとつ、お聞きしたいのですがフォグ装着後にバルブだけを交換する場合、バンパーは外す必要がありますか?
バンパーをつけたまま交換できるといいのですが。。
ご質問についてのお答えですがフォグランプ球の交換でバンパーの取り外しは必要ございません。
バンパー下に取り付けされていますアンダーカバー前部を外しアンダーカバーとフロントバンパーの隙間から手を入れての交換になると思います。
だだこのブログのフィットの場合フォグランプに種類が有るようでフォグランプ周りのカバーを外してフォグランプ本体取り付けビスを外しフォグランプ本体を引き出して交換するタイプも有りますので車両をご確認下さい。
今回のブログと同型のフォグランプでしたら少し作業し辛いかと思いますのでケガなどなされませんよう気を付けて作業を行って下さい。
再度、質問させて下さい。
僕はフィットGE6に乗っているのですが、純正フォグの光軸調整を行うには、バンパーを外す必要がありますか?
昨日、HIDに交換して夜にチェックしたんですが、照らす位置が手前過ぎて。。
交換する時は、バンパー外して取り付けたんですが、また外すのがおっくうで。。
出来れば、バンパーを外さずにHIDの照らす位置をもう少し奥に変えたいと思っています。
フォグランプ周りのカバーを取り外しますと調整用スクリューが見えると思いますのでそのスクリューで調整出来るのではないかと思います。
調整方法とスクリューの位置は本日(11月9日)のブログの最後に載せておきましたので宜しければそちらを参考にしてみて下さい。
画像がお役に立てれば良いのですが・・・(^^;。
とてもわかりやすい記事でいつも愛用させて
もらっています!
少し質問したいのですが、フィットの
GE6前期のフォグ取り付けなのですが
フォグ本体と取り付けアタッチメント
だけでつけることができるのでしょうか?
別途スイッチなどが必要性なんでしょうか?
お答えいただければ幸いです。
お問い合わせ頂きありがとうございます。
GE6前期のフォグキットの件ですが純正部品で有れば全てが同梱されているはずです。純正フォグ無し車両にはフォグ用スイッチが御座いませんので基本的には純正フォグ本体とアタッチメントをご購入すればスイッチが同梱されているはずですが・・・内容物については私も詳しい事は分かりません・・・(^^;。内容物につきましてはディーラー様かホンダ部販様等でご確認いただくのがベストかと思います。
お役に立てませんで申しわけございませんが一度確認してみて下さい(^^)。
宜しくお願い致します。
お忙しい中のご回答ありがとうございました^^