今回は新型エクストレイルにパイオニア製カロッツェリアハードディスクナビ(中古品)の取り付け作業です。新型のエクストレイルは今回が初めての作業ですので、特に大きな変更点は無いだろうと思いながら取り外し作業の開始です。
まずはナビの接続線等の確認をして足りない部品のチェック、配線&ナビ本体の損傷等の点検を行います。今回はTV用アンテナ(ケンウッド製CX-F510)と日産用電源・スピーカー配線コネクター(クラリオン製CCA-650-510)を取り寄せして取り付け作業を始めていきます。
室内はセンターパネルから始めました。センターパネルは前エクストレイルのパネルが外しにくく、そのイメージが頭にあったので慎重に外し始めたのですが、パネルを引っ張ると以外にあっさり外れてしまい拍子抜けしてしまったのですが、右側の画像でお分かりになると思いますが、中央部に大きなツメの様なモノが有り抜け出てきたパネルを少し下にずらして外す感じになっていました。センターパネルの注意点と言えばこの辺です。
次にAピラーカバーの取り外しです。Aピラーのカバーはデュアリスの作業でスペシャルに硬かった為今回エクストレイルも変わってしまったのかな~と恐る恐る取外しにかかったのですが、ここも特に変更されてはいませんで、いつもの様にあっさり外れて難なく作業が進んで行きました。やはりデュアリス(日産UK)と作りが違う様です(^^)。フイルムアンテナを貼り付けして次の作業へ進みます。
さて次はグローブBOXを取外します。この辺はデュアリス作業時に書きましたが、最近の日産車の作りでサイドパネルを外してからグローブBOX取り付けビスを外しBOX本体を外します。もちろん養生作業(キズ防止作業)は完璧です(^^)。
グローブBOXが外れたところでGPSと今回はVICSビーコンアンテナを取り付けて配線を助手席側にはわせます。
僕たちがよくキックパネルと言っています部分は左側の画像の部分の事なのですが、今回TVアンテナ用のブースターをこの中に取り付けしましたので、いい機会だと思い画像を載せてみました。分かりにくいかもしれませんが中央の画像の銀色の四角い形のがブースターです。ブースターから出ているTVアンテナ線をいつもとは逆に引き上げてAピラーにはわせ左右のアンテナに振り分けて貼り付けします。助手席側の作業は各配線類、ブースター用電源線をセンターパネルの位置まで通してバック信号を取り出しします。この車のバック信号線はグローブBOXを取外した左側の壁に有ります集中コネクターの緑線からの取り出しになります。これで助手席側の作業は終了ですので、グローブBOX、キックパネル、Aピラーカバーを元に戻します。
次は運転席側に移動して車速信号の取り出し作業です。車速信号線は日産車の場合運転席側ヒューズBOX付近の車両ハーネスにテーピングされています4極コネクター(茶色)の青/黒線からの取り出しになります。たまに見えにくい位置に巻きつけられたりしていますので根気よく探してみて下さい(^^)。ここでの注意点は前エクストレイル同様ハンドル本体が跳ね上がるタイプですので配線が引っかかって切れてしまわないようにする為ハンドル周辺には配線を通さないと言う事です。僕は今回センターパネルからメーター側に何とか腕が入りましたので途中まで配線を通しその先は針金を使って配線を通して行きました。
運転席側は車速信号の取り出しだけですので、取外したハンドル下のロアパネルを元に戻してナビの取り付け作業を行ってセンターパネルを戻してキズのチェック、電気廻り(ヘッドライト、ウインカー類)、室内の各スイッチ類のチェックを行い作動テスト(前回作動テスト画面を撮ると言いながら忘れておりました・・・スイマセン)を行い終了です。新型エクストレイルの感想は前エクストレイルに比べ作業は数段やり易くなっていると言うのが率直な感想です。デュアリスと比較すると言うのは、デュアリスをここまでバラしていませんので何とも言えませんが、デュアリスの方が難しいかもしれません(^^;。
今日は一つお知らせがあります。当社ブログのリンクコーナーに「Saab Life」さんのブログをリンクさせて頂いていますので、サーブ好きな方是非覗いてみて下さい!!なかなかマニアックな世界で楽しいですよ~(^^)僕も以前エアコンの修理をブログに書いたのですが、グレードの読み方が分からず「Saab Life」のたぁ~坊さんに教えて頂きました(^^)。「中高年ライダーのブログ」さん、「デュアリス、買っちゃった!」さん、今回の「Saab Life」さんと徐々にですが、お仲間が増えてきていると言うのは非常にうれしい限りです!!みんなさんこれからも宜しくお願いします!!。
by KIN