



今回は業者様から「エアコン風量スイッチの④しか風が出ないので診て欲しい」とご依頼を頂きました。以前のブログ(2008・11・18)でご紹介させて頂きました時と同じように④の位置でブロアモーターが作動していますのでブロアモーターの不具合ではありません。と言う事は前回同様ヒーターレジスターの不良が考えられますのでヒーターレジスターのチェックを行って行きます(ヒーターレジスターについての詳しい説明は前回社長が記載させて頂いておりますのでそちらのブログをご覧下さい)。




ヒーターレジスターは左上画像の位置に取り付けされていますので電源コネクターを抜き取り付けビス2本を外します。取り付けビスが外れましたらレジスター本体をヒーターケースから抜き取ります。




ヒーターケースから抜き取りましたレジスター本体をチェックしてみましたところ上段画像のように基盤部が損傷しておりました。ヒーターレジスター本体の不良が確認出来ましたので業者様にご連絡を入れ「部品を交換して欲しい」と言う事になりましたので当社で部品をご用意させて頂き交換作業を行いました(取り付けは取り外しの逆の手順で行います)。


新品ヒーターレジスターを組み付けしましたらエンジンを始動しエアコン風量スイッチを①→②→③→④の順番で切り変えて行き風量が変化しているかチェックします。風量の変化に問題が無い事が確認出来ましたらいつものように最終キズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。
さてここ数日当社はエアコン修理や修理のお見積もりが続いているのですが皆さんのお車のエアコンの効きはいかがでしょうか?。これから益々暑くなって来ると思いますがいざと言う時にお車のエアコンが効かないと言う事にならないよう早めのチェックをお薦め致します。今年は節電の影響で自宅や仕事場、学校などエアコンなどの使用を控えなければならなくなっていますし被災地ではエアコンが無いと言う方が沢山いらっしゃいます。日本全土で我慢の夏になりそうですが、食事・睡眠・水分をしっかり摂って熱中症や体調管理に十分注意しましょう!!。
by KIN
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