今回の作業はダイハツのミラにオプションのフォグランプを取り付けします。バンパーを取り外すのでキズが付かない様に慎重に作業をしていきます。
この車両の場合はバンパーの固定にボルトやビスが使われていなくて全てプラスチック製のピンで固定されています。バンパーの上部の固定をしているピンを5箇所取り外します。ナンバープレートを取り外してその裏のピンを1箇所取り外します。
次に左右のタイヤハウスカバーとバンパーを固定しているピンを左右3箇所ずつ取り外します。
バンパーの下部を固定しているピンを6箇所取り外します。これでバンパーを固定しているピンは全て外れました。
バンパーとボディにはキズが付かない様に保護シールをしっかりと張ってバンパーを外します。
バンパーの左右を外に開く感じでボディのフェンダー部分にかみ込んでいるのを外します。左右のヘッドライト下でもバンパーがかみ込んでいるので手前に引っ張って取り外します。バンパーが外れたらクッションシートの上に置いてキズが付かない様にします。
バンパーが外れたのでバンパーに付いていたカバーを左右外します。バンパーの裏側からカバーのツメを4箇所外してバンパー前方に取り外します。
取り付けをするフォグランプには特にRとかLの左右を表す表示が無かったのでフォグランプをあてがって右用と左用が分かりました。
フォグランプの固定はバンパー前面からフォグランプセットにの付属ビス2本で固定した後フォグランプ用の専用カバーを取り付けします。
フォグランプセットに付属の配線をエンジンルーム内に取り回します。左側のヘッドライトの下のハーネスに3極のカプラーがテープで固定されているのでこのカプラーにフォグランプの配線を接続をしてエンジンルームの車両ハーネスに一緒に結束バンドで固定をして右側のヘッドライト下まで取り回しをします。
左右のフォグランプの配線カプラーが取り回しができたのでフォグランプに接続をしてバンパーを仮固定します。バンパーを固定してしまいますと万が一作動確認をして不具合があった時にバンパーをまた取り外さないといけなくなるので固定は作動確認が終わってからします。
次にフォグランプのスイッチの取り付けをします。ハンドル下のパネルの固定ビス2本を取り外してパネルを手前に引っ張って取り外します。この時にセンターのパネルに擦れてキズが付かない様に養生テープを張っておきます。フォグランプ用の配線カプラーがハンドルの右下辺りにテープで固定されているので取り外してスイッチに接続をします。
このフォグランプのスイッチはONにした時にイルミネーションが点くのですがこのイルミネーションのアースをメーター裏の集中アースに共締めをして取り付けます。メーターフードとメーターはピンでとまっているだけなので手前に引っ張れば簡単に外れます。メーターのカプラーを取り外してメーターを取り外してメーター裏のアースポイントにスイッチのアース配線を取り付けてメーターとメーターフードを元通りに組み付けます。
グローブボックスを取り外してその奥のヒューズボックスが見えるようにします。ヒューズボックスの左上にフォグランプ用の4極リレーを接続をしてグローブボックスを取り付けます。
フォグランプ・配線・スイッチ・リレーと全て取り付けが終わったので作動確認をします。エンジンをかけてスモールライトを点灯させてからフォグランプのスイッチをONにします。スモールライトと連動してフォグランプのスイッチの表示部が点灯してフォグランプをONにすると表示部の上の部分が点灯してフォグランプが点いているのを知らします。スイッチの作動はOKです。
フォグランプが左右とも点灯しているのを確認をしてバンパーを元通りに組み付けます。バンパーやボディにキズが付いていないか点検をします。メーターも外したのでスピード計やウィンカーなどメーターの表示の点検をして作業は終了です。
BY TANI