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神戸のカーエレクトロニクスプロショップ『カーテックつかさ』作業日誌ブログへようこそ!カーナビ・カーAV・カーセキュリティ等の取付施行例や、電気系統・エアコン等のトラブル対応例などをご紹介します。
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トヨタ プリウス
プリウス プリウス2
今回の作業は当社が昔からお世話になっております方のお車で、トヨタ プリウスにリバース連動ミラーを取り付けて欲しいと言う事で純正でも社外品でもどちらでも良いので・・・と言う事でしたので、今回純正では無く社外品の部品をご用意させて頂きました。取り寄せ致しました部品は(有)コムエンタープライズ(CEP)社製 バック連動ミラーコントロールキット(Ver1.1)になります。
プリウス3 プリウス4 プリウス5
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それでは早速作業を行って行きます。今回リバース(バック)に連動してミラーをコントロールするのは助手席側のミラーのみですので助手席側サイドステップパネルとキックパネルの取り外しを行って行きます。サイドステップパネルを画像の様に端側より順番に浮かせて行き取り外して行きます。次にキックパネルの固定用プラスチックネジを回して取り外します。外しましたらキックパネルを最終画像内に記載しています様に①を内側へ引っ張り固定用プラスチックピン2ヶ所を浮かせ②の方向へ引っ張り取り外します。
プリウス19 プリウス20 プリウス21
プリウス9 プリウス10 プリウス11
プリウス12 プリウス13 プリウス14
取り外しましたら中段左側画像に丸印を入れました所に助手席側ミラーのコントロール用ラインが有りますのでここより各取り出し用ラインを探して行きます。今回は純正のリバース連動ミラー取り付け用資料が有りましたのでこの資料を元に現車側よりラインの特定作業を行って行きたいと思います。
注)作業時は必ずご自身でテスター等を使用しラインの確認作業を行うようにして下さい。
注)取り付け作業は正規取り付けマニュアルによる作業では有りませんのであくまでも参考資料として下さい。
純正資料に有ります常時電源とアース信号の取り出しラインをテスターを使用して確認して行きます。車両12Pカプラー内の6番端子部が常時電源ライン、4番端子部がアース電源ラインになっていました。次にミラーの上昇及び下降ラインの特定を行って行きます。同じく12Pカプラー内の10番端子部が下降(下・右)ラインで、26Pカプラー内の10番端子部が上昇(上・右)ラインになっていました。同じく26Pカプラー内の22番端子部は下降(下・左)ラインになっていましたが今回の作業では取り出しを行わないラインになります。次に64Pカプラー内の29番端子部がリバース(バック)信号線になっています。
調べた結果を元に取り出しを行って行きますが、ドア側から繋がっているカプラー側で取り出しを行う方が取り出しの作業性は楽なのですが、何か他作業でドア側ラインを外す等の作業が有った場合にはラインを全部取り外す事になりますので、作業性は少し悪いですが車両室内側メインハーネス側より取り出し作業を行って行きます。取り出しは全てハンダを使用しシッカリと取り出しを行って行きます。純正配線を切断して割りこみ接続を行うヶ所にはスプライスを使用して一旦シッカリとかしめて接続してからハンダ付けし最終絶縁テープ等を使用して絶縁処理を施して行きます。
プリウス15 プリウス16
次に今回の製品は設定用スイッチが有りますので設定用スイッチを助手席アンダーカバーに穴開け加工をしスイッチを設置し結線を行います。この時点でエンジンを始動しミラーの下降・上昇のテストを行い設定をしておきます。作動に問題が無ければ各ケーブルを束ね本体を車両ハーネス部等に固定処理を施して行きます。固定が完了しましたら各取り外していましたパーツ類を組み付けして行きます。最終作動チェックを行い問題ありませんでしたので各電気廻りチェック及びキズチェックを行い作業は完了致しました(^^)。
プリウス17 プリウス18
ミラーの下降状態と上昇状態の画像を撮ったのですが時間が無かった為慌てて撮ってしまいましたので少し分かり難い画像になってしまいましたが何となくミラー位置が変化しているのがお分かりになりますでしょうか(^^;。この様な感じで車両を後退させる時等に確認し易くバックでの車庫入れ時に役立つ機能の商品になります(^^)。皆様如何でしょうか(^^)!!。
by まっちょ
 
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