fc2ブログ
神戸のカーエレクトロニクスプロショップ『カーテックつかさ』作業日誌ブログへようこそ!カーナビ・カーAV・カーセキュリティ等の取付施行例や、電気系統・エアコン等のトラブル対応例などをご紹介します。
Calendar
日産 新型ノート

ノートナビ&ETC ノートナビ&ETC2
ノートナビ&ETC3
今回は今「CMキャラクター」が話題の新型ノート(オーディオレス車)へナビ、ETC、レーダー探知機取り付け作業です。今回の作業もディーラー様からのご依頼でナビ、ETC、レーダー探知機は、ディーラー様で取り外し作業をされていましたので、作動状態の確認をして問題無く作動していたと言う事でしたのでそのまま取り付け作業を開始しました。
ノートナビ&ETC5 ノートナビ&ETC6
左側画像は取り外し済みナビ等の配線チェックと部品類を確認している画像です。右側画像は今回オーディオレス仕様の車両ですのでKENWOOD製1DINCDレシーバー(RTD-131)、日産車用オーディオハーネス、今回お客様のご希望でTVは観れなくて良い」と言われていましたのでTVアンテナを取り付けしません。VICSアンテナが無くなる為VICS情報を受信させなければなりませんのでラジオアンテナに割り込みさせて情報を取得させる割り込みコードをご用意させて頂きました。
ノートナビ&ETC4 ノートナビ&ETC7
恒例ですが左右のAピラーカバーを外して行きます。今回のAピラーカバーも右側画像のようにプラスチックピン2ヶ所で止まっているだけですので、比較的簡単に取り外す事が出来ます。
ノートナビ&ETC8 ノートナビ&ETC9
次にグローブBOXを外します。左側画像の位置に上4本、下2本計6本で止まっていますので外します。右側画像のようにBOX本体を外します。
ノートナビ&ETC14 ノートナビ&ETC15 ノートナビ&ETC16
グローブBOXが外れましたらオーディオパネルを外して行きます。オーディオパネル下部にオーナメントリムーバーを差し込みパネルを少し浮かせて隙間が出来ましたらパネルを引っ張って外します。このパネルは最近の車両の中では比較的簡単に外れる方だと思いますのでノートにお乗りの方キズ等だけ注意しながら取り外しに挑戦してみて下さい(^^)。パネルが外れましたらオーディオ取り付けブラケットを外します。
ノートナビ&ETC17 ノートナビ&ETC18 ノートナビ&ETC24
次に車速信号とETC電源の取り出しを行う為ハンドルコラムカバーとロアパネルを外します。ロアパネルはプラスチック製のピンで止まっていますので中央画像のように引っ張って外します。このロアパネルも1ヶ所浮きますと外れ易くなります。ハンドルコラムカバーは3本のビスで止まっていますので外してカバー本体を外します。この時の注意点はキーレスエントリー車の場合キーシリンダー差し込み部が大きいのでカバーを広げながらキー差し込み部をかわしながら外す必要があります。ここは少し外しにくいかもしれません(^^;。
ノートナビ&ETC23 ノートナビ&ETC25 ノートナビ&ETC26
ノートナビ&ETC27 ノートナビ&ETC28
まず車速信号線ですが、ヒューズBOX付近の日産車お約束オプションコネクター(茶色4極)青/黒線から取り出しします。ETCの電源線は当社こだわり作業のキーシリンダー部から取り出しとなります。常時電源線は青色線、ACC(アクセサリー)電源線は茶色線で取り出します。ETCの電源線を車両メインハーネスに束ねてコラムカバーを組み付けする際、邪魔にならないように処理しておきます(下段2枚画像)。画像には無いのですが、車速信号線、ETCアンテナ線、レーダー探知機電源線も引き込みハンドルが回転する部分を避けて車両側メインハーネスに束ねておきます。運転席側の作業はこれで終了ですのでAピラーカバー、ハンドルコラムカバー、ロアパネルを組み付けして助手席側の作業に移ります。
ノートナビ&ETC10 ノートナビ&ETC11
ノートナビ&ETC12 ノートナビ&ETC13
今回のナビユニット&チューナーユニットを助手席下に設置する為キッキングカバー、Bピラーロアカバーを外します。キッキングカバーは上段右側の丸印部に金属製のツメが入っていますので上段左側画像の手順でカバー下側を浮かせて「ジワッと」引っ張りながら外します。BピラーカバーはBピラーを包み込む(表現が難しいですが・・・)ように取り付けされていますのでカバーを広げるような感じで外すのですが、硬い場合が多いですの無理に広げますと割れてしまったり白く変色したりしますので注意しながら外すようにして下さい。
ノートナビ&ETC19 ノートナビ&ETC20
ノートナビ&ETC21 ノートナビ&ETC22
各パネル、カバー類が外れましたらリバース(バック)信号線の取り出し作業を行います。リバース信号取り出しコネクターはキッキングカバーを外した位置のカーペットをめくった所にあります16極(白色)コネクターの黄色線から取り出しします(上段左側画像)。カーペット内にナビ&チューナー電源コネクター、GPS&VICSビーコンアンテナ(取り付け位置は後から出てきます)、ボイスコントロール用マイク(今回はコラムカバー上部に取り付けしています)、チューナーユニット⇔モニター間DINコード、VICSアンテナ割り込みコードをはわせてカーペットの切り込み部より出して、ナビユニット、チューナーユニットにそれぞれ接続して下段右側画像のように設置して各配線類の処理を行ってBピラーカバー、キッキングカバー、グローブBOX、Aピラーカバーを元通り組み付けして行きます。
ノートナビ&ETC30 ノートナビ&ETC31
ノートナビ&ETC29 ノートナビ&ETC32
取り付け作業が終了しましたら作動確認を行います。ナビの学習機能が前の車両のデーターのままですので、いつも行っている作業なのですが、全てリセットして、設定項目内に車両情報入力画面(ボディーサイズ等)があれば車検証を見ながら入力し自車位置の修正を行い車両を工場から出してGPS情報を受信しているかを確認します。この時に車速信号が出ているかも確認します。ETCの再セットアップも必要になりますので行っておきます(当社ではセットアップシステムがありませんので業者さんへ委託しています)。問題が無ければいつも通りキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。

今回のブログで最初に書きましたが、ノートのCMで起用されています「ザ・ワールド・オブ・ゴールデンエッグス」人気がありますね~(^^)噂で聞いたのですが、ノート試乗キャンペーンで貰えるDVDが欲しいと試乗待ちの長蛇の列が出来たとか!?。僕も「ユーチューブ」で観てみましたが確かに面白くてハマッてしまいそうです(^^)。このキャラクターを起用した日産の方に拍手!!です(^^)。
by KIN



スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック