今回の作業は業者様からのご依頼でマツダ ベリーサにマツダ純正ディーラーオプションナビと以前お客様が使用されていたETC車載器(三菱電機製EP-727B)の取付作業です。
業者様に取付位置の確認をし画像の位置にと言う事で指示を頂きましたので早速作業に掛かって行きます。
上段左画像はお預かりした今回取り付けをする部品です。いつもの様にキズの付きそうな所には養生をしAピラーカバーを取り外して行きます。取り外し方はいつもの様にウェザーストリップを上段中央画像の様に下へずらしAピラーカバー上部を浮かせます。浮かしましたらAピラーカバー中央部分辺りにピンが有りますので浮かせAピラーカバーを上方へ引っ張り取り外します(この時天張りやサンバイザー等にキズや汚れが付かない様に注意して取り外しをして下さい)。外れましたら上部のロックピンがAピラー側に残っていますので下段左画像の様に摘みながら約90度回転させる様な感じで廻しながら手前に引き抜きますと下段右画像の様に「ヒョコッ」っと取り外しが出来ます(^^)。
次にグローブBOXを取り外します。
オーディオクラスターパネルは今回オーディオレス仕様でしたのでサイドからのボルト留めは無くピンのみでの固定でしたので隙間に指をかけ一ヶ所づつ浮かして行きエアコンユニット裏のカプラーを抜き取り外します。
各パーツが外れてきましたので先に左側の地デジアンテナを貼り付けしケーブルをAピラーに沿わせGPSアンテナをダッシュ左端に設置し両ケーブルをグローブBOX裏からオーディオ裏まで引き廻しをします。
左側の地デジアンテナを貼り付けしましたので同じ様に右側のAピラーカバーを取り外しETCアンテナ及び地デジアンテナを貼り付けします。ETCアンテナケーブルと地デジアンテナケーブルを引き廻しする為とETC車載器電源の取り出しを行う為運転席アンダーカバーとハンドルコラムカバーの取り外しを行います。アンダーカバーの取り外しは上段左画像の様に上側ははめ込みになっていますので引っ張り浮かしますとガバっと開きますので手前に引き抜きます。上段中央画像の黄色丸印部分は引っ掛けになっています(ピンではありません)。次にハンドルコラムカバーのビス3本を取り外しコラムロアカバーを取り外します。
キーシリンダー裏のカプラー部よりETC車載器電源の取り出しを行ないます。検電器テスター等を使用しACC(アクセサリー)電源を探しETC車載器のACC電源を接続します。今回の車両では黒/白線がACC(アクセサリー)線でしたのでハンダ付けし絶縁テープでしっかりと絶縁し復元して行きます。
ETC車載器のアースは車両センター側の鉄板部の集中アースに共締めしました。
次に助手席グローブBOXの上側に小物入れが有りましてこの中に地デジ視聴用のB-CASユニットとipod接続ケーブルを設置しますので取り外して行きます。小物入れはプラスチックピンで固定されていますので手前に引っ張り取り外します。取り外しましたらケーブルを通す穴をドリルで開けます。
オーディオクラスターパネルの目隠しのフタを取り外しますと真ん中に仕切り板が有りますが今回の取り付けには必要有りませんので廻りにキズが付かない様に注意しながら切り落とし2DINの枠を通して準備しておきます。
各電源や車速信号等はオーディオ裏のカプラーに接続するだけで取り出しは完了(純正ですので・・・)なのですがバック信号(リバース信号)だけオーディオ裏に有りませんでしたので助手席側キックパネルを取り外し車両のメインハーネス内の紫/白線がバック信号線でしたのでナビゲーション側のバック線をハンダ付けし引き廻します。これで各電源取り出しや加工等が終了しましたのでナビゲーションに電源カプラー等を接続しクラスターパネルを組み付けします。ETC車載器も指定位置へ貼り付け固定しケーブルの処理を行い周辺パネルを組み付けして行きます。
上記画像の位置へ取り付け完了しナビゲーションの作動チェックを行い異常有りませんでしたので各電気廻りのチェック・キズチェックを行い作業は終了致しました(^^)!!。
明日より関西では「商売繁盛で笹持って来い!!」でお馴染み商人のお祭り「えべっさん」が9日、10日、11日の3日間行われます。当社は兵庫区の「柳原えびす」まで歩いて1分もかからない場所に有るのですが出店の準備も始まりにぎやかになりそうです(^^)!!。
by まっちょ