

今回はいつも僕達がお世話になっております方から「会社の人のアルファードをフォグランプをHID化したい」とご依頼を頂きました。部品はお客様とご相談の結果右画像のハートネット社製フォグランプ専用HIDキットを当社でご用意させて頂きましたモノを取り付けして行きます。






それでは作業に取り掛かって行きたいと思います。まずフロントバンパー取り外し準備を行いますのでボンネットを開け左右フロントフェンダー&ヘッドライトに保護テープを貼り付けしキズ防止対策を施します。次に上段中央画像のフロントグリル取り付けビスを外しグリル本体を手前に軽く引きながら上方向へ引き抜きます(フロントグリル下部に3ヶ所位置合わせ用ピンが有りますのでピンを割ってしまわないよう注意して取り外しを行って下さい)。フロントグリルを外しますとバンパー取り付けピン3本が見えますので外します。








次にタイヤハウス内のバンパー取り付けボルトとプラスチックピンを外します。タイヤハウス内のボルト&ピンを外しましたらバンパー前部の取り付けボルトを外しバンパー下に潜ってプラスチックピン&ビスを外します(画像は全て運転席側の画像ですが助手席側も同じ数のボルト・ビス・プラスチックピンを外します)。


フロントバンパー取り付けボルト・ビス・プラスチックピンを外しましたら左画像の手順でバンパーを車輛から外し左右フォグランプ電源コネクターを外してバンパーを安全な場所に移動させます。バンパーを取り外す際は大型と言う事も有り落下させてしまう恐れも有りますのでなるべく2人以上で作業を行うようにして下さい。





フロントバンパーが外れましたらリレーキット(電源キット)を準備し接続作業を行って行きます。まずリレーキットの電源線を間違えないように注意してバッテリーターミナルのプラス・マイナス線に接続します。電源線は右上画像のように車両配線と束ねて助手席側ヘッドライト下に引き出します。引き出しました電源線に取り付けされていますリレー本体をドリルビスを使用して車両フレーム部に取り付けします。






次に車両側フォグランプ信号線(フォグランプのスイッチをONにした時電圧の掛かる配線)の確認作業を行いHIDキット側のフォグランプ信号取り出し用配線の準備を行います(このフォグランプ信号取り出し配線のプラス・マイナス線も間違えないよう注意して下さい)。準備の出来ましたフォグランプ信号取り出し配線を右上画像のように車両フォグランプ電源コネクターへしっかり接続しリレーキットの電源線と接続します(この作業は片側のみの作業になりますので運転席側のフォグランプ電源線は絶縁テープを巻き付けして防水処理を施し車両配線と束ねておきます)。 フォグランプ信号線の取り出し&接続作業が終わりましたらバラスト本体を下段中央画像の位置に設置し電源線の接続作業を行います。最後にイグナイターを右下画像の位置へ設置しましたら助手席側の作業は完了になります。


次は運転席側のバラスト&イグナイター設置作業を行います。リレーキットからの電源線を左画像のように車両配線に這わせてタイラップ(結束バンド)で束ねて準備します。運転席側もドリルビスを使用し右画像の位置へバラスト&イグナイターを設置し電源線をしっかり接続します。





各配線引き廻し&接続作業が終わりましたらバルブ交換作業を行います。純正フォグランプバルブを上段中央画像の手順で外しHIDバルブのガラス管部に触れないよう注意してフォグランプユニットへ取り付けます。左右HIDフォグランプバルブの取り付けが終わりましたらイグナイターからの電源線と接続しバンパーを元通り車両に組み付けます(この時もバンパーの落下を防止する為2人以上で作業を行うようにして下さい)。


フロントバンパーの組み付け作業が終わりましたらエンジンを始動しフォグランプスイッチをONにして作動確認を行います。左画像が純正フォグランプ点灯画像で右側の画像がHID化しましたフォグランプの画像になりますがかなり明るくなり雰囲気も変わりますね(^^)。フォグランプの作動に問題が無い事を確認しましたら最終キズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。
さて今回のブログはフォグランプのHID化と言う作業でしたがいつもHIDの取り付け作業を行っておりますと思うのですが僕の車(ライフダンク)もHIDランプではないのでHID化したいな~と思ってしまいます(^^)。もしHID化する時はブログにしたいと思いますので当社ブログをご覧の皆さんの中でダンク乗りの皆さん、しばら~~~くお待ち下さい(^^;。
by KIN
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