今回は業者様から「ナビの盗難に遭った車両の配線を点検して欲しい」とご依頼を頂きましたので早速車両をご入庫頂いて点検作業を行いましたところナビの配線はもちろんの事車両側のオーディオ電源コネクターとラジオアンテナ線も切断されていました(下段中央画像)。通常ですとメインハーネスの交換になってしまうのですが当社お隣の部品屋さんで見積もりをお願いしましたら「メインハーネスの値段が10万円を超えてしまうけど・・・」と言う連絡を頂きました。部品代に工賃(ダッシュボードの脱着&メインハーネス交換)が加わりますと・・・と言う事で業者様とご相談の結果「解体部品の日産純正コネクターを接続して貰えませんか?」と言う事になり部品屋さんで右下画像の日産純正オーディオ電源コネクター(ノート用)を手配して頂きました。ラジオアンテナ線は新品部品をご用意させて頂き交換作業を行います。
まず切断されていましたナビの各配線類を取り外します。次にラジオアンテナ線の交換作業に取り掛かって行きます。ラジオアンテナ線は全ての配線を交換するのではなく助手席側Aピラー部にジョイント(右画像)が有りますのでここからオーディオ取り付け位置までの配線を交換します。ラジオアンテナ線は中央画像のような配線留めクリップ数ヶ所固定されていますのでクリップを外しながら配線を外します。アンテナ線が外れましたら新品のアンテナ線を同じ位置に通して取り付けます。
次に電源コネクターの接続作業を行うのですが取り寄せしましたオーディオコネクターがノート用(解体屋さんが各配線に常時電源や各スピーカー線のタグを付けてくれていました)で配線色が違いますのでいつもお世話になっておりますディーラー様にお願いしてティーダの配線図頂き接続作業を行って行きます。車両側の常時&ACC(アクセサリー)・イルミネーション電源線は検電器を使用すれば判断出来るのですがスピーカー線はプラス側とマイナス側が有りますので配線図で確認しながら接続作業を行います。同じティーダでも年式やグレードによって配線色が違うようですので画像のデーターはあくまで参考データーと言う事でご覧下さい。ちなみに画像の配線図は平成20年式のティーダラティオで出して頂いた資料になります。各配線の接続間違いが無い事を確認しハンダ処理を施し収縮チューブを接続部に取り付けます。各配線接続作業が終わりましたら純正オーディオに接続してオーディオの作動チェックを行います。「オーディオの作動に問題が有りませんでしたのでオーディオ&パネルを組み付けし各キズ&電気廻りチェックを行って作業終了です」と書きたいところなのですがオーディオブラケットとオーディオ&エアコン操作パネルの入庫に数日掛かってしまうと言う事と部品待ちの間業者様が運転席側ドアのガラス交換を行われる為お車を一旦お返ししました。今回は完成画像が無くて申し訳ございません(^^;。
さて今回は車上荒らしの後処理作業でしたが何度やっても気持ちの良い作業では有りません。被害に遭われたお客様もお気の毒ですし車好きの僕達にとっては車も可哀相です。もちろん仕事ですのでこう言う作業もしますがやっぱり喜んで頂ける作業の方が良いですね(^^;。何とかこう言った犯罪が1件でも多く減らないものですかね~。
by KIN