

今回は業者様からのご依頼でアルファードにアルパイン製後席用フリップダウンモニター(TMX-R1100)とアルファード用スマートインストールキット(KTX-Y120DG)の部品持ち込み取り付け作業です。






まずは取り付け位置の確認を行いリヤエアコン用操作パネルを外します。操作パネルが外れましたら取り付け金具のツメを起こしてこの金具を外します。モニター取り付けブラケットを仮組みして固定ビスを取り付けする位置を決めて天張りに穴を開けます。







ブラケット取り付けの準備が終りましたらDINコードを通す準備を行います。助手席側Bピラーカバーを画像の手順で外して行きます。




次にDINコードのモニター側と照明用配線を長い針金を使用して天張り内に通してリヤエアコン操作パネル部まで引き廻します。DINコードの反対側はACC(アクセサリー)電源とアース線・映像入力用RCAコードがありますので右下画像のように車両配線に這わせます。


画像には無いのですがステップパネルを外してACC電源をシガーライター電源から取り出しを行いました。センターパネルの外し方は前回のブログを参照して下さい。アース線もボディー側アースポイントに接続してあります。車両TVチューナーから出ています映像出力コードと接続しています。言い訳になってしまいますが今回のブログ画像が少ないです(T T)。何故かと言いますと「気にせず作業進めて下さい(^^)」と業者様のお言葉を頂いていたのですが 作業完了次第納車の為お待ち頂いておりましたので作業メインで進めておりました。アルファードオーナーの皆さん申し訳ございませんm(_)m。



モニターブラケットを取り付けしモニター本体と各電源線を接続してブラケット廻りの化粧カバー&本体を共締めして作動確認を行います。このアルファードのオーナー様がDVDプレイヤーに挿入されていましたDVDが日産ノートのCMでお馴染みの「ザ・ワールド・オブ・ゴールデンエッグス」のDVDで業者様も僕も大好きですので2人で大爆笑していました(^^)。後はいつものように取り外しました各パネル類の組み付けとキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。業者様からお約束の時間に無事納車完了と大変喜んでおられたとのご連絡を頂き一安心です(^^)。業者様、オーナー様ありがとうございました!!(^^)。
by KIN
今回は前回エアコン修理でご入庫して頂きましたお客様からのご依頼でポータブルナビ&ETC車載器の取り付け作業ブログです。
ポータブルナビはお客様のご希望で当社初のお取り付けになりますパイオニア製ポータブルナビ「Air nabi (AVIC-T10)」とモニター位置をお好みの位置に移動出来るモニターベース・シガーライターソケットを使用出来るようにする為のシングル電源ソケットをご用意させて頂き取り付け作業に掛かって行きます。
まずメーター廻りのパネルを取り外す準備を行います。養生作業を行ってまずは見えているビスの取り外します。ハンドルコラムカバー・コラムカバー下ロアパネルを外します。
メーターパネルの隙間にオーナメントリムーバーツールを差し込んでパネルが浮くかを確認しながらパネルが浮かない位置を調べます。そうしますと上段3枚の画像と左下画像の位置にビスがある事が確認できましたので各操作パネルを外しそれぞれのビスを外して行きます。無理にパネルを浮かせようとしてパネルが割れてしまったり ヒビが入ってしまわないように注意しながら取り外しを行いました。さすがにこの年代の車両のパーツとなりますとなかなか見つからないと思いますのでいつも以上に 慎重に作業を進めて行きます。全てのビスが外れましたらメーターパネル本体を外しますと右下画像のようになります。
次に電源取り出し用シングルソケットとETC用電源の取り出し作業を行います。常時電源・ACC(アクセサリー)それぞれを左上画像の車両配線に巻き付けハンダ&絶縁処理をしっかり行いボディー側のアースポイントにアース線を接続します。左下画像はナビ側電源ソケットと電源取り出し用シングルソケットの接続画像でこの接続部も抜け防止の為絶縁テープをしっかり巻き付けます。
次にメーターパネルの加工を行います。お客様とのご相談の結果「配線はなるべく目立たなくして欲しい」と言うご要望でしたのでパネルを少し削りここからナビ電源線を取り出す事にしました。次に電源線を左下画像のように取り廻して噛み込み等の無い位置に通します。この時ETCの電源線もオーディオ裏を通して助手席側に引き廻しておきます。これでメーターパネル廻りの作業は終了ですので各パネル類の組み付けを行いダッシュボードの脱脂作業を行いモニターベースを貼り付けし運転席側の作業は完了です。
次は助手席側(ETC取り付け)の作業に掛かります。前回当社社長がエアコン修理ブログ時に詳しく書いていたと 思いますのでグローブBOX廻り取り外しの説明は省かせて頂きますがAピラーカバーの取り外しは無かったので書いておきたいと思います。まずウエザーストリップ(右上画像)を外し隙間からピンの取り付け位置を確認します。このAピラーカバー薄型でさらに金属製ピンが2ヶ所とスライドで留めるタイプの金属製ピンで取り付けされていて無理に引っ張りますと割れてしまいそうでしたのでまずAピラーカバー上部にウエスを厚めに巻いたマイナスドライバーを隙間に差し込みピン付近でドライバーを捻りますとボコッと浮きましたので続けて中央部のピン位置で同じ作業を行い2ヶ所のピンが浮いたところで再度確認しましたらスライド留めになっているのが確認出来ましたのでAピラーカバーを引き上げて取り外しを行いました。無事Aピラーカバーが外れたところでフロントガラス(左上画像)の脱脂を行いETCアンテナを貼り付けしてAピラーに這わせスポンジテープを使用してアンテナ線を固定しグローブBOX付近に引き廻します。
今回のETC本体取り付け位置もお客様のご要望によりグローブBOX内に取り付けと言う事でグローブBOXに穴開け加工を施してアンテナ&電源線を引き込みETC本体と接続します。
後は作動テストを行いキズ&電気廻りのチェックを行い作業終了です。今回のポータブルナビですが正直ナメていました(^^;。以前のポータブルナビはルートが大きく外れないにしてもズレがあったり していたと思うのですが今回の「Air navi」かなり精度が良いと思います。試運転をして確認してみたのですがキッチリ合っていました(^^)。通常ナビゲーションはGPS受信による緯度経度情報で地図上の位置を指し、車速信号やリバース(バック)信号のデーターを 演算し、より精度の高い位置情報をGPS情報の位置と演算・学習を経てより高い自社位置精度を得ているのですが、この「Air navi」は高精度なGPS受信機とジャイロセンサー、加速度センサーを内蔵し他のポータブルナビよりもより高精度な自車位置精度を得る事が出来る為位置ズレしにくくなっているようです(^^)。
by KIN
今回の作業は日産のサニーに三菱重工業製のETC車載器(MOBE-400)の取り付けです。いつもお世話になっている業者様からの依頼で作業をする場所を借りて取り付けをします。
お客様とETCの取り付け場所の相談をしてセンターパネルの横に取り付けをすることになりました。ハンドル下のパネルの小物入れに加工をして取り付ける案も出たのですがカードの抜き挿しがやりずらいということでこの位置に決まりました。
ETCの電源の取り出し場所はいつもと同じキーシリンダーの配線からです。まずキーシリンダーの丸いカバーを取り外してハンドルコラムカバーを固定しているビス6本を下側から取り外します。ハンドルコラムカバーを上下に分解して取り外します。
ハンドル下のパネルはパネルの下側の左右にビスが1本ずつで固定されていて上側は3ヶ所のツメでダッシュに固定されています。パネルを手前に引っ張って外したらパネルに付いているダイアグ用のカプラーをパネルから取り外します。
Aピラーカバーのピンがある場所にオーナメントリムーバーを差し込んでピンを外してAピラーを取り外します。Aピラーカバーの裏側からの写真ですがこの車両のピンは金属製なので取り外す時に結構力がいりました。
ETCのアンテナをダッシュの中央に取り付けをしてアンテナコードをダッシュとフロントガラス隙間にオーナメントリムーバーで隠して外したAピラーカバーのところまで取り廻します。Aピラーとダッシュの隙間からアンテナコードを下に通して外したパネルの奥のヒューズボックスの前から取り出します。
キーシリンダーの配線はハンドルの左側にあります。検電器テスターを使ってACC(アクセサリー)電源の配線を探します。この車両の場合は白/青配線がACCでした。カプラーを差し込んでいると作業がしにくいのでカプラーを外して白/青配線の被覆をめくってETCの電源配線をハンダを使って接続します。アースは車両の金属部分のボルトに共締めをしています。
ACC電源を取り出した後はしっかりと絶縁処理をしてETCの電源配線を車両のハーネスに結束バンドを使って固定をします。日産車の場合はハンドルの上側にキーシリンダーのハーネスが通っていることが多いので今回はこのハーネスに固定してハンドル右側に取り廻します。アンテナコードと電源配線を一緒にハンドルを動かした時に干渉しないところを通してセンターのサイドパネルまで取り廻します。
ETCを取り付けするところをパーツクリーナーで脱脂をして汚れや油分を取り除きます。ETCを取り付けをする場所は運転席のシートを一番前にしてもシートにETCが当たらないところに固定をします。配線が下に垂れ下がったりしない様に付属のワイヤーステッカーでサイドパネルに固定をします。余った配線やアンテナコードはヒューズボックス裏の配線に結束バンドで固定しています。外したパネルやカバーを組みつけてキズや汚れが無いか点検をしてETCの作動確認をします。お客様に運転席に座ってもらい、ETCが運転中に足に当たらないか確認をして作業は終了です。
BY TANI



今回の作業はトヨタのカローラのエアコン点検作業及び修理作業です。お客様が当社ホームページ&ブログ(作業日誌)で当社がエアコン修理作業をしている事を知り、お問い合わせフォームよりメールを頂きエアコン点検作業でご入庫頂きました。とりあえずはエアコン用マニホールドゲージを接続しエアコンの圧力状態やサイクルの点検・ガス漏れチェックをさせて頂きました所、ゲージを接続しエンジンを始動してエアコンスイッチをONにしたら低圧側のゲージが一気にマイナス側(負圧状態)にふりました。ガスはしっかり入っていましたので冷媒不足によるマイナス側への引き込みでは無いのがすぐにわかりましたので何処で詰まり症状が起こっているのかをチェックしていきます。画像が無くて申し訳ございませんがレシーバードライヤー(リキットタンク)を触診しますと通常圧力がかかり正常な状態でしたら少し熱いか結構アチチ状態のどちらかですが、今回は体感的には「ぬるま湯よりもぬるい位」の温度でした。まずはここでの詰まり症状は間違い無いですね。しかし室内側クーリングユニット内のエキスパンションバルブも同時に交換しておかないとまた詰まりの症状がすぐに発生する恐れがありますので交換見積もりをさせて頂きました。
午前中に点検でご入庫頂きお見積もりをさせて頂き部品の納期を確認しました所在庫がございましたので一度お車をお返しし午後から修理作業でご入庫して頂く事になりました。

お昼過ぎに再度お車を入庫して頂きまして、早速修理作業に取り掛かります。



今回交換致します、レシーバードライヤーは左側画像の筒状のタンクです。真ん中の画像はエンジンルーム内のエアコン配管が室内側のクーリングユニットケースより出ています配管とが接続されている状態で、ここの部分を切り離し室内側クーリングユニットケースを固定しているボルト関係を外せばユニットケースが取り外せます。詳細は今から説明させて頂きます。右側画像は今回新品に交換するレシーバードライヤーとエキスパンションバルブです。





では室内作業を始めます。クーリングユニットは助手席グローブBOXを取り外さないと見えませんので外すのですがこの車両はまず、サイドステップカバーを取り外しますと上段画像右側の 丸印位置の固定ボルトが見えますので取り外し下段左側画像の固定ビスも取り外します。そうしましたらゴッソリグローブBOXが外れてきますのでキズなどが付かない様に外し保管します。グローブBOXが外れた所裏側にエアコンクーリングユニットケースが見えましたので取り外しにかかります。





ケースの上部固定位置にエアコンアンプが共締めされていますので10mmのナット2個を取り外しアンプの配線カプラーを取り外しますと上段右側画像の様になります。エンジンルーム内の配管ジョイント部のネジ部をスパナ2本を使用し配管に負担が掛からないように緩め取り外し、室内作業に戻りケースサイド部・下部にもそれぞれビス止めされていますのではずしていきます。

クーリングユニットケース自体を固定している物が無くなりフリーになりましたので手前に少しずつ引っ張りながらユニットケースを取り外しますと画像の様な状態になります。





ケース内に有りますエキスパンションバルブを交換するにはケースを分解しないと交換できませんのでケースの固定ビスと接続ピンを取り外し上段右側画像の様にケースを分解しエバポレーターを取り外します。中段左側画像を見て頂きますとエバポレーターのフィン部にはかなりのゴミが付着していましてこのままだとエアコン吹き出し口から出てくる風量不足や冷え不良最悪の場合は付着物の水分が氷付きエアコンがまったく効かない状態にもなりますのでとりあえずエバポレーターからエキスパンションバルブとチューブパイプを取り外しエバポレーターの付着物を取除き掃除をし、新しいパーツを組み付けしケースに組みつけをしていきます。もちろん接続部の各Oリング(ゴムパッキン)は新品に交換しています。
ケースに組みつけが終了しましたら取り外し時の逆手順で組みつけを行います。
最後にレシーバードライヤーを交換するのですが時間的な余裕が余り有りませんでしたのでここからの画像が有りません・・・(^^;。各部の交換作業が終了しましたので真空ポンプを使用しエアコン配管内を真空状態にし、配管内の水分等を取除き一定時間真空引きをしたら各バルブを閉じ気密を点検しOKでしたのでガスの充填作業に入ります。カローラの基準充填量分ガスを充填し圧力と冷えとガス漏れ点検を致します。問題なく良い状態になり再度各部のチェックを行い作業は終了となりました。
途中からの画像が無くなりスイマセンでした・・・。しかし、毎日本当に暑いですよね~(^^;。夏なので当たり前ですが・・・さすがに車に乗る時にエアコンが効かなかったらちょっと辛いですよね。お子様のいらっしゃるご家族の方やマイカーをお持ちの学生さんや仕事でお車を使用されていらっしゃる皆様、肝心な時にエアコンが効かなかったり等トラブルに合わない為にも気になる症状等が有れば早めの点検をお勧めしますよ~(^^)!!
今回点検・修理で起こし下さいましたオーナー様有難うございました(^^)!!。ブログに載せさせて頂くお約束でしたが遅くなってしまいまして申し訳ございません(^^;。ようやく画像編集が完了しましたので今回のブログで使わせて頂きました(^^)。また、何か気になる点、パーツ類のお取付け等ございましたらお気軽にご相談下さい(^^)。
by まっちょ
今回の作業はメルセデスベンツE240のエアコン修理です。以前に点検をした所エアコンコントロールのEC(エラーコード)ランプが点灯していてコンプレッサーが作動しなくなっていました。何故ECランプが点灯しているのか点検をするとコンプレッサーのクラッチが正常だと手で回せるのですがこのコンプレッサーのクラッチは全然回りません。コンプレッサーの内部が破損して動かなくなっている様です。コンプレッサーが破損してその破片などがレシーバーまでまわっているかもしれないのでレシーバーも交換します。
コンプレッサーを取り外すのでコンプレッサーにかかっているベルトを取り外します。この車両はオートテンションで1本のベルトがオルタネーターなど全てのプーリーにかかっています。オートテンションのプーリーの菊型ボルトに専用の菊型ソケットをを使って右方向に回してテンションをゆるめてベルトを取り外します。
コンプレッサーを取り外す作業はほとんど車両の下側からなのでジャッキアップして車両に付いているアンダーカバーを取り外しておきます。
コンプレッサーは車両の下側から見るとよく見えるのですが、コンプレッサーに接続されている高・低圧のホースの固定ボルトがコンプレッサーの上にあるパワステののパイプが邪魔をして工具が全く入りません。高・低圧のホースを接続したままコンプレッサーの固定を外して、少しずらした状態でパワステのパイプから離して高・低のホースを外します。この時に高・低圧のホースに負担がかからないように反対側の接続を外して作業をします。
コンプレッサーの固定ボルトも菊型で3本でコンプレッサーを固定しています。コンプレッサーは下側に取り出しします。
取り外したコンプレッサーと取り付けをするコンプレッサーに違いが無いか確認をします。確認をするところはコンプレッサーの大きさや形状・マグネットクラッチの大きさや形状・プーリーの大きさと溝の数・電源カプラーの形状などです。全て同じだったので外した逆の順番で取り付けをします。
レシーバーは車両左側のヘッドライトの後ろにあります。エンジンルーム側にはレシーバーからエバポレーターにいくパイプ(OUT側)が見えるのでこのパイプをレシーバーから取り外します。
車両の下側にはコンデンサーからレシーバーへのパイプ(IN側)があるのでこのパイプもレシーバーから取り外してレシーバーを取り出します。
取り外したレシーバーと新しいレシ-バーの大きさや形状も違っていないか確認をします。新しいレシーバーにはプレッシャースイッチが付いていないので新しいプレッシャースイッチを用意してレシ-バーに取り付けをします。新しいレシーバーを車両に取り付けて外したパイプを元通りに接続をします。
外したパイプやホースをそのまま取り付けをするとOリングのあたりが変わってしまってガス漏れをする場合が時々あるのでパイプやホースを取り外した時は必ずOリングを新しいものに交換をして取り付けをします。
配管が全て接続されて真空引きをしている間に外したベルトを取り付けます。
最初に書きましたがエアコンコントロールにあるEC(エラーコード)ランプが点灯してしまうとコンプレッサーに信号がいかなくなってしまいます。このECランプのメモリーをリセットさせないとコンプレッサーを交換しても信号がいかないのでガスの充填の出来ません。エアコンコントロールを特別な操作をしてエラーコードの履歴を出してからリセットをしてECランプが点かないようにします。
ECランプが点かなくなったのでエンジンをかけてガスを充填します。コンプレッサーに信号がいく様になったのでコンプレッサーのマグネットクラッチが作動をしてガスがエアコンサイクル内を循環しています。規定量のガスを充填をしてエアコンの冷えの点検をします。吹き出し口での温度も4℃まで下がっていきとてもよく冷えています。もう一度ガス漏れが無いか点検をして作業は終了です。
BY TANI

今回はディーラー様からのご依頼でお客様お持込みパワーアンプ&ウーハー取り付け作業です。僕の書いていますブログで今までムーヴの時に「ヴ」が「ブ」になっていました。ムーヴファン並びにムーヴオーナーの皆様大変失礼致しましたm(_)m。


左側画像がお客様お持込みパワーアンプ&ウーハー本体の画像で右側が当社でご用意させて頂きましたアンプ用電源コードとこの車両に取り付けされていますナビ(富士通テン製 AVN667HD)用の拡張配線コードの画像です。





まずはパワーアンプ用電源線取り廻し作業から掛かって行きます。この電源線はパワーアンプに安定した電源を供給する為に使用します。ウーハー(アンプ内蔵タイプ)のみを取り付けする 際にも使用します。この車両のバッテリー位置は左上画像の位置にありますのでここから取り出しします。+側ターミナルカバーを開けてターミナルナットを緩めて電源取り出し線を接続します。周りに鉄製の部品がある場合工具が当たってショートしないよう注意して作業を行うようにして下さい。次に車内に電源線の引き込みを行いますので車両メインハーネス引き込み部のゴムにカッターナイフを使用して切り込みを入れます(上段右側画像)。この時車両側の配線にキズを付けないよう注意して下さい。穴が開きましたら僕はいつも 中央左画像のように針金(前回何かのブログ時にご紹介させて頂いたと思いますがワイパーゴムを支えている針金です)を通して配線を引き込んでいます。電源線が車内に引き込めましたらコルゲートチューブを巻き付けし防水処理を行います。

車内に電源線が引き込まれましたら助手席下にパワーアンプを設置しますので引き廻しておきます。




画像はパワーアンプ設置画像になってしまっていて作業が前後してしまいますが各配線接続と設置はこんな感じになります。アースポイントの画像を撮り忘れてしまいましたが助手席キッキングカバー上部の車両アースポイント位置に共締めしてあります。




次にナビユニット裏に拡張配線コードを接続する為オーディオパネルとナビユニットを外します。オーディオパネルは手前に引き出せば外れて来ますので養生テープを貼り付けしてキズを防止しながら外します。パネルが外れましたらナビユニット固定ビス4本を外しユニット本体を浮かせて拡張配線コードとRCAコードを接続し外部アンプリモートコントロール電源線(オーディオ機能作動時のみ出力される配線)をパワーアンプまで引き廻します。パワーアンプ接続&設置画像の右上画像内に記載している配線です。




最後はウーハー本体に接続しますパワーアンプからの音声出力線をトランク部まで引き廻す為キッキングプレートとBピラーカバーを外します。配線を左下画像のように通して行き噛み込み等無いかチェックしながらトランク部に出してウーハー本体に接続します。


後はナビ画面上でウーハーのセッティング&作動確認を行います。特に問題が無かったので取り外しを行いました各パネル類を元通り組み付けしていつものようにキズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。


さて本日は久しぶりにオリックスバファローズの宣伝を載せさせて頂きます(^^)。左側のポスター内に書いてあっていきなり明日の事で申し訳ありませんがビアナイト開催だそうで、ビールが一杯200円で飲む事が出来るそうです。暑い日が続いていますからお仕事帰りにビアホールではなく京セラドームで!!と言うのはいかがでしょうか?(^^)。このポスターを貼った後チビッ子とお母さんが立ち止まって見てくれていました(^^)。もちろんいつものチビッ子達や当社前をご通行中の方々もですが(^^)。まだまだ神戸のファンは諦めていません!!選手の皆さん上位浮上頑張って下さい!!。
本日はもう一つ。昨晩また東北地方で大変大きな地震が発生しました。皆さん各メディアをご覧になり僕達よりよくご存知でしょう。僕達、社内にTVが無いと言う事もありラジオは鳴らしているのですが仕事中あまり情報が入って来ませんで今現在どう言う状況なのか分かりませんので何とも言えないのですが被災されました皆様にお見舞い申し上げます。暑い時期ですので御身体には十分気を付けて頂きたいと思います。
by KIN
今回の作業は三菱のパジェロJr.のエアコンの点検・修理です。業者様からエアコンが効かないので点検をして欲しいと言うことで業者様の所へ行き点検をしました。マニホールドゲージを接続してエンジンをかけてエアコンのサイクル点検をします。ゲージのメーターを見ると高圧側も低圧側が異常に圧力が高くなっています。バンパーの隙間からコンデンサーファンを見るとコンデンサーファンが全然回っていませんでした。
バッテリー横にあるヒューズボックスを開けてエアコンと書かれている15アンペアのヒューズを見るとヒューズが切れていました。アンメーターを使って何アンペア流れているのか調べると20アンペア以上は流れています。アンメターをつないでいる間はコンデンサーファンモーターはガタガタ音がして回っているのでファンモーター自体が内部で壊れている様です。ガスは入っているようですが念のためにガス漏れの点検をしましたがガス漏れの反応はありませんでした。コンデンサーファンモーターの交換だけで直りそうですね。!メーカーにも在庫があったので翌日に交換作業をします。
コンデンサーファンモーターはグリルのすぐ後ろにあるのですが、最初の写真を見てもらえれば分かりますがグリルガードとフォグランプがグリルのすぐ前にある為グリルがこのままでは外れません。まずはグリルガードを取り外します。グリルガードの左右に付いているカバーのプッシュピンを外してカバーを左右に広げて取り外します。
外したカバーの奥のグリルガードとバンパーを固定している12㎜のボルトを左右2本ずつ外してグリルガードを持ち上げて取り外します。
フォグランプもグリルを取り外す時に干渉してしまいます。フォグランプのブラケットカバーのビスを外してカバーを取り外します。
フォグランプとブラケットを固定しているボルトを緩めてフォグランプを前に倒します。バンパーの隙間から手を入れてフォグランプのカプラーを外して配線をグリルから取り出します。
グリルの上側に5箇所ロックピンが付いていてこのロックピンのツメを上に持ち上げてグリルからロックピンを取り外します。グリルの下側はプラスチックピンで止まっているので手前に引っ張り出せばグリルは取り外せます。ロックピンは車両側に残るので落とさない様に回転させながら取り外します。
外したロックピンは元通りグリルに取り付けます。グリルを車両に取り付ける時はロックピンとプラスチックピンを所定の穴位置に合わして押し込むだけです。
グリルが外れたらコンデンサーファンモターが見えます。コンデンサーファンモターのカプラーを取り外してコンデンサーファンモターを取り外します。コンデンサーファンモターの固定ボルトは4本で上側2本は簡単に外れるのですが下側2本はスペースがあまり無いので外しにくかったです。
コンデンサーファンモターをブラケットから外します。3ヶ所8㎜のナットでブラケットと固定しているのですがこの部分は雨など水がよくかかるところなのでサビが凄いです。ナットを緩めるとやっぱり折れてしまいました。同じサイズの新しいナットを用意してコンデンサーファンモーターをブラケットに取り付けをします。メーカーもこの部分はサビてよく折れるのでナットもセットにしてくれると助かるのですが!!
コンデンサーファンモーターを元通りに組み付けてエンジンをかけてエアコンを作動させます。コンデンサーファンモーターの異音も無くなり、マニホールドゲージのメーターの高・低圧の圧力も正常の圧力になりました。エアコンの冷えも良好なのでエアコンのサイクルは正常です。何故ここでサイクル点検をするかと言うとコンデンサーファンが回っていなかったので高・低圧の圧力が高くなっていた為コンプレッサーの圧縮が正常なのか点検できていなかったからです。
外していた物を組み付けてキズが無いかチェックをしてフォグランプの作動確認をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はダイハツのアトレーに古野電気製のETC車載器の取り付けです。ETC車載器はお客様が持っておられて取り付けの作業をします。
ETC車載器の取り付け場所はお客様と相談をしてハンドル下にある小物入れに取り付けます。この小物入れは奥行きがあまり無いのでETC車載器の大きさ分小物入れの奥を削って取り付けをします。ハンドル下のパネルは左右の下側にビス2本で止まっていてこのビスを外します。後はプラスチックピンで固定されているのでパネルやダッシュにキズが付かない様に取り外します。
電源の取り出し場所はいつもと同じハンドルコラムカバー奥のキーシリンダーのカプラー配線からです。コラムカバーの外し方はハンドルを90度回転させて右側のビスを取り外します。反対側にもハンドルを回転させて左側のビスを取り外します。後はコラムカバーの下にあるビスを取り外せば上下2つに取り外せます。
コラムカバーの下側を取り外してキーシリンダーのカプラーを探します。キーシリンダーのカプラーはハンドルの左側にありました。
今回取り付ける古野電気のETC車載器はACC(アクセサリー)電源とアースを取るタイプで常時電源は取り出しません。検電器テスターを使ってACC電源を探すとこの車両の場合は青色配線でした。ETCの配線を青色の配線に接続をして絶縁処理をしてから車両の配線に固定をしてハンドル下まで取り廻しをします。
アースは運転席側のキックパネルのところにある集中アースポイントに共締めをして取り出します。
アンテナはフロントガラスに取り付けるタイプなのでAピラーのカバーを取り外します。運転席側の手すりのカバーを開けてその奥のビスを2本取り外します。オーナメントリムーバーを使ってAピラーカバーの上の方からピンを外して取り外します。バックミラー後ろにアンテナを取り付けてアンテナコードを天張りの中に隠します。Aピラーを取り外したところのダッシュの隙間に針金など使ってアンテナコードを通してハンドル下まで取り廻します。
パネルにある小物入れの奥をETC車載器の大きさ分カッターナイフを使って開けます。ETC車載器に電源配線とアンテナコードを接続をして余分な配線とコードを車両の配線に結束バンドを使って固定をします。最初に書きましたが小物入れの奥行きが無いのでETC車載器の後ろが少しパネルから飛び出しています。お客様も下の方から覗きこまないと飛び出しているのが見え無いので満足して頂きました。ETC車載器の作動確認とキズや汚れのチェックをして作業は終了です。
BY TANI


今回はいよいよダッジラム「完結」です。色々勉強させて貰った車両で名残惜しい!?気もしますが無事作業が終了出来たのも色んな方々の協力があっての事ですのでご協力頂いた皆様本当にありがとうございました!!。






まずはいつものように左右Aピラーカバーを外して行きます。Aピラーカバーには画像のように取り付けボルト目隠し用の蓋が付いていますのでこの蓋を開けてボルトを外し下段中央画像のようにAピラーカバーを引っ張って外します。ガラス面外側に地デジアンテナ位置決め用の目印テープ(いつも僕達が使用しています絶縁テープです)も貼り付けしておきます。





左右Aピラーカバーが外れましたらセンタースピーカーを取り付けする為ダッシュボード奥のパネルを外します。センタースピーカーを取り付けする際スピーカー線が見えるのはどうかと思いもしこのパネル(画像の)が外れるのであれば外して穴あけが出来ればな~と言う事で何気なくパネルの隙間にオーナメントリムーバーツールを差し込んでみましたら隙間が出来たので指を入れてみましたところ「ボコッ」と浮きましたので順番に浮かせて行きパネルを外す事が出来ましたので一番下の画像のように位置決めして穴を開けスピーカー線を通して脱脂作業をキッチリ行いセンタースピーカーを取り付けしパネルを元通り組み付けします。パネルはダッシュボード分の幅がありますので脱着時はキズに十分注意して下さい。




次にオーディオ廻りのパネルを外して行くのですがセキュリティー作業も絡みますので詳しくは書けませんが画像の手順で外して行きます。




オーディオパネルが外れましたらサブウーハーを運転席シート下に設置しますのでウーハー用電源線類が取り廻し出来るようにキッキングカバーを外します。リヤシート側は浮かせるだけにしておきます。






次に運転席側Bピラーカバーを外します。ここは何故外すかと言いますと運転席シート下に十分な取り付けスペースがあるのですが高さが若干足りずシートを動かす際にサブウーハーと干渉してしまう恐れがありましたのでフロアカーペットとボディー間のクッション材を抜いてスペースを確保する事にしました。クッション材を抜き取る時Bピラーカバーがありますとフロアカーペットが捲れないので画像の手順でBピラーカバーを外します。





上段の画像2枚がそのカーペットと取除いたクッション材の画像です。オーナー様もこの作業をご覧になられた時「おっアンコ抜きすっか?」と僕達世代には懐かしいお話しをされていました(^^)。サブウーハー用各配線を中央右側画像のように出してサブウーハー本体に接続しマジックテープでサブウーハー本体固定して電動パワーシートを上下左右に動かしサブウーハーに干渉しないかオーナー様と確認しました。オーナー様に「全然大丈夫!!さすが!!」と言うお言葉も頂き(^^)次の作業に取り掛かります。



社長が作業していましたナビユニットに接続するナビゲーションの電源線や各接続コードを助手席側に引き廻して僕はモニターユニット裏の配線類の処理を行います。左上画像を見て頂ければお分かりになるかと思いますが配線が凄い事になっています(^^;。これを右上画像のように束ねて配線類の噛み込み等に注意しながら処理します。左下画像のようにモニターユニットがスッキリ納まった時が「ホッ」とする瞬間の一つです(^^)。


さて次は今回の作業で頭を抱えた作業の一つでもあります車速信号の取り出し作業です。 今回の2004年モデルのダッジラムは何処の業者様も車速情報が無く「2004年以前までのモデルは白/オレンジ線で取り出しが出来たよ」と言う情報を貰っていましてありとあらゆる白/オレンジ線を調べてみたのですが車速信号が出ない・・・社長がネットで色々調べてどこかに緑系の線と言うのをチラッと見た気がすると言うのを頼りに画像の緑/黄線に配線を接続し僕が運転しながら社長が隣でアナログテスター片手に信号が出るかを確認「ん!?今テスターに反応があったで」と言う事でナビ側の車速取り出し配線と画像の配線を接続してみました。すると・・・接続確認画面の車速パルス・トリップメーター・速度表示が動いているではないですか。2人で「やった~これや!!見付けた!!」と感動でした(^^)。情報を持っておられる業者様でしたらどうって事の無い事だと思いますが、あれも違うこれも違うで作業を進めていた僕達には久しぶりに感動でした(^^)。ネットで見ていても結構このモデルの車速信号を探しておられる方が多かったので2004年モデルで5・7リッターHEMIエンジン搭載車両の車速信号をお探しの方是非参考にしてみて下さい。


車速信号が無事に取れたところで先程の車速取り出し配線にコルゲートチューブを巻き付けし運転席側車両メインハーネスグロメット部(右画像)に切り込みを入れて各配線を通しコーキング材を使用して防水処理を行います。





各部品の取り付け位置は画像を参照して下さい(^^)。



最終接続チェック、作動確認を行い、いつものようにキズ&電気廻りチェックで作業終了です。長々となってしまいましたがお付き合い頂きましてありがとうございました!!(^^)。オーナー様にもご心配をお掛けしましたが無事作業終了のご連絡をさせて頂き引き取りに来られた時大変喜んで下さいました(^^)。ありがとうございました!!(^^)。本当に今回のダッジラムは僕達の糧になりました(^^)。
by KIN
今回はトヨタのプリウスに業者様からのご依頼でウィンカーポジションコントロールの取り付け作業です。取り付けする商品は「siecle608」多機能ウィンカーポジションシステムです。どのような機能なのかと言うと、スモール(車幅等)を点灯させればランプが点灯するのは当たり前なのですがウィンカー(方向指示器)を作動させると右や左のウィンカーが点滅しますよね、このウィンカー球をスモール(車幅等)と一緒に点灯させてしまおうと言う商品です。「ウィンカーキャンセル機能を任意に選択」「スイッチの切替でノーマル状態に復帰」これって車検に通るのか・・・?と思いましたが「保安基準適合」と記載されていましたので問題無さそうでしたので作業を進めていきました。箱を開け中身を確認しウィンカーポジションコントロール本体から出ています各配線をチェックします。配線はスモール信号線の入力用配線・アース・左ウィンカー割り込みよう入出力配線・右ウィンカー割り込みよう入出力配線の計6本の配線がでていましたので、先に各配線の保護の為コルゲートチューブを通し配線の処理をしておきます。
最初に本体ユニットの設置場所と各配線の引き廻し位置を決めます。本体ユニットは画像では分かりにくいですがブレーキフルードタンクとウィンドウウォッシャータンクの間に丁度いいステーが有りましたのでそこに取り付けします。配線の引き廻し位置を確認する為左画像のパネルを取り外し配線が安全に引き廻し出来るか確認します。今回は残念ながらエンジンルーム奥の車両メインハーネスに沿わして引き廻しする事になりました。
左画像はヘッドライト裏に接続されていますウィンカーソケットとスモールソケットの位置です。このソケットに接続されているカプラー配線にウィンカーポジションコントロールの各配線を割り込み接続させていきます。配線に割り込み接続するのにいつも通りハンダで取り出しを行うのですがウォッシャータンクとの距離が近すぎ危険ですのでタンクを取り外します。外し方は2ヶ所10mmのボルトで固定されていますので取り外し一ヶ所だけヘッドライト裏のボディにピン止めされていますのでピンの引っ掛けを少しずらして取り外します。
トヨタ車の多くは白/黒配線がアース線ですので残りの配線はプラス作動線と言う事になるのですが間違えて接続すると危険ですので検電器テスター等を使用して必ず確認をする様にしましょう。結果反対側の配線がプラス作動線でしたのでまずウィンカー配線のプラス側を切断しウィンカーポジションコントロールから出ています配線を割り込み接続します(この時に入力用配線と出力用配線が有りますので間違えないように接続します)仮接続しましたらハンダにてしっかりと取り出しを行い絶縁テープでキッチリと処理をします。ウィンカーソケットの横に有るスモール配線の取り出しも必要ですので同じ様にプラス側作動線を確認して配線の被覆を捲りウィンカーポジションコントロールのスモール入力用配線を接続しハンダにてキッチリと取り出しを行います。エンジンルーム内フェンダー側に集中アースが有りましたのでウィンカーポジションコントロールのアース信号線をしっかりと集中アースに共締めします。これで片側の配線作業は終了しましたので反対側の作業に移ります。この時点では本体ユニットの設置場所が決まっていますので仮設置し各配線を引き廻ししておきます。反対側の作業も同じ様に割り込み配線しハンダにて処理をしますがスモール信号線は1系統の入力だけですのでウィンカーの配線のみの作業になります。
左上部の画像がウィンカーポジションコントロールの設置した場所になります。この位置ですとスイッチの切替もボデュームの調整もキッチリ行えます。上部右画像は配線はこの辺を通してタイラップ(インシュロック)等で固定をしますよと言う画像です。先程の配線取り出し作業が終了しましたので各配線をキッチリと処理し取り外していたパーツを元通りに組み付けしていきます。
一通り作業が終了致しましたので点灯テストをします。作業前と作業後の比較画像を並べてみたのですが周りが明るすぎて今一分かりにくいですね・・・スイマセン(^^;。ウィンカーポジションコントロールが装着されましたので本来ですと左画像の様にスモールを点灯させた時はスモールのみしか点灯しないですが、装着後はスモールを点灯させるといつもウィンカーを出した時にしか点灯しないはずのウィンカーが点灯しています。これで良いのです!!この状態でウィンカーを点灯させると通常通りウィンカーは点滅し点滅させた反対側は消灯する様になっていますので保安基準はクリアですね~(^^)!!後は各電気廻りのチェック・キズチェックを行い作業は終了です。
最近ではメールなどのお問い合わせが多くなってきまして(^^)色々なメール等を頂くのですが自分達の知らない商品もまだまだいっぱい有るんだなーと実感しています。もちろん自分達は車が好きでこの様な仕事をしていますので 興味の有る商品もいっぱい有りますが、作業にしてもそうですが本当に日々勉強だな~と感じさせられます。またこれからも色々な作業を経験し頑張って行きますので応援宜しくお願い致します。もし何か面白い商品が有りましたら教えて下さい(^^)!!。
by まっちょ
先日当社の「KINちゃん」がブログで作業紹介していましたダッジラム作業の続き(バックカメラとETC車載器とナビユニット関係)を「まっちょ」がお伝えします(^^)。
お客様と「バックカメラをどの位置に取り付けをするか・・・」で色々悩んだ結果荷台ゲートのアウターハンドル位置に設置する事になりました。この時点ではアウターハンドルを取り外しした状態がピンとしませんので本当に取り付け出来るのか?固定は出来るのか?と不安を抱きつつ作業に取り掛かっていきます。
まずゲート部のアウターハンドルを取り外しする為に荷台側のカバーを外していきます。8本のトルクスネジでカバーが止められていますので外していきます。
ビスが外れたらカバーを取り外します(左上部の画像です)。カバーを取り外すとボディー部に取り外しの出来る鉄板カバーが付いていてここにもトルクスビス2本が付いていますので外しますと鉄板カバーが取り外せます。カバーを取除くとアウターハンドル裏側のパーツが見えました。
アウターハンドル裏側の可動部に左右から来ているロッドが有りますのでロッドを固定しているピンを浮かしてロックを外しロッドをフリーにします。後は8mmのナット2個でアウターハンドルが固定されていますのでナットを緩め取り外すとアウターハンドルの取り外しが完了です。しかしこの時点で問題が発生です。自分の頭の中ではアウターハンドルを外した裏側(穴あけ加工をする予定の裏側)は鉄板で覆われている物かと思いきや穴開き(しかもガラガラ・・・)カメラ本体をその鉄板部に貼り付け固定し位置決めをしてアウターハンドルに穴を開けていく予定にしていたのですがそれも無理・・・(^^;。しかしやると決めた以上頑張らなくては・・・。
アウターハンドル裏面の画像が無いですが結構な局面なのです。カメラの寸法を測りマスキングテープで位置決めをし穴を開けカメラを裏からあてがっては削ってを繰り返し上下の角度調整が出来る状態と若干左側にカメラを振れるように調整をしていきました。
カメラに付属の固定用ステーを裏の局面に合わせて曲げて行きおよその角度を作ります。何度かアウターハンドルに仮固定しボディ側に取り付けし位置調整を行っていきます。角度が良い感じに仕上がってきたのでケーブルに余裕を持たせ引き廻し作業にかかっていきます。
位置調整に神経を使いすぎて画像を撮るのを忘れてしまいました・・・スイマセン(^^;。カメラケーブルは先程取り外していたゲート裏側の中から真下にケーブルを垂らすと丁度良い穴が有ります。さらに荷台側にも丁度良い穴が有りケーブルを引き廻しし荷台裏側にケーブルを引き廻します。
ついでにナビユニットに接続するバック(リバース)信号線の取り出しも行います。バックランプ本体は左バンパー下に吊り下げて有りましたのでそこから分岐接続しても良かったのですが後付けで引っ張っている線に接続するのも何でしたのでテールレンズカバーを取り外しし元の車両配線から取り出しする事にしましたのでレンズカバーの固定ビス2本を取り外しレンズカバーを外します。右側画像に有ります赤線はバックランプに接続されていました線です。その接続先は車両ハーネスの白/緑線になります。検電器で確認をした所この配線がバック(リバース)線で間違い無かったのでナビ側のバック(リバース)信号線を接続しバックカメラケーブルと一緒に室内に引き廻ししていきます。
各ケーブルの引き廻しの画像が無いですが車両ハーネスや車両フレームなどに固定して後部座席のシートを捲った所に配線の通せそうなカバーが有りましたのでケーブル分の穴を開け引き込みしました。画像上ではまだ未処理ですが鉄粉やバリを取除きしっかりとコーキング処理をしています。後はバックカメラのケーブルをモニター後部まで引き廻して、バック(リバース)信号線はナビユニット側へ引き廻しをします。
いっぺんに画像を並べてしまいましたがセンターロアーカバーからグローブBOX裏カバーまでが一体になっていましてダラダラっと画像を並べてしまいました・・・(^^;。取り外し方はグローブBOXを開き上部のストッパー部左右を少し下に押し下げストッパー部を潜る様にしてグローブBOXを全開に開きBOX下部の引っ掛け部からBOX本体を取り外します。後はひたすら固定されていますネジを外していきますと最終画像の様に取り外しが完了致します。
各電源の取り出しやETCアンテナの設置・TVアンテナの設置・各ケーブルの引き廻しは「KINちゃん」がしてくれていますのでETC車載器の設置に取り掛かります。ETC車載器はお客様が「グローブBOX内に!!」と言う事でしたので貼り付け位置を決め、電源ケーブル・アンテナケーブル・ナビ連動ケーブルをBOX内に設置するETC車載器に接続するためケーブルを通す穴を開けます。上段左画像のサイズで丁度良い位でしたのでETC車載器貼り付け面を綺麗に脱脂し各ケーブルをETC車載器に接続し貼り付けします。
次にナビユニット本体とセンタースピーカーユニットとB-CASユニットを助手席下に設置する事になりましたので各ケーブル類を引き廻し各ユニットに接続してガッチリと設置します。画像が前後しますが最後の画像がバックカメラの完成状態になります。
走り書きの様になってしまいましたが一応自分がメインで作業をした所を紹介させて頂きました~(^^)!!
ダッジラムは初めての作業でしたが以外と楽しみながら作業が出来た事が嬉しかったですね~、作業中の苦労は有りましたが、KINちゃんと「あーでもないこーでもない」と言いながらつまずいたり進んだりと逆に色々勉強になったと思いますしね~(^^)。作業は終了していますがまだKINちゃんが画像の編集をしていますので「完結編」をお楽しみに~(^^)!!。
by まっちょ
今回もダッジラム色々取り付け作業経過ブログですが今回はHIDヘッドライト&セキュリティー取り付け作業です。セキュリティーはいつものように詳しく書けませんのでご了承下さい。
構成部品はこの2枚の画像です。何処に何を設置するかと配線の取り廻しはどうするかと言うのを決めておき作業に取り掛かって行きます。
取り廻しが決まったところで左右のヘッドライト本体を外して行きます。まず左上画像のプラスチックピン1本を外して右上画像のボルト2本を外します。今回のダッジラムはヘッドライト下にも1本ボルトがありますのでバンパーにキズを付けてしまわないよう保護テープを貼り付けてから隙間に工具を挿入して作業を行います。
ボルト類が外れましたらヘッドライト本体を引き出して各コネクターを外します。左右のヘッドライト本体が外れますと左下画像のようになります。
次に純正ヘッドライトバルブを画像の手順で外します。アメ車はよくこの取り付け方法になっていますので比較的簡単にバルブが外れると思いますのでアメ車にお乗りの方でこのタイプのバルブが取り付けされている車両でしたら試してみて下さい(^^)。
純正バルブが外れましたらHIDバルブの損傷等を避ける為配線作業の前にヘッドライト本体に組み付けしておきます。バルブホルダーをHIDバルブから外してヘッドライト本体に組み付けします。組み付けが出来ましたらバルブ本体を廻りに干渉させないよう注意しながら挿入してロックします。これでヘッドライト本体の準備は終わりですので配線作業に移ります。
バラストをシャシフレームに取り付けして各コネクターをヘッドライト取り付け部に出しておきます。HID電源ユニットも運転席側シャシフレームに取り付けしました。助手席側バラスト本体も画像には無いですがシャシフレームに取り付けしてあります。
各配線&コネクターを接続しHID点灯テストをしようとライトスイッチをONにしましたら左右ヘッドライトが点滅しメーター内の警告「LAMP OUT」の表示が点灯し 「あれ???」「なぜ???」配線が間違っているのかもう1度チェックを行い異常がなく純正バルブに戻すと正常に点灯、LAMP OUTも消灯???社長と色々考えたのですが答えが出ず繋がりのあるアメ車を専門に作業されている業者の方に問い合わせをしましたらその方もネットワークを使って色々と調べて下さいましてこの2枚の画像の抵抗を純正ヘッドライト線に取り付けしてすれば正常に点灯すると言う情報を頂き早速製作し接続してみました。スイッチON!正常点灯!!「お~~(^^)」でホッと一安心です。この資料はとある業者様が考え出した技術ですので詳しい事は書けませんが電装店の皆さん色々試行錯誤して何とか取り付け出来るよう日々頑張っておられます(^^)。僕達も負けないよう日々勉強です!!(^^)。
配線類の処理を行いヘッドライト本体を組み付けしHID配線作業は終了です。
ここでいつものように比較画像です。左が交換前で右が交換後の画像です。かなり明るくなり作業状況を見に来られたオーナー様も大変満足されていました(^^)。
今回のセキュリティーはVIPERの取り付けなのですが画像数が少なく申し訳ありません(^^;。今回の作業はさすがに1人では終りそうになかったので僕はセキュリティー・HID・スピーカー交換などを行い、社長がバックカメラ・ナビユニット・ETC取り付けと車の左右に分かれ作業を分担して行っていました。社長のバックカメラ作業はかなりの力作ですので社長のブログに乞うご期待!!です(^^)。
by KIN
今回の作業は業者様の依頼で三菱のekワゴンに三菱重工業製のETC車載器(MOBE-400)の出張取り付けです。
ETC車載器の取り付け場所をお客様と相談をしてハンドルの右横に取り付けをする事に決まりました。ハンドル下のパネルはパネル下の左右にビスが1本ずつ止まっていて、後はプラスチックピンでダッシュに固定されています。ビスを外して手前に引っ張り出せば簡単に外れます。
いつもならハンドルコラムカバーを取り外してキーシリンダーカプラーの所で電源を取り出していますが、このekワゴンの場合はキーシリンダーからの配線が先程取り外したパネルの奥にあるヒュ-ズボックスの横に来ています。今回取り付けをするETC車載器の電源はACC(アクセサリー)電源だけなので検電器テスターを使って車両のACC電源の配線を探します。この車両の場合は青色配線がACCでこの配線にETCの電源配線を接続します。
ETCのアンテナを取り付ける為に運転席側のAピラーカバーを取り外します。上の方から順番にピンを外していき取り外します。
ETCのアンテナに付属の両面テープを貼り付けます。真ん中に穴が開いているのは製造番号が分かるようにしている為です。
ETCのアンテナをダッシュに貼り付けてコードをダッシュとフロントガラスの間にオーナメントリムーバーを使って隠していきます。外したAピラーカバーのところからアンテナコードを下に通していきます。車両前方が通し易いです。
ETCの電源配線を取り出したのでアースを取ります。ステップカバーのビスを3本取り外してステップカバーをはずします。キックパネルのピンを2ヶ所外してキックパネルを取り外すとその奥に車両の集中アースポイントがあります。フロアマットをめくると見えるのでこのボルト(10㎜)に共締めをしてアースを取ります。
ETC車載器は最初に取り外したパネルに取り付けます。このままでは配線が通らないのでこのパネルに穴を開けます。
パネルの後ろのクッション材をめくって10㎜の穴を開けます。この三菱重工業の電源カプラーは他社の電源カプラーより小さいので大きな穴を開けなくて済みます。
開けた穴にETCの電源配線とアンテナコードを通してパネルを取り付けます。
ETC車載器の溝に付属の取り付けブラケットをスライドさせて入れます。ブラケットはETC車載器の後ろに付属の小さなビスで固定をします。
ETC車載器を取り付けるところをパーツクリーナーでしっかりと脱脂をします。ETC車載器に電源配線とアンテナコードを接続をしてパネルに取り付けます。ETC車載器を取り付けてしまうと先程開けた穴は全く見えなくなります。作動確認をしてキズや汚れが無いかチェックをして作業は終了です。
BY TANI
今回はダッジラム作業の途中経過ブログです。ナビ等の大きな部品はすぐに揃うのですが細かい部品がなかなか揃わずちょっと進んでは止まり資料を探すのに止まりと時間が掛かってしまっています(^^;。持ち主の方も「ゆっくりで良いのでバチッと仕上げて下さい!!(^^)」との事。お言葉に甘える訳ではないのですがボチボチ進行しております。
さて今回はスピーカー交換作業でまずはリヤスピーカーから交換して行きます。このダッジのドアパネルは右上画像の位置にトルクス(菊型)ボルト&ビスが留まっています。トルクス(菊型)ボルトはドアオープナーレバーを持ち上げれば見えますので工具が入る位置で止めて緩めます。ドアオープナーレバーが外れましたらプラスビスを外します。ビス類はこの2本だけで後はドアパネル本体を上にズラせば下段中央&右画像のようにツメと溝で固定出来るようになっています。アメ車などに多いのですが手前にパネルを引っ張っても外れにくい場合一度上方向に押し上げてみて下さい。
純正スピーカーを外してスピーカーの奥行き確認を行います。純正タイプより今回のスピーカーの方が長かった(右上画像矢印)為左下画像のスペーサーを加工してスピーカー本体に貼り付けしてカサを出します。何故そのまま取り付け出来ないかと言いますとガラスを上下させるレギュレーターと言う部品に当ってしまいガラスが上下しなくなってしまいますのでスピーカー本体を手前に浮かせてスペースを作ります。スピーカーの加工作業が終わりましたら純正スピーカー用コネクターでは接続出来ませんので付属のスピーカー配線を純正スピーカー線に接続します。
スピーカー取り付け時ドアパネルとスピーカー間に隙間が出来ますと音モレしてしまいます。この隙間を埋める為左上画像のような硬めのスポンジをホームセンターで入手して右上画像のように両面テープを使用して貼り付けします。スペーサー廻りは商品の中に同梱されているスポンジテープを貼り付けします。スピーカーをドア側に取り付けして隙間が出来ないよう取り付けビスを締め付けて行きます。これでリヤスピーカーの取り付けは終了です。
次にフロントスピーカーの取り付け作業なのですがドアミラーに後付けウインカーを取り付けして欲しいと言うご依頼がありましたのでその配線作業を行っておきます。フロントウインカーの各配線を取り出してフロントフェンダー内に配線を通しドアとボディ間にあります配線チューブに切り込みを入れてドア内に引き込みます。
フロントドアパネルの取り外しもリヤドアと同じくトルクスボルト&ビスなのですがドアミラー取り付け部のカバー部に1本、パネル下2本合計5本で留まっています。パネル本体はリヤと同じく上へスライドさせて外します。ドア内にウインカー用配線を引き込みレギュレーターの作動に支障のない位置に這わせドアミラー取り付け位置まで持って行きます。フロントスピーカーは純正タイプと大きさが同じでしたのでスピーカー裏面にスポンジテープを貼り付けビビリが出ないよう処理して固定します。
サイドミラー本体にマスキングテープを貼り付けしおおまかな位置を決めて後付けウインカーの型を合わせてなぞり寸法を決めて左右対称になるよう取り付け位置を決めます。位置が決まれば配線通し用の穴を開けます。今回の後付けウインカーは強力な両面テープが同梱されていますので脱脂作業をキッチリ行い貼り付けします。ミラー本体をドアに組み付けしてドア内に通しておきました配線と接続して各ドアパネルを組み付けします。
スピーカーのテストはナビ本体の取り付け作業後に行いますので今回はドアウインカーの作動確認のみ行いウインカーが点灯する事を確認してこの作業は終了です。まだまだ作業は沢山ありますので僕のブログはダッジラムが続きます。今回はこれで終了させて頂きます。更新が遅くなってしまいましたが次回もお付き合い下さい(^^;。
by KIN

今回の作業はファミリアSワゴンのエアコン修理です。業者様からの依頼で前日にエアコンが冷えないので点検をしました。原因はガス漏れでコンデンサーとクーリングユニットの中からガス漏れの反応があり、特にコンデンサーからのガス漏れがひどいです。部品は業者様が用意をして交換作業にかかります。

クーリングユニットはグローブボックスの奥に設置されています。エンジンルーム側でクーリングユニットに接続されている高・低圧のパイプを取り外します。

クーリングユニットを取り出す時にこのバーが当たってしまってクーリングユニットが取り出せないのでのこぎり等で1ヶ所切断しておきます。作業の終了後、この切断した所に金属板のステーをビスで固定して補強します。


クーリングユニットに接続しているコネクターはヒーターレジスターとエバポレーター温度センサーの2ヶ所でこれらのコネクターを取り外します。クーリングユニットの固定は10㎜のナットで上下1ヶ所ずつです。このナットを取り外してクーリングユニットを取り出します。

この時にクーリングユニットに接続していた高・低圧のパイプのOリングを交換しておきます。クーリングユニットを取り付けた後だとスペースが無くなって交換しにくいからです。

いつもだとクーリングユニットを分解してエバポレーターとEXPバルブを取り出して新しい部品を組み付けていくのですが、今回はクーリングユニット全部が用意されていたのでこのまま取り付けるだけです。


コンデンサーを取り外すのでバンパーを外していきます。タイヤハウスカバーとバンパーを固定しているプラスチックピンを3ヶ所取り外します。タイヤハウスカバーをめくってバンパー固定ビスを外します。下回りのバンパーの固定ボルト2本とビス6本を取り外しておきます。



タイヤハウスと下回りが外れたので上側の固定を外します。ウィンカーレンズを左右取り外してその下にあるバンパーを固定しているピンを取り外します。この車両はコーナーポールが付いているので左側はコーナーポールの固定ボルトと一緒に止まっていました。グリルのビス2本とピン2ヶ所を外せばバンパーが外れます。


コンデンサーはラジエーターを後方にずらしてその隙間から上へ取り出します。ラジエーターの上にあるダクトを取り外してラジエーター固定ブラケットを取り外します。


コンデンサーに接続されているコンプレッサーからのホースを取り外し、コンデンサーの固定ナットをはずしておきます。コンデンサーからのもう片方のパイプはレシーバーに接続されています。


レシーバーはエアクリーナーのケースなどで見えないのでこれらを外していきます。コンデンサーのパイプとレシーバーの接続を外してラジエーターを後方にずらしてスペースを作ってからコンデンサーを上に持ち上げて取り出します。

外したコンデンサーの左下のあたりはオイルがにじんでひどい状態です。新しいコンデンサーを取り付けて外した配管を接続します。この時にOリングは新しいものにちゃんと交換しています。

配管がつながったので真空引きを始めます。この間にバンパーや外していたダクトやエアークリーナーのケースを取り付けます。ガスを規定量充填をしてもう一度ガス漏れの点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はスープラ(JZA70)のエアコン修理です。お客様はインターネットで当社を見てエアコンの点検を依頼されました。このスープラはR-12のガスを使ったエアコンでディーラー様ではR-12のエアコン修理をしていなくて、変更キットを使って134aに変更をしないといけないそうです。それが嫌で当社に点検に持ってこられました。
ダンパー式のボンネットは年数がたつとどうしてもダンパーが弱くなって勝手にボンネットが閉まってしまいます。以前もブログに書きましたがこのダンパーストッパーはとても役にたっています。
エアコンの診断をするためにマニホールドゲージをつなぎます。高圧のチェックバルブは運転席側のコンデンサーの前にあります。低圧のチェックバルブは助手席側のエンジンルーム後方にあり、それぞれにマニホールドゲージの高・低圧のホースを接続をして診断をします。
診断の結果ガス漏れをしていてエアコンが冷えません。ガス漏れの場所をガスリークテスターを使って探します。
コンプレッサーはエンジンルームから覗いてもほとんど見えないのでアンダーカバーを取り外して下側から点検をします。
アンダーカバーが外れるとコンプレッサーが良く見えます。コンプレッサーはエアコンオイルがにじみ出ていてオイルでかなり汚れています。特に回転センサーのあたりがひどい状態でした。ガスリークテスターを近ずけるとはっきりと反応があります。他に特にガス漏れの反応がないのでコンプレッサーとレシーバードライヤーの交換で済みそうです。見積もりをしたらそのまま修理をすることになったのでこのままお車を預かって部品が揃ったら交換をします。
コンプレッサーにかかっているベルトを取り外します。オートテンションのテンションプーリーに14㎜のロングメガネレンチを使って右方向に回してテンションをゆるめてベルトを取り外します。外れたベルトの側のコンプレッサーの固定ボルト(14㎜)をゆるめておきます。
エンジンルーム上側からコンプレッサーに接続されている高・低圧のホースを取り外します。パワステのパイプが邪魔をして外しにくいです。
コンプレッサーの固定用に変わったボルトが使われています。1本だけなのですが星型のスルーボルトとナットで固定されています。外し方は14㎜のナットをゆるめてから専用のスターソケットを使ってスルーボルトを取り外します。写真はないですがコンプレッサーの固定ボルトは全部で5本あります。
コンプレッサーの固定が外れたらコンプレッサーを下側に出していきます。この時にスタビのバーが当ってコンプレッサーが下に出てこないのでスタビのバーの固定を外して少しだけずらせばコンプレッサーが取り出せます。
メーカー(DENSO)の造っているリビルト品とバルブ部分の形状が違うので付け替えて使用します。
六角レンチでバルブ部分を取り外してオイルなどの汚れを取除いて綺麗にします。コンプレッサー本体に当る部分にキズを付けるとパッキンとの間にに隙間ができてガス漏れをおこすのでコンプレッサーに当る部分はタオルなどで保護しながら作業をします。汚れが取れたらリビルト品のコンプレッサーに取り付けます。コンプレッサーのマグネットクラッチからの配線やコネクターを固定をして外した逆の順番で車両に取り付けます。
レシーバードライヤーはコンデンサーとラジエーターのリザーブタンクの間にあります。リザーブタンクを取り外してその奥のリザーブタンクの固定用ブラケットをとりはずします。レシーバードライヤーに接続されている配管を取り外してレシーバードライヤーを交換します。スペースがあまり無いので工具が入らなくて苦労しました。
コンデンサーからレシーバードライヤーまでの配管も取り外し新しいOリングと交換しておきました。低圧側のジョイント部分のOリングとチェックバルブのムシも交換しています。配管が繋がったら真空引きをしてエアコンの配管内から空気を取除きます。真空引きのあとR-12のガスを充填をしてもう一度ガス漏れの点検をします。ガス漏れの反応がなかったのでこれで作業は終了です。オーナー様有難うございました!!
最近はインターネットを観てくださった方からの問い合わせや点検見積もりなどが増えてきてとても嬉しくおもっています。ちょっとした事でもいいので気軽に問い合わせをして下さい。
BY TANI


今回は当社がいつもお世話になっております業者様の従業員の方がこのダッジラム(2004式)を購入されて色々取り付けしたいとご相談を頂きパーツ類を当社でご用意させて頂いて只今取り付け作業真っ最中です。画像の他にもHIDヘッドライトKITやセキュリティーなどなど取り付けを行っています。何分情報が少ない車両ですのであちこちネットワークを駆使し情報を集めながら社長とスッタモンダしています(^^;。このブログ作成後作業に戻ります。短いブログで申し訳ございませんがご了承下さい。この車両のブログは数回に分けて更新して行きたいと思っておりますので興味のある方是非お立ち寄り下さい(^^)。では社長が呼んでいますので作業に戻りま~す。
by KIN
最近は気温も高くなってエアコンの点検・修理が急に増えてきました。今回の作業も三菱のカリスマのエアコンの修理で、症状はガス漏れをしていてエアコンが冷えません。前日にガス漏れ箇所を点検をしたところエバポレーターが入っているクーリングユニット内からとコンプレッサーとレシーバードライヤーに付いているプレッシャースイッチからガス漏れの反応が有りました。
部品が全て揃ったので交換作業を始めます。クーリングユニットはグローブボックスの奥にあるのでグローブボックスを外します。グローブボックスの左右にあるストッパーを内側に押してグローブボックスを下に落としてビスを取り外します。バーにグローブボックスのツメが引っかかっているので上に持ち上げてツメを外して取り外します。
センターコンソールのサイドカパネルのビスを取り外して写真の矢印の方向に引っ張って取り外します。これはグローブボックスを固定していたバーを取り外すのにバーの固定ボルトがこのサイドパネルで見えないからです。
サイドパネルが外れるとバーの固定用のビスと10㎜のボルトが見えるので取り外します。
バーの固定ボルトはスピーカーカバーの奥にもあるのでスピーカーカバーを取り外してビスと10㎜のボルトを外してバーを取り外します。
バーが外れたのでこれでクーリングユニットを取り出すのに邪魔な物がなくなりました。クーリングユニットに付いているヒーターレジスターとサーミスタのカプラーを取り外します。
エンジンルーム側でクーリングユニットに接続されている高・低圧のパイプを取り外して再び室内に戻りクーリングユニットを固定しているボルト(13㎜)を外してクーリングユニットを取り出します。取り出したクーリングユニットからエバポレーターとEXPバルブを取り出します。新しいエバポレーターとEXPバルブを組み付けてクーリングユニットに入れてグローブボックス奥に外した逆の順番で取り付けをします。この時にエンジンルーム側の高・低圧パイプのOリングは必ず交換をします。
コンプレッサーにかかっているベルトを取り外します。テンションプーリーの固定のボルトが15㎜で国産車にはあまり使われていないサイズです。コンプレッサーに接続されている高・低圧のホースを取り外してからコンプレッサーの固定ボルト(12㎜)4本を外して下から取り出します。外したコンプレッサーと取り付けをするコンプレッサーが同じか確認をします。
コンプレッサーを取り外している間にレシーバードライヤーを交換します。コンプレッサーを取り付けてしまうとレシーバードライヤーの廻りに工具が入るスペースが無くなってしまうのからです。外したレシーバードライヤーの写真を見てもらうとプレッシャースイッチの廻りにエアコンオイルがにじんでいるのが分かります。
コンプレッサーを取り付けて外していた高・低圧のホースを接続して真空引きを始めます。真空引きは30分以上するのでこの間にコンプレッサーのベルトを取り付けたり室内の外していたパネルやグローブボックスを取り付けます。エアコンガスを規定量補充をしてエアコンの冷えなどを確認をしてもう一度ガス漏れが無いか点検をします。ガスリークテスターでのガス漏れの反応が無いのを確認して作業は終了です。
BY TANI


今回の作業は三菱コルトのエアコン修理です。症状はコンプレッサーが入らないという事で何が原因か点検をします。エアコンを入れてもコンプレッサーのマグネットクラッチが引っ付きません。コンプレッサーの配線には電気が来たのでコンプレッサーのマグネットクラッチの作動不良のようです。マグネットクラッチとプーリーの隙間が少し広いように見えたのでマグネットクラッチを叩いてみるとカッチ!と音がして引っ付きます。どうやらマグネットクラッチの隙間が広がってうまく引っ付かないようです。

コンプレッサーを取り外してマグネットクラッチを交換をします。コンプレッサーは運転席側の車両前方の下にあります。


コンプレッサーにかかっているベルトを外す為に運転席側のタイヤハウスのカバーを取り外します。カバーが外れたらベルトのテンションプーリーが見えます。


テンションプーリーを固定している14㎜のナット緩めて下側にあるテンションの調整ボルトを左に回してベルトを取り外します。

コンプレッサーに接続されている高・低圧のホースを取り外してからコンプレッサーを固定しているボルトを4本外してコンプレッサーを下側から取り出します。



コンプレッサーのシャフトに固定されているセンターボルトを取り外してクラッチを取り外します。クラッチを見てみると磨耗によって磨り減ってしまい段差が出来ています。これでは隙間があり過ぎてうまくステーターコイル側に引っ付きません。プーリーは叩いたりして取り外すとシャフト部分が破損したりするので必ずプーラー(プーリー外し)を使って取り外します。


ステーターコイルを固定しているストッパー(ロッキング・リング)を専用のプライヤーを使って取り外します。
新しいマグネットクラッチセット(AKC006A083)を外した逆の順番に組み付けしていきます。

クラッチとプーリーの隙間は付属のワッシャーで微調整をして取り付けます。コンプレッサーを車両に取り付けて、ベルトをかけてテンションを調整してからテンションプーリーを固定します。エアコンの高・低圧のホースをつないで真空引きをしてエアコンの配管内の空気を取除きます。エアコンガスを規定量補充をしてエアコンの冷えなどの点検をします。最後にガス漏れが無いか点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回はディーラー様からのご依頼でプリウスにHIDヘッドライト&HIDフォグランプの取り付け作業です。パーツはこの車両のオーナー様がご用意して下さっていましたのでそのパーツをお預かりしての取り付け作業になります。元々以前に乗っておられたソアラに取り付けされていましたHIDKITを当社で取り外しをさせて頂いていましたのでヘッドライト用のバラストはそのソアラのバラスト(右画像の黄色いパーツ)を使用します。右画像の黒い箱がHIDバルブKITなのですが以前のソアラは4灯式で今回のプリウスはLo・Hi切替タイプ(H4)のバルブですのでこの取り付けKITが必要になります。下の赤い箱はフォグランプ用で使用しますHIDKITです。
まずは色々なパーツを取り付けなければならないのでバンパーを外します。ピン・ボルト類を外してボディー側バンパー側にキズを付けてしまわないよう注意しながら外します。バンパーが浮いたところで純正フォグランプのコネクターを抜きます。
次に左右ヘッドライトを外しスモールランプやウインカーランプ、ヘッドライトのコネクターを抜きます。前廻りが無くなると右下画像のようになりますので各パーツ類の取り付け場所を探します。
プリウスは皆さんもご存知の通り半電気自動車で特殊バッテリーがリヤシート下からトランクルームにかけて取り付けされていますのでエンジンルーム内にバッテリーが取り付けされていません。ですのでHIDランプKITの常時電源を取り出す場合中央・右画像のようにヒューズBOX内の丸印部に12V電源がありますのでここから各ヘッドライト・フォグランプ用常時電源を取り出しします。
今回細かな接続の画像を載せたかったのですが配線の取り廻しに時間が掛かってしまいオーナー様とディーラー様の担当者の方が来られる時間が迫っていましたので完成画像すら撮る事ができませんでした。本当にスイマセン(T T)。各パーツ類の取り付け位置の画像だけですがプリウスにお乗りでHID化をご検討中の方こんな感じで取り付けするとスッキリ収まるのではないでしょうか?。ヘッドライト・バンパーを組み付けし作動確認(各電気廻りチェックを含みます)・キズチェックを行い作業終了!!と同時に取りに来られましたギリギリセーフです(^^)。作動確認をして頂きオーナー様も大変満足しておられました!ありがとうございます!!(^^)。
さて本日当社ブログ10万アクセス頂きました!!。皆さんのおかげで大台に乗る事ができました!!(^^)。ブログを始めた頃は他の方のブログを観ては「凄いアクセス数やな~ここまでなるのはいつの事やら」と言っていたのですがいつも観に来て下さっている方々に心から感謝致します!!。本当でしたら何かキャンペーンでも出来れば良いのですがお恥ずかしい話し弱小な当社にその余裕がまだまだありません(T T)いつの日かきっと何かお返しが出来ますよう頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します(^^)。
by KIN

今回はカペラワゴンのエアコンが効かないと言う修理作業ブログです。今回のお客様も当社ホームページ&ブログをご覧頂いてまずはエアコンガス漏れ点検でご来店して頂き点検後部品見積もりをさせて頂いてご相談の結果当社で修理させて頂く事になり今回改めてご入庫して頂きました。以前にもブログで書きましたがホームページをご覧になられた方からのお問い合わせ頂いてそのまま作業をさせて頂くケースが増えて来ており本当に嬉しい限りです(^^)。僕達のような会社(町工場的な)は、なかなか一般の方がご来店下さる事が少ないのですが作業後「いい店を見つけました!!また寄らせて貰ってもいいですか?」と嬉しいお言葉を頂いたり既にリピーターの方もいらっしゃいます(^^)皆様本当にありがとうございます!!(^^)。


さて作業ですがガス漏れ位置はコンデンサー&エバポレーターからの漏れでしたのでまずはコンデンサーを交換して行きます。エアコンガスを抜きますのでエアコンゲージをつなぐチャックを出します。画像は高圧側のホースをつなぐチャックの画像です。低圧側のホースをつなぐチャックの画像が写っていませんでしたスイマセン(^^;運転席側に低圧パイプが取り廻してありそのパイプにチャックがあります(すぐに見つかります)。




次にエアインテーク用ダクトを外します。ダクトが外れましたらラジエターを固定しているプレートを外します。ラジエターをエンジン側にずらしてコンデンサーが抜けるだけのスペースを作ります。




フロントグリルを外してレシーバードライヤーに入っているエアコンパイプを抜いてコンデンサー側のパイプも抜きます。エアコンパイプが外れたところでコンデンサー本体を固定しているプレートを外します。




レシーバードライヤーを外してコンデンサー本体を上右側画像のように取り外します。下の画像は新品部品との比較画像ですがレシーバードライヤーはエアコンサイクル内のゴミや水分を除去する為に取り付けされている部品で中身の問題ですので外見では何処が悪いと言うのは分かりません。分かり易く言いますとエンジンオイル交換時にフィルターを換える事がありますがそのフィルターと同じような作用だと思って頂ければ分かり易いかと思います。右下画像はコンデンサーの画像で右側が古い方のコンデンサーでシミが付いているのがお分かりになるかと思いますがガス漏れによりエアコンオイルがにじみ出ています。今回のエアコンが効かなくなった原因の一つです。





エアコンパイプの交換はしませんが各パイプのOリングは全て新品に交換してコンデンサー・レシーバードライヤーに接続します。下画像はチャック部にムシが入っていて(車や自転車のタイヤに空気が入る原理と同じです)このOリング部からもガス漏れがありましたので高低圧両方とも交換しました。





次はエバポレーターを交換しますので室内の作業に移ります。今回のカペラのエバポレーターケースはグローブBOXを外した奥にありますので画像の手順でグローブBOXを外します。右下画像の白黒ツートンの部分がエバポレーターケースです。



レジスター&サーミスタもコネクターを抜きます。取り外し時の画像が無いのですが左側画像の白いケースは内外気の切替ユニットなのでこれも外します。



一度エンジンルームに戻り高低圧パイプを外します。パイプを外してエバポレーターケースを固定しているボルト&ナットを外しケースを引き出します。





エバポレーターケースをひっくり返してビスを外しケースを分割しますとエバポレーターが出て来ます。中央左画像が外したての画像なのですがゴミの付着や汚れが一目で分かります(^^;。サーミスタを抜いてエバポレーターを外しケース内部の清掃を行います。




左上画像は新旧エバポレーターの比較画像なのですが右上画像のように再利用するゴムチューブなどを新品エバポレーターに移植して行きます。下の画像は感熱筒の画像でこの感熱筒を保護する為のコールテープを巻き付けます。あとはエバポレーターケースに組み付けして元通り組み付け作業を行い真空引き作業を行いエアコンガスを充填(今回は700g)して作動確認を行います。室内の冷えを確認しガス漏れチェックを行って作業終了です。今回エアコンシステムの説明をあまり記載していませんが(また長くなってしまいそうですので・・・)社長やTANIさんのブログ内に詳しい説明が記載されていますのでそちらを参照してみて下さい。今年はエアコン修理作業が結構多いようですが皆さんのお車はいかがですか?エアコン効いていますか?最近益々暑い日が続いています夏本番前に一度チェックしてみてはいかがでしょう?。
by KIN
今回の作業は日産のバネットにETCの出張取付です。お客様の駐車場での作業で少し暗い場所だったのと、ドアが全開に出来なかったので取り付けに少し時間がかかってしまいました。
運転席側のダッシュのサイドカバーのビスを取り外してサイドカバーを手前側から外していきます。スピーカーのカバーも手前側からオーナメントリムーバーを使って外します。ETC車載器の電源をヒューズボックスから取り出すのでヒューズボックスカバーも取り外します。
ヒューズボックスから電源を取り出すのですがこのままだと作業がしにくいのでヒューズボックスを固定しているナットを2個取り外しておきます。
ETCのアンテナはフロントガラスに取り付けるタイプなので運転席側のAピラーカバーを取り外します。手すりのビスを外して手すりを取ってからAピラーカバーを上側から外していきます。Aピラーカバーの一番下がピンではなくツメがAピラーにスライドで入っているので上方向に持ち上げて取り外します。
ETCのアンテナをバックミラー後ろに取り付けてコードを天張りの中に隠してAピラーまで取り廻します。Aピラーには車両の配線などが無いのでアンテナのコードの固定はクッションテープでしています。外したダッシュのサイドカバーのところからヒューズボックス裏まで取り廻しをします。
ヒューズボックスの固定は外れているのでヒューズボックスを下にずらして下にずらしてヒューズボックスの配線側がさわれる様にして検電器テスターを使ってETCの電源を取り出す配線を探します。今回取り付けるETCは常時電源は無くACC電源だけなのでヒューズボックスの黒/白配線から取り出します。
いつもなら電源の取り出しにハンダを使って接続していますが今回はハンダゴテを持っていくのを忘れてしまったのでハンダを使わないバージョンで接続します。車両側の配線の被覆をめくって銅線に検電器テスターを刺して2つに分けます。その間にETCの電源配線を通してラジオペンチで圧着してETCの電源配線を挟み込みます。それから車両の配線に巻きつけて絶縁処理をします。普通に被覆をめくって巻きつけるよりも配線を挟み込んでいるのでひっぱたりしても簡単には外れないです。
ETCのアース配線はダッシュのサイドカバー奥の10㎜のボルトに共締めをしてしっかりとボディアースに落とします。
ETC本体の取り付け場所はセンターの灰皿下の小物入れです。
センターパネルの下側に元々ダッシュとパネルの間に配線が丁度通る隙間があるのでこの隙間にアンテナコードと電源配線を運転席側から通します。
ETC本体を取り付けをして配線が下に垂れ下がらない様に処理をします。エンジンをかけてETCの作動確認をして外したパネルやカバーを取り付けます。あとはキズや汚れがないかチェックをして作業は終了です。
BY TANI


今回はディーラー様からのご依頼でラフェスタ(ライダー)にパナソニック製新型ETC(CY-ET908KD)の取り付け作業です。取り付け位置は「ETC本体が隠れれば後はお任せで」と言うご要望でしたので色々と取り付け位置を考えて行きます。




ETCアンテナの取り付け位置はいつもと同じ場所でルームミラー横に貼り付けし運転席側Aピラーカバー内にアンテナ線を這わせて行きますのでルームミラー横ガラス面の脱脂作業をキッチリ行っておきます。ETC本体の取り付け位置は最初グローブBOX内にしょうかと思ったのですが今回の新型ETCは前タイプより小型化されていますのでセンターコンソールBOXの小物入れに貼り付け出来そうでしたので今回はこの小物入れを加工して取り付けする事にしました。





まずはハンドルコラムカバー下のロアパネルを取り外す時キズを付けてしまわないようにする為キッキングカバー&プレートを外します。キッキングプレートを外すのはキッキングカバーにカブって取り付けせれているからです。





次にロアパネルを外して行きます。まずヒューズBOXカバーを引っ張って外し左下画像位置のビスとボルトをそれぞれ外します。外れましたらボンネット&フューエルリッドレバーを外しロアパネルを引っ張り出して各コネクター類を抜きます。これでロアパネルが外れます。



ロアパネルが外れましたらハンドルコラムカバー取り付けビスを外してキーシリンダー廻りのカバーを引っ張って外します。後はロアカバーを引っ張って外せばカバーが外れてキーシリンダーコネクターが見えますので電源取り出し作業を行います。



その前にETCアンテナ線をガラスに貼り付けして天張り内にアンテナ線を這わせAピラーにスポンジテープを使用して固定します。



常時電源線は青色・ACC(アクセサリー)電源線は茶色のそれぞれから取り出してハンダ&絶縁処理を行ってボディー側鉄板部にアース線を接続します。センターコンソールBOXまで届くだけの配線を残して余った配線を車両ハーネスと束ねて処理しておきます。



次にセンターコンソールBOXを外します。BOX本体は左上画像位置に取り付けピンが左右にありますので外します。後はBOX本体横に手を掛けて引っ張れば外れて来ます。この時シガーソケットのコネクターに注意して下さい。シガーソケットコネクターを外しましたらBOX本体が外れます。BOXが外れましたらETC電源&アンテナ線を左下画像位置に出します。




センターコンソールBOXから小物入れを外して穴開け加工を施します。下の画像はセンターコンソールBOX側の画像なのですが配線を通す時噛み込みや突っ張って小物入れの動き不良を防止する為に切り込みを入れておいて各配線がスムーズに動くようにしてあります。


小物入れ内に配線を通して最終チェックを行いセンターコンソールBOXを組み付けして脱脂作業を行いETC本体を貼り付けます。各取り外しを行いましたパネル類を元通り組み付けして作動確認を行いキズ&電気廻りチェックを行えば作業終了です。
今回のETC、パナソニックのホームページをご覧頂ければ出て来るとは思いますがカタログのデーターですとこんな感じです。
新型・・・長さ96mm・幅65mm・厚み14・5mmもちろんETCカードは本体内にスッポリ入ります。
前モデル・・・長さ106mm・幅と厚みは同じで65mmと14・5mm
長さが1cm変われば取り付け場所の幅も広がりますよね~って僕だけでしょうか?(^^;)。
by KIN
今回は業者様からのご依頼でスカイライン(R34)の排気漏れを診て欲しいと言う事でお車をお預かりして点検を行いました。お車をお持ち頂いた時すでにエンジンルームから凄い音が出ていましてこれは!?と思い早速エキゾースト(排気側)マニホールド側を取り外しに掛かりました。
まずエンジンのカバーを外してインテーク(吸気)パイプ類を取り外してエキゾーストマニホールド廻りに取り付けされています遮熱板を外します。遮熱板が外れますと右側画像のようにエキゾーストマニホールドとタービンが見えます。この時点でお気付きになられる方もおられるかと思いますがエキゾーストマニホールドとタービンの間に隙間が見えます(^^;。
その隙間の拡大画像が左側の画像になります。ナットが外れた画像になっていますが左側は僕が外したのですが右側は元々付いておらず後のナットも全て緩んだ状態になっていました。何故ナットが緩んでいたのかは理由が分かりません。考えられるのは(あくまで推測ですが)外品のタービンが取り付けされていて前オーナーさんが取り外してしまって純正タービンを組み付けした時に締め付けが足りなかったのか???謎ですがとにかくこれが1番の原因には違いないのでガスケットとナットを交換する方向で点検を続けます。右側の画像がガスケットの画像なのですが半分ちぎれて無くなっていました。次にエキゾーストマニホールド側の排気漏れも確認して行きます。5・6番部のエキゾーストマニホールド取り付け部もススまみれでしたので業者様に連絡を入れてご相談しましたところ排気廻りのガスケットは全て交換して欲しいと言われましたので取り外しに掛かって行きます。
ガスケットの比較画像です。左の画像がタービンとエキゾーストマニホールドの間に入るガスケットで右側がエンジンとエキゾーストマニホールドの間に入るガスケットです。
エキゾーストマニホールドが外れますと画像のような状態になります。こびり付いた古いガスケットを綺麗に除去して新しいガスケットを取り付けしエキゾーストマニホールド、タービンを組み付けて行きます。各ナット類はシッカリ締め付けてあります(^^)。後は取り外した部品を組み付けして各センサー類を接続してエンジンを始動します。エンジンが掛かり排気漏れが止まったのを確認して電気廻りのチェックを行い納車に出発です。従業員の方々も「お~~エンジンルームが静かになってる!!(^^)」(外品マフラーが入っていますので多少音は大きいですが)と言って頂けましたので良かったです(^^)。ありがとうございました!!(^^)。
by KIN
今回の作業は三菱のekワゴンにパイオニア製のHDDナビ(AVIC-HRZ008)の取り付けです。このナビはワンセグ内蔵でDVDビデオも見れてCDは最大240枚分ハードディスクにメモリーされます。値段もそんなに高くないので結構売れています。
今回取り付けをする車両はオーディオレス車なので事前にオーディオ取り付けブラケットと三菱用のオーディオ変換カプラーを用意して作業にかかります。車両のオーディオカプラーとラジオのアンテナコードがオーディオ裏にテープで固定されています。
オーディオパネルは特にビスなどで固定されてなくてピンで留まっているだけで、オーディオが付いていないので簡単に取り外せます。オーディオが付いていると隙間がなくオーナメントリムーバーを差し込んだりするとパネルにキズが付くのでオーディオ付きの場合はエアコンの吹き出し口を下に向けてオーディオの上部分のパネルを持って手前に引っ張ると取り外せます。
助手席前の物入れになっているパネルを取り外します。このパネルは5本のビスで固定されていてビスを取り外して手前に引っ張れば取り外せます。TVのアンテナコードやGPSのアンテナコードはこの取り外したパネルの奥の車両配線に固定して処理をしていきます。
ワンセグTVのアンテナとGPSアンテナのコードを通す為に助手席側のAピラーカバーを外します。ダッシュに養生テープを貼って取り外す時にキズが付かないようにしてからAピラーカバーの上の方から順番にピンを外して取り外します。
GPSアンテナはダッシュの左端に取り付けてコードを取り外したAピラーのところから先程外したパネルの奥を通してオーディオ裏まで持っていきます。
ワンセグTV用のアンテナエレメントをフロントガラスの助手席側に取り付けます。アンテナが水平になるように取り付けをするのですがフロントガラスが曲面になっているので位置あわせが結構難しいです。アンテナエレメントにアンプコードを取り付けてAピラーにクッションテープで固定をしてGPSアンテナと同じ様にオーディオ裏まで持っていきます。Aピラーカバーを仮付けをしてコードが当っているところに印をつけてAピラーカバーを外します。印をつけたところをヤスリでコードの太さ分削ってからAピラーカバーを取り付けます。Aピラーカバーを削らないで取り付けるとAピラーカバーが浮いてしまってちゃんと付かないからです。
ボイスコントロール用のマイクはハンドルコラムカバーの上に取り付けをしてコードをオーディオ裏まで取り廻します。余分なコードはオーディオ裏の車両配線に結束バンドで固定をして下に垂れ下がったりしない様に処理をしています。
車速信号の取り出し場所はオーディオカプラー配線からです。今の型のekワゴンはオーディオカプラーで取り出せるのですが、前の型はECUからの取り出しだったので作業が楽になりました。車両の配線の線色は水色でこの配線に付属の分岐タップを使って結線します。
リバース信号の取り出し場所はオーディオ裏にテープで固定されている白色5Pカプラーからです。この場所にオプションカプラーがあるようになったのは最近の車両からです。前は運転席側のキックパネル内から取り出しをしていました。リバースの配線の線色は若草色です。
ナビをオーディオブラケットに取り付けて車両に取り付けて作動確認をします。オーディオパネルは作動確認が終わってから取り付けをします。ナビを操作して接続確認画面を開いてGPSの衛星の拾い・車速パルス・リバース信号などを確認をします。
ワンセグTV・オーディオ機能の作動確認をしてオーディオパネルを取り付けます。外していたパネルを取り付けてキズや汚れがないか確認をして作業は終了です。
BY TANI