






今回は昨日のブログの続きでナビゲーションの取り付け作業をご紹介させて頂きたいと思います。まずは各アンテナの設置作業を行って行きます。地デジTVのフィルムアンテナ貼り付け位置を決め脱脂作業を行います。脱脂作業を行いましたフロントガラスにフィルムアンテナとアンテナを貼り付けしましたらアンテナ線を天張り内に通して助手席側Aピラーへ引き廻します。運転席側の地デジTVアンテナ貼り付け&引き廻し作業と同時にVICSビーコンアンテナの設置作業を行います。VICSビーコンアンテナを2段目左下画像の位置に設置してアンテナ線をダッシュボードとフロントガラスの隙間に這わせて助手席側へ引き廻します。運転席側の地デジアンテナとVICSアンテナの設置作業が終わりましたら助手席側の地デジTVアンテナ(右上画像)とGPSアンテナ(2段目右画像)の設置作業を行います。各アンテナの設置作業が終わりましたら社長が引き廻してくれましたバックカメラ線と地デジTVアンテナ線を助手席側Aピラー車両配線に這わせてVICSビーコン&GPSアンテナ線と共にダッシュボード内へ引き込みます。ダッシュボード内へ引き込みました地デジアンテナ線はグローブBOX取り付け位置に引き廻してVICSビーコン&GPSアンテナ線とバックカメラ線はオーディオ取り付け位置へ引き廻します。







次はナビ電源線の接続作業と各信号線の接続作業を行います。まずはナビ電源線とオーディオ変換ハーネスの接続状態や配線にダメージが無いか確認作業を行います。ナビ電源線の状態に問題が有りませんでしたので車両側のオーディオ電源&ラジオアンテナコネクターを接続します。電源コネクターの接続作業が終わりましたら各信号取り出し配線を車速&サイドブレーキ信号線はメーター取り付け位置へリバース(バック)信号線はグローブBOX奥上側の集中コネクター位置(左下画像)へそれぞれ引き廻します。車速&サイドブレーキ信号の取り出し位置はメーター裏に接続されています白色40ピンコネクターの各配線へ接続します(2段目の画像を参考にして下さい。注・・・車両によっては車両側の車速信号線が無い場合も有るそうで3番目の位置に配線が無い場合は専用配線が必要になりますのでディーラー様等にご確認下さい)。リバース(バック)信号線は集中コネクター配線の束から黄/赤線を探して接続します(ダッシュボードが分割されるそうなので本来はダッシュボードのアッパー側を外して接続作業を行うそうです)。今回の車両には有りませんでしたが オーディオ電源コネクター付近にオプションコネクターが有るタイプの車両も有るようですのでオプションコネクターが有る場合はそちらで各信号の取り出し作業を行って下さい。






次は地デジチューナーリモコン受光部の設置作業を行います。リモコン受光部の取り付け位置は左上画像のパネル部に取り付けしますのでパネルを手前に引っ張って外します。パネルを取り外しましたらドリルを使用してリモコン受光部配線を通す為の溝を作ります(2段目左画像)。受光部配線を通す為の溝を作りましたらパネルの脱脂作業を行い受光部を貼り付けます。リモコン受光部の取り付け準備が終わりましたら左下画像のようにダッシュボードの緑〇印部にもドリルを使用して溝を作りリモコン受光部配線をオーディオ取り付け位置→グローブBOX取り付け位置の順番で引き廻してパネルを元通り組み付けます(パネルを組み付けましたら配線が噛み込んでいないかチェックしておきます)。




次に地デジチューナーの設置作業を行って行きます。先程も少し書きましたが地デジチューナーはグローブBOXに設置しますのでグローブBOXに各配線を通す為穴開け作業を行います。穴を開けましたグローブBOXにアンテナ・電源・リモコン受光部配線を通しグローブBOXを車両に組み付けます。組み付けしましたグローブBOXの脱脂作業を行い地デジチューナーに各配線を接続してチューナー本体をBOX内に貼り付けます。




地デジチューナーの設置作業が終わりましたらナビユニットの取り付け作業を行って行きます。オーディオブラケットをナビユニットに組み付けしましたらナビユニットを落とさないよう注意しながら車内へ持ち込み各配線類を接続します。ナビ電源線や各アンテナ線の接続忘れや抜けが無い事を確認しましたら各配線類の噛み込みに注意しながらナビユニットを車両へ組み付けます。ナビユニットの組み付け作業が終わりましたら取り外しましたパネル&カバー類を元通り組み付けして作動確認を行います。




エンジンを始動しナビユニットが正常に作動している事を確認しましたら車両を工場の外に出します。地図画面で現在地が合っているか確認しましたら接続状態チェック画面を出し各信号線の接続状態に間違いが無いか確認します。ナビ側の作動確認が終わりましたらオーディオ類の作動確認を行って行きます。FM/AMラジオ・地デジTVのチューニングを合わせ各受信状態をチェックします。オーディオの各作動にも問題が無い事が確認出来ましたら車両を工場内へ戻し最終キズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。
by KIN
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