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神戸のカーエレクトロニクスプロショップ『カーテックつかさ』作業日誌ブログへようこそ!カーナビ・カーAV・カーセキュリティ等の取付施行例や、電気系統・エアコン等のトラブル対応例などをご紹介します。
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プレマシー エアコン修理

プレマシーエアコン修理1 
今回の作業はマツダのプレマシーのエアコン修理です。数日前にエアコンが冷えないと言うことで点検をしたところガス漏れをしていてガスが全く入っていませんでした。ガスを充填してガス漏れしているところを探すとコンデンサーからとクーリングユニット内からガス漏れの反応がありました。すぐに部品を手配して交換作業をします。
プレマシーエアコン修理2 
この車両の場合は吸気用のダクトなどがある為レシーバーやエアコンのパイプのジョイント部分が見えないのです。エアコンの作業の前にダクトやエアクリーナーのケースを取り外して行きます。まずはバンパーに取り付けられているグリルを取り外して吸気用のダクトを取り外します。
プレマシーエアコン修理3  プレマシーエアコン修理4
プレマシーエアコン修理5 プレマシーエアコン修理6
エアクリーナーのケースも上側.から順番に取り外します。エアクリーナーへつながる中間ダクトを取り外してやっとレシーバーが見えるようになります。
プレマシーエアコン修理7 プレマシーエアコン修理8
次にバッテリーを取り外します。バッテリーを取り外すのはこのバッテリーの奥にエバポレーターからのパイプに接続されている高・低圧のパイプのジョイント部分があるからです。バッテリーがあると工具が全く入らないのでバッテリーを取り外します。これでやっとエアコンの交換作業をすることが出来ます。
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プレマシーエアコン修理10 プレマシーエアコン修理11
コンデンサーの取り外しをします。ラジエーター横にコンデンサーとコンプレッサーからのホースが接続されているので取り外します。もう片方のパイプはコンデンサーからレシーバーまでで、このパイプはコンデンサーと一体になっています。レシーバーのパイプを取り外してレシーバーはブラケットごと取り外します。
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ラジエーターの固定ブラケットを左右取り外してラジエーターを後ろ側にずらします。コンデンサーの固定ボルトを外してずらしたラジエーターの間から上に取り出します。
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外したコンデンサーの写真を見てもらえば分かりますがコンデンサーの左端の色が黒くなっているところからガス漏れしていました。これはエアコンオイルがガスと一緒に漏れてコンデンサーにオイルが付いているからです。新しいコンデンサーとレシーバーを取り付けて外したパイプをつないでいきます。
プレマシーエアコン修理18 
外したバッテリーの奥の高・低圧のパイプを取り外して室内の作業にかかります。
プレマシーエアコン修理19 プレマシーエアコン修理20 
クーリングユニットはグローブボックスの奥にあるのでグローブボックスを取り外します。グローブボックスは上側の左右を内側に押してグローブボックスを全開にして取り外します。外れたグローブボックス奥にある下側のバーがクーリングユニットを取り外す時に当たってクーリングユニットが取りだせないのでこのバーを切り取ります。
プレマシーエアコン修理21 プレマシーエアコン修理22 
のこぎりを使ってケガキの部分を切り取って取り外します。
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クーリングユニットの固定は右上と左下の2ヶ所でこのナットを外せばクーリングユニットが外れます。クーリングユニットにはヒーターレジスターとエバポレーターの温度センサーのカプラーが接続されているのでこのカプラーを外します。
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取り出したクーリングユニットを分解して中のエバポレーターを交換していきます。まずクーリングユニットに取り付けられているヒーターレジスターを取り外します。
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クーリングユニットのケースを2つに分解をしてエバポレーターの温度センサーを取り外します。温度センサーが取り付けられている場所を覚えて新しいエバポレーターの同じ場所に取り付けをします。
プレマシーエアコン修理31 プレマシーエアコン修理32 
エアコンのフィルターを取り出して新しいエバポレーターと交換をします。クーリングユニットのケースを元通りに組み付けてクーリングユニットを車両に取り付けます。クーリングユニットを取り付ける時の注意点はエンジンルーム内にでるパイプにボディに当てて負担をかけないようにすることとエアコンの水を車外に出す為のドレン部分をしっかりと車外に出す事です。外したパイプを全て繋いで真空引きをしてエアコンの配管内の空気を取り除きます。この真空引きの間に外したダクトやケースなどを組み付けていきます。
真空引きのあとガスを規定量充填してもう一度ガス漏れの点検をします。ガス漏れの反応はどこからも無かったので作業は終了です。
BY TANI


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