

今回の作業は以前当社で作業を行わせて頂きました一般のお客様より、追加でフロントカメラの取り付けをお願いしたいとのご連絡を頂き今回ご入庫頂きました(^^)。前回はレーダー探知機・ドライブレコーダー・TV/ナビキット・外部入力端子の設置作業でご入庫頂きました。今回の設置予定のフロントカメラはお客様の方で動作確認済みと言う事で商品のお持ち込みでの作業になります。

取り付け致します商品は、アルパイン製のマルチビューフロントカメラ(HCE-C200FD)とHCE-C200シリーズ用電源BOX(KCX-C200B)になります。


それでは作業を進めて行きたいと思います。まずボンネットを開き右側画像に有ります黒色のパネルを取り外して行きます。パネルは多数のプラスチックピンで固定されていますので全て取り外してからパネルを外します。



次にナンバープレートを取り外し、ナンバープレートフレームの加工作業を行うのですが今回はお客様が既に加工して下さっていましたので次のステップへ進みます(^^)。T字型ステーの先端部に説明書に記載されている通りにマルチビューフロントカメラの固定を行います(仮設置)。固定が出来ましたらナンバープレートフレーム部の切り込み部に注意しながらT字型ステーを宛がい設置に問題が無い事を確認し、T字型ステーとナンバープレートを共締めにて固定して行きます。この際カメラ用ケーブルをナンバーフレーム裏側のバンパー開口部よりケーブルを引き込みしグリル位置付近まで引き廻しておきます。


ナンバープレートの固定が終了しましたら先程グリル付近まで引き廻しておきましたカメラケーブルに電源BOX接続用の延長ケーブルを接続します。接続部には抜け等防止の為絶縁テープ等を巻き付けておきます。それではこの延長ケーブルを車両室内側へ引き込みする為に車両ハーネス部等へ沿わせて引き廻し固定処理を行って行きます。車室内へ引き込みする位置はエアクリーナー後ろ辺りに既存車両ハーネスを引き込みしているグロメットが有りますのでこの位置より室内へと引き込んで行きたいと思います。作業を行う為エアクリーナーBOXが干渉しますので取り外しを行い作業スペースの確保を行います。有る程度準備が出来ましたら室内側引き込み位置の確認を行う為助手席側グローブBOX等の取り外しを行います。



助手席側グローブBOXの取り外しを行います。最初にダッシュパネルサイド部のパネルを取り外しておきます。これより時間の都合の為余り画像が撮れませんでしたので、申し訳ございませんが文章で進めて行きたいと思います(^^;。グローブBOXの取り外しを行うには、BOX下部に有りますエアバックユニットを先に取り外しする必要が有ります。画像が無いので分かり難いかとは思いますが・・・先程外しましたサイドパネルの開口部より10mmボルト2本がすぐに見えますのでこのボルト2本を取り外します。次にエアバックパネル下部の右側に固定用10mmボルトが固定されているので取り外しますと、グローブBOX下側のエアバックユニット&パネルが手前に出て来ますので外します。外れましたらグローブBOX下部の固定ビス2本が留まっていますので取り外し、次にBOXのフタを開き内部上側に留まっていますビスを外しますと全体が手前に取り出す事が出来ますので各カプラーを抜き取ります。


グローブBOXの取り外しが終わりましたらBOX奥側にエンジンルームより引き込まれて入るハーネスの位置確認が出来ましたのでエンジンルーム側よりグロメットを少し手前に引き出しゴム部に穴を開けカメラケーブルを車室内へと引き込みして行きます。引き込む為にグロメット部に穴を開けましたので防水処理の為この位置にコーキング剤をシッカリと塗布し乾燥させます。室内へと引き込みしましたケーブルは車両ハーネスに沿わせ固定して行きセンターコンソール助手席側サイド部まで引き廻して行きます。



センターコンソールサイド部のマットを少し捲りました位置に電源BOXを設置する事になりましたので電源BOXを固定し先程引き廻してきましたカメラケーブルを接続します。次にバックカメラ映像用のRCAケーブルを電源BOXに接続し前回作業で取り付けしていました外部入力端子へ接続します。入力端子も同じサイドパネル付近に設置していましたのでシッカリと接続します。次に電源BOXのON/OFF及び視点切り替え用スイッチをハンドル右側へ設置し(画像は最終で載せています)ケーブルを電源BOXまで引き廻し接続します。後は電源BOX用ACC(アクセサリー)電源の取り出しを行います。電源取り出し位置は車両センターコンソールに有りますシガーソケット部より取り出しを行います。上段右側画像の様にシガーソケット部裏側より電源カプラーを抜き取ります。検電器テスター等を使用しACC(アクセサリー)電源の確認を行います。今回の車両では赤線がアクセサリー電源でしたのでこの配線の被覆を捲り取り出し用電源を接続しハンダし使用してシッカリと取り出しを行います。取り出し位置は必ず絶縁テープを使用し絶縁処理を行います。アースは車両側鉄板部のボルト位置に共締めで取り出しを行っています。



組み付けが終了しましたらエンジンを始動しカメラの映像チェックを行いカメラの角度調整を行います。画像の様に正面画像と・両サイド画像・上からの見おろし画像と3種類の画像が切り替えによって映し出されます。



角度調整も問題無く終了致しましたので各電気廻りのチェック・キズチェックを行い作業は終了致しました(^^)。画像を観て頂けばお分かりになるかと思いますが、やはりこの様に専用のステーが有りシッカリと固定が出来ると見た目にも綺麗ですし余り違和感無いですよね(^^)。
Y様この様な感じで作業を行わさせて頂きました。ありがとうございました(^^)!!。
by まっちょ
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