

昨日・一昨日と大変申し訳ございませんでした。作業が立て込んでおりまして画像処理の時間が有りませんで更新出来ませんでした。本日は何とか画像処理が出来ましたのでアップさせて頂きます(^^;。今回は以前カムセンサーを交換させて頂きました525iの水漏れ(冷却水)修理作業です。業者様の所に別のお車を納車させて頂いた時に「丁度良かった水漏れしてるから診てみてくれないか」と言われまして早速診せて頂きましたらウォーターポンププーリーの裏側から冷却水が噴いていましたので「ウォーターポンプじゃないですかね?」とご報告させて頂きましたら「修理で」と言う事になり当社で部品を取り寄せさせて頂き交換作業となりました。




まずラジエター内の冷却水を抜く為ラジエタードレンコックを開け冷却水を抜き取ります。次にファンを外しますので準備作業を行います。ラジエターアッパーホースを画像の手順で抜き腕が入るスペースを作ります。






次にファンシュラウド廻りに取り付けされていますコネクター類を外しファンシュラウド取り付けピン&プレートを外してファンシュラウド本体が動くようにしファンを外して行きます。




ファンベルトの負荷が掛かっている内にウォーターポンププーリー取り付けボルトを緩めておきます。次に右上画像の別の業者様にお借りしました特殊工具を使用してファン取り付けナットを緩めて(この取り付けナットは逆ネジになっていまして左に回せば締まり右に回せば緩むタイプです)ラジエター側に移動させます。この時注意しなければならないのはラジエターにキズを付けないようにする事です。画像には載っていませんがクッション材をファンとラジエターの間に入れています。



ファン本体が外れましたらファンベルトを外してウォーターポンププ-リーを外します。ウォーターポンプ取り付けナットを外しウォーターポンプ本体に有りますサービスホールにボルトをねじ込んで行きポンプ本体を浮かせて外します。ウォーターポンプ本体が外れますと右画像のようになります。


外れましたウォーターポンプ本体を新品ウォーターポンプと見比べ部品が合っている事を確認しましたら組み付けして行きます。今回は右画像の丸印部から水が漏れていました。恐らくポンプ内部のパッキン類の劣化によるものだと思います(分解した訳ではないのであくまで推測ですが・・・)。


全てのパーツを元通り組み付けしましたら冷却水を注入して行きます。冷却水が満タンになりましたら一旦バルブを取り付けしエンジンを始動させ暖めます。水温計を見ながらヒートしないかを確認しエンジンを止めてエンジンを冷やしバルブを開けて冷却水を足します。今度はバルブをシッカリ閉めて試運転に出ます。通常走行時の水温計の確認を行いヒートしない事を確認します。この作業がヒーターラインのエア抜き作業になります。工場に戻りキズ&電機廻りチェックを行いエンジンを止め一晩置き次の朝冷却水量を確認すれば作業終了です。
本日から神戸では「ルミナリエ」が開催されクリスマスモード突入です(^^)。早いものでもう師走ですね~昨日も社長が書いていましたが「FNS歌謡祭」が有り「クリスマス」「次はレコ大」で「その次は紅白」、「除夜の鐘」、「あけまして・・・」1年なんてあっと言う間やな~今年1年自分なりに頑張れたのかな~(気が早いですが・・・)と言う話しを帰りの道中で話しをしておりました(^^)。今年だけではなく毎年この時期は思う事なのですが、ワクワクしていた子供の頃と違い時間経過の早さにビックリです(^^;そら歳も取りますよね~皆さんは今年1年いかがでしたか?悔いを残さないよう残り27日頑張りましょう!!(^^)。
by KIN
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