



今回はディーラー様からのご依頼で新車のノート(ライダー)へナビユニットと以前お乗りだったのお車に取り付けされていましたETC車載器(動作確認済みです)の取り付け作業です。各取り付け部品はディーラー様とのご相談の結果当社でご用意させて頂きましたモノを取り付けして行きます(下段画像)。


それでは作業に取り掛かって行きたいと思います。まず各パネル&カバー・グローブBOX・オーディオブラケットを取り外しを行うのですが各室内部品の取り外しは以前のブログで詳しくご紹介させて頂いておりますのでそちらのブログを参考にして頂ければなと思います(画像が多くなり長~いブログになりそうでしたので省略させて頂きました(^^;)。各室内部品を外しましたら地デジアンテナ貼り付け位置の位置決め作業を行いフロントガラスの脱脂作業を行います。






フロントガラスの脱脂作業が終わりましたらまず運転席側の地デジアンテナを貼り付けします。この時ブルートゥース(ハンズフリー)用マイクとETCアンテナも左上画像の位置に設置し各配線を天張り内に通して助手席側へ引き廻します。次に助手席側の地デジアンテナを貼り付けしましたらアンテナ線を運転席側の各配線類と共に助手席側Aピラー車両配線と束ねてダッシュボード内へ引き込みます。各配線類の引き込み作業が終わりましたらダッシュボードの脱脂作業を行い左下画像の位置へGPSアンテナを設置しアンテナ線をフロントガラスとダッシュボードの隙間に這わせてダッシュボード内へ引き込みます。ダッシュボード内に引き込みました各アンテナ線とマイク線を車両配線に這わせながら(下段中央画像)オーディオ取り付け位置へ引き廻します(ETCアンテナは車載器本体をグローブBOX内に設置する為グローブBOXの取り付け位置付近に引き廻しておきます)。




次に各電源線の接続作業を行います。今回ETC電源はオーディオ変換ハーネスで取り出ししますので変換ハーネス側の常時&ACC(アクセサリー)電源ギボシをダブルタイプに変更して接続します。アース線もナビ電源アース線の配線にギボシ付き配線を接続しETC電源アース線の接続作業を行います。




接続準備が整いましたオーディオ&ラジオアンテナ変換ハーネスを車両オーディオ&ラジオアンテナ電源コネクターに接続します。変換ハーネスの接続作業が終わりましたら各信号線の取り出し作業を行うのですが前回(2010・9・4)のブログでご紹介させて頂きました車両には各信号取り出し用のオプションコネクターがオーディオ電源コネクター付近に有ったのですが今回の車両には有りませんでした。グレードなどの違いでオーディオ電源コネクター付近にオプションコネクターが無い場合は左下画像のように車両配線へ巻き付けられていますオプションコネクターから車速&サイドブレーキ信号線の取り出し作業を行って下さい(リバース(バック)信号線の接続は後程出て来ます)。




次にETC連動コードとUSB接続ケーブルをオーディオ取り付け位置からグローブBOX取り付け位置へ引き廻します。この時リバース(バック)信号取り出し配線も車両配線に這わせながら助手席側キッキングカバー取り付け付近に引き廻します。フロアカーペットを捲りますと16極のコネクターが見えると思いますのでこのコネクター内の黄線へリバース(バック)信号取り出し配線を接続します(各信号線の接続データーはあくまでこの車両のデーターです。配線色や位置は必ず現車で確認を行うようにして下さい)。



各配線の接続と引き廻し作業が終わりましたらETCアンテナ&電源線とUSB接続ケーブルをグローブBOX内に引き出す為グローブBOXの穴あけ作業を行います。穴のあきましたグローブBOXに各配線類を通し各配線類の噛み込みに注意しながらBOX本体を車両へ組み付けます。グローブBOXを車両へ組み付けましたら車載器貼り付け面の脱脂作業を行いアンテナ&電源線をしっかり接続して車載器本体を左下画像の位置へ貼り付けます。



次にオーディオブラケットをナビユニットへ取り付けして行きます。純正小物入れがオーディオブラケットに取り付けされている場合かなりの確率でトルクス(菊型)ビスが使用されていると思います。トルクスビスを外せる工具をお持ちでない方はご注意下さい。オーディオブラケットを小物入れから外しましたらブラケットの方向に注意してナビユニットへ取り付けます。以上でナビユニット取り付け準備は完了になりますのでオーディオパネル以外の各パネル&カバー類を元通り組み付けしておきます。






ナビユニットを車内へ持ち込み各配線類の差し忘れや抜けが無いようシッカリ接続しナビユニット本体を車両へ組み付けます。ナビユニットを車両に組み付けましたらオーディオパネルを組み付けする前にB-CASカードの挿入作業とETC車載器が連動されているか確認作業を行います。B-CASカードのスロットは中央画像のようにモニターを開けた位置に有りますのでモニター部を開けてB-CASカードを挿入します。次にETCカードを車載器に挿入し地図画面上にETCのマークが表示される事を確認します。各作業に問題が無い事を確認しましたらオーディオパネルを組み付けし最終確認作業を行って行きます。





エンジンを始動し車両を工場の外へ出しましたら地図画面の現在地が合っているか確認します。次に車両信号情報画面で各信号線の取り出しに間違いが無いかをチェックします。ナビユニット側の作動に問題が無い事を確認しましたらオーディオ類の作動確認を行います。FM/AMラジオと地デジTVの放送局を合わせ各受信状態をチェックします。 オーディオ類の作動にも問題の無い事が確認出来ましたら車両を工場内へ戻しいつものようにキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。

さて本日は毎年この時期のブログでご紹介させて頂いておりますが関西商人のお祭り「えべっさん」に行って参りました。今年はえべっさんが連休と重なってしまったと言う事も有り本日最終日の「残り福」に行って来ました。残りものには福が有ると言いますので今年1年当社にも良い事が沢山有れば良いなーと思います(^^)。
昨日は成人の日でしたが成人の日を迎えられた皆様おめでとうございます!!。これからもっともっと楽しい事や嬉しい事が沢山待っていると思いますが逆に大変な事や嫌な事も有るかもしれません新社会人の皆さん頑張って下さい!!(^^)。
by KIN
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