

今回の作業は業者様よりBMW ミニ(R52)にナビゲーションの取り付けをして欲しいとのご連絡を頂き作業を行いました。商品はナビゲーション本体のみがお客様お持ち込みで他の部品は当社でご用意させて頂きました。取り付け致します商品はパイオニア製品ナビゲーションAVIC-VH9990になります。他パーツはCD-RGB430(RGB延長ケーブル)と専用取り付けキットGE-BM101とGE-BM104、パナソニック製品ETC車載器CY-ET909KDになります。






ナビゲーションは1DIN+1DINタイプになり、今回の車両では純正オーディオ部には1DINサイズ分しか入りませんので専用KITを使用し上段左画像に記載しています様に純正オーディオ部にはインダッシュモニターを機器スイッチ類の下側の空きスペース部分にナビユニット本体を増設する様な形で取り付けを行います。それでは取り付けを行って行きます。今回の車両はコンバーチブルですので一旦コンバーチブルをフルオープンにしてから作業を行います。運転席及び助手席側のAピラーカバーを取り外しする為に最初にサンバイザーの固定ヶ所ネジ2ヶ所を緩めて取り外します。外しましたらAピラーカバーの勘合部の引っかけツメ部の破損に注意しながら浮かせ下段中央画像の様にカバーを浮かせて行き取り外しを行います。




次にバイザーの固定部になります画像の部品をカバーを捲り中のビスを外して取り外しを行います。次にルームランプ言ユニットをb画像内記載の矢印部側よりズラして取り外しを行います。ここからは画像が有りませんが(^^; ルームミラー本体の軸部を持ち左回転約90°捻りますとルームミラー本体が取り外し出来ますので外します。次に残りました天バンパネルをツメ両サイド2ヶ所を浮かせてズラしておきます。





次に助手席側グローブBOX部の取り外しを行います。最初にダッシュパネルサイド部のカバーを取り外します。次にグローブBOXを開き固定用ビス5ヶ所を緩めて取り外しましたら、BOXを手前に引き抜く様な感じで引き出しランプユニットカプラーと純正AUX端子カプラーを外しグローブBOXを取り外します。




次に運転席側のハンドル下側アンダーパネルの取り外しを行います。パネル上部を上段右側画像の様に手前に引き抜き下段左画像の様に全開にしパネルを手前に引き抜き取り外しを行います。








アンダーパネルが外れましたら運転席側のオーディオサイドパネルの固定ビス上部が緩める事が出来ますので上段左画像の固定ビス2ヶ所を外して中央画像の様にパネルを下方へ引き下げフリーにしておきます(反対側も同様手順で取り外しを行います)。
次にセンターシフト廻りのパネルの取り外しを行って行きます。シフト廻りのパネル部を上方へ引き上げておき穴部より手を入れミラー開閉用スイッチパネルを下側より押し上げ浮かせます。浮きましたら接続されている2カプラーを抜き取りスイッチを取り外します。取り外しましたカバー内にパネル固定用ビスが2ヶ所有りますので緩めて取り外します。次に前側のドリンクホルダー内にもパネル固定用ビスが2ヶ所有りますので外します。シフト廻りパネル前方部のセンター下部パネル固定用ビスを1本外しパネルを取り外します(このパネルは今回の作業では再使用しませんので保管しておきます)。


一通りパネル類の取り外しとズラし作業が終わりましたらオーディオサイドパネルを左右共下側へズラして取り外します。この状態でオーディオ固定用ビス4ヶ所を外し純正オーディオを取り外します。
大まかな分解作業は終わりましたので次は取り付け作業にかかって行きます(^^)。時間の都合で画像は有りませんがフロントガラス部には地デジ用フィルムレスアンテナが4枚とETC用アンテナが1個設置する形になりますので各位置決めを行い貼り付けを行って行きます。次に地デジ用アンテナケーブルとETCアンテナケーブルを引き廻して行きます、天バンパネル部の裏側にはラジオアンテナケーブルが有りますので干渉を避ける為極力離した位置に地デジ用アンテナケーブルを這わせて固定し引き廻しを行って行きます。引き廻しましたら助手席側Aピラー側よりグローブBOX裏側へ引き廻し長さ調整を行いながらナビユニット取り付け位置まで引き廻して行きます。


次にグローブBOX内にETC車載器を設置する為ケーブルを引き廻す為の穴開け加工を施します。開けました穴部には最終組み付け時ですが、ETCの電源カプラーとアンテナケーブルとナビハンズフリー用ケーブルを通しますので準備をしておきます。





次に車速信号の取り出しとリバース信号の取り出しを行う為助手席側キック&サイドステップ一体型パネルの取り外しを行います。キックパネル部固定プラスチックピンを外したらパネル後部のシートベルトを外します。次にパネル固定用プラスチックピン3ヶ所を外してパネル全体を取り外します。

キット内付属の電源カプラーとナビゲーション側電源カプラーの各配線を接続して行き取り付けの準備を行います。各接続部には抜け防止や絶縁防止の為絶縁テープを巻き付けし、最終配線側も絶縁テープで巻き付けを行って行きます。


車両側オーディオカプラー部にキット付属のカプラーを接続しましたら車速&リバースケーブルを助手席グローブBOX裏側へと引き廻して行きます。今回車速信号線の取り出しは助手席側キックパネル上部の車両既存ハーネス束内の黄/緑線より取り出しを行いました。リバース信号線はキックパネルヒューズBOX奥側のハーネス束内の青/黄色線より取り出しを行いました。各接続はハンダを使用接続し絶縁テープを仕様し最終絶縁処理を施します。

B-CASカードホルダーの設置はグローブBOX裏側へ設置しますので先にBーCASカードを挿入し本体をグローブBOX設置位置奥側へ固定しておきます。


ナビユニット本体固定裏側へ各ハーネスを引き廻してきました。ナビユニット本体を固定する為キット内付属の専用ブラケットを画像の様に既存のビスを一旦取り外しサイドブラケットを既存ビスで固定します。右側画像の様にナビユニット本体へ専用ブラケットを取り付けし各ハーネス類を接続し先程取り付けしました専用ブラケット部へ接続します。
画像は有りませんがモニター側も同様専用ブラケットを使用して固定を行います。


画像の様に純正オーディオ位置へインダッシュモニターが設置されました。操作機器スイッチの下側の空きスペースには新たに外品ナビユニット本体が増設されました。見た目にも違和感なく取り付けされています(^^)。昔まだキットが販売されていなかった時はステーを曲げて無理やり吊り下げて取り付けをした事が有りました(^^;当たり前ですが、見た目もまとまり具合もやはり専用キットでの取り付けの方が良いですね(^^)。




各取り付けが完了しましたのでエンジンを始動し各作動チェックを行います。工場より一旦表へ出しGPS受信や地デジTVの確認や各取り出し信号の確認を行います。問題ありませんでしたので各チューニングを行い一旦工場へ車を戻します。





各取り付けの画像になります。各電気廻りのチェックを行い、キズチェックを行い問題ありませんでしたので作業は終了となりました(^^)!!。
途中から納車の時間が早まりましたので急遽急ぎの仕事になり画像を余り取る事が出来なくなりましたので画像が中途半端になってしまいました・・・スイマセン(^^;。
またこれからも頑張って撮って行きたいと思います!!
by まっちょ
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