本日はまずお詫びを一つ。昨日のブログの画像が出ていないと言う障害がサーバー側で発生していましたようで昨日ブログを観に来て下さっていた皆様には大変ご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございませんでした。本日も先程まで画像が表示されないのと画像の取り込みが出来ない状況で本日はブログ作成を諦めかけていたのですが何とか復旧され「ホッ」としております。最近ブログランキングも低迷気味でダブルパンチはキツな~と社長と言っていたところです(^^;。
では気を取り直しまして作業ブログに入りたいと思います。今回はディーラー様からのご依頼でムラーノに当社定番パナソニック製ETC(CY-ET907KD)をご用意させて頂き取り付け作業を行います。
ムラーノのETC取り付けブログは以前にもありましたが今回のETC本体取り付け位置がオーディオカバー下ではなくハンドルコラムカバー下ロアパネルに貼り付けと言うご依頼を頂いておりましたので以前の取り付け位置と比較してみて下さい。ムラーノにお乗りの方でこれからETC取り付けをご検討中の方の参考になれば幸いです(^^)。
まずはいつものように運転席側Aピラーカバーを外します。ピラーカバーを固定していますピンは金属製ピンで右側画像の位置に2ヶ所あります。
次にロアパネルを外す為各ビス&ボルトを外して行きます。上段左側画像フューズBOXパネルを外した位置にもビスがありますので注意して下さい。ビス&ボルトが外れましたらボンネットオープナーレバーを手前に引き出してテスター接続用ダイアグコネクター両サイドのツメを押して外します(下段右側画像)。
ロアパネルは右側画像の位置4ヶ所に金属製ピンがありますのでパネルを引っ張って浮かせます。パネル自体は比較的簡単に浮きますが周りのパネルにキズが付かないよう注意して外して下さい。パネルが浮きましたら左側画像手前のダイアグコネクターを固定していますピンを引っ張って外します。次に左側画像奥の内気温センサーのコネクターとエアホースを外します。
内気温センサー・・・車内の空気を循環させる構造で検出素子(サーミスター)により室内の温度を検出しており内気温センサーに使用されている検出素子(サーミスタ)は室内温度の変化を抵抗値の変化に置き換える事で室内温度の検出をし、抵抗値の変化をエンジンECU又はエアコンECUに伝達し風量等を自動変化させるなどの役割をしています(ECUでは他の各センサー類からの信号入力の情報を演算・計算をして室温を自動的にコントロールしています)。
内気温センサーの解説を入れさせて頂きましたが簡単に言いますとエアコンがオート時、設定温度付近になった時風量を調整して冷え過ぎ暖め過ぎにならないよう自動で調整してくれると言う事です。
ガラス面の脱脂作業を行いETCアンテナを貼り付けしてAピラーに這わせてスポンジテープを使用しETCアンテナ線を固定します。
今回も電源の取り出しはキーシリンダー部コネクターから取り出しになりますので検電器を使用して各信号の確認を行います。コネクターを抜いて配線の被覆をカッターでめくりETC電源線を巻き付けハンダ作業を行い絶縁テープで処理をキッチリ行います。アースポイントはヒューズBOX上のボルトと共締めします(下段右側画像)。常時電源・・・緑線・ACC(アクセサリー)電源・・・白/青線ですが必ず確認して下さい。
ETC本体を貼り付けする位置の脱脂作業を行いロアパネルに貼り付けしてパネルを組み付けます。電源線アンテナ線を接続して余った配線を車両側メインハーネスと束ねて処理を行います。後はAピラーカバーを組み付けして作動確認を行いキズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。
by KIN