今回はインスパイアのオーディオ交換&オートライト取り付け作業です。オーディオはKENWOOD製2DINタイプオーディオ(DPX-U60MD)とビートソニック社製サウンドアダプターを使用します。今回のインスパイアには純正でBOSEシステムスピーカーが取り付けされていますのでそのシステムを使用可能にする為このパーツが必要になります。このKITの中には異形パネルも同梱されていますので違和感無く外品オーディオが取り付け出来る訳です。オートライトはフジ電機工業社製ライトクルーと言うパーツを取り付けします。オートライトは皆さんよくご存知かと思いますが日中トンネルなどに入った時自動でライトを点灯させる装置です。
まずはオーディオを取り外す為センターコンソールから外して行きます。センターコンソールサイドの木目パネルを引っ張って外します。このパネルはピンで留まっているだけですので引っ張り上げれば外れて来ます。
次に肘置き下のBOX内に純正MDチェンジャーが取り付けされていますので外します。MDチェンジャーが外れますと左下画像の位置にビスがありますので外します。
左側画像のカップホルダーは後から気が付いたのですが外さなくてもよかったです(^^;。カップホルダーとシフトレバーパネルを共締めしているビスを外して肘置き部のBOXを後ろにズラしておきます。
次にシフトレバー廻りのパネルを外して行きます。まず小物入れとシフト廻りのパネル(右上画像)を外します。小物入れが外れますと左下画像位置にビスがありますので外してパネルを引っ張って外します。この時灰皿照明とシガーソケット用コネクターがありますので引っ張り過ぎないよう注意して下さい。
ここで一旦ハンドルコラムカバー下ロアパネルを外します。後から出て来ますがオーディオ横のパネルを外す為とオートライト取り付け作業を行う為先に外しておきます。助手席側もオーディオサイドパネルを外す為グローブBOXを外しておきます。
オーディオサイドパネルはビス&ピンで留まっていますが結構簡単に外れて来ますのでキズなど注意しながら外して下さい。
オーディオサイドパネルが外れましたら純正オーディオを画像の手順で外して行きます。左上画像は純正オーディオにエアコン操作パネルが取り付けされていまして少しだけメーターパネルにカブってしまっていますので少しだけ浮かせておきます。後はオーディオ取り付けビスを外してオーディオ本体を引き出します。各コネクター類を抜いてオーディオ本体を外します。全てが外れた画像が右下の画像になります。
各配線類を接続してオーディオを組み付けします。オーディオ取り付け画像撮り忘れてしまいましたスイマセン(^^;。センターコンソールとグローブBOXを組み付けしてオートライト取り付け作業に掛かります。
まずは日射センサーを取り付けする為運転席側Aピラーカバーを外します。
次に各電源取り出し作業を行いいつものようにハンダ&絶縁処理を行ってオートライトコントロールユニットに接続します。
今回画像足らずで本当に申し訳ございません!!。左がコントローラーの取り付け位置で右側が日射センサーの取り付け位置の画像です。日射センサーを手で覆いライトが点灯するかを確認し作業灯を日射センサーに近づけてライトが消灯するかを確認します。作動に問題が無かったのでロアパネルを組み付けして最終チェックを行います。
FM&AMのチューニングを行い時計を合わせて各作動(CD・MD・ナビとTVの音声が出ているか)を確認します。今回のオーディオはフェイス部にミニピンジャックAUX(外部音声入力端子)入力部があり純正TVの音声出力をオーディオフェイス部のミニピンジャックに接続します。本来ですとオーディオ背面部のRCA入力用AUX(外部音声入力端子)への接続となるのですが今回のオーディオには背面部にAUX(外部音声入力端子)が無くフェイス部のAUX(外部音声入力端子)に入力する形になります。フェイス部のAUX(外部入力端子)の形状がΦ3.5mmのステレオミニピンジャックになっていますのでサウンドアダプター本体から出力されるRCAコードをステレオミニピンジャックに変更して接続します。このピンジャック部にデジタルオーディオプレーヤーも接続可能です。後はキズ&電気廻りのチェックを行い作業終了です。
今回のお客様は当社にとって大変嬉しいお客様で当社ホームページ&ブログをご覧になられてお越し頂きました。ありがとうございました!!また何かございましたら何なりとご相談下さい!!。何も無くても結構ですまた遊びにいらして下さい(^^)。最近「ホームページを観たのですが」と言うお問い合わせ・ご来店が多くなって来ました。量販店さんとは違いご来店頂きにくいはずなのですが本当に嬉しい限りです(^^)。
by KIN
今回の作業は三菱ふそうのキャンターにパイオニア製のDVDナビ(AVIC-DRZ009)とダイアトーンの10㎝スピーカー(SG-9176mk2)の取付です。この車両は24ボルトなのでニューエラー製のDC/DCコンバーターを使って12ボルトに変換してナビを作動させます。
純正のスピーカーは10㎝のスピーカーが付いているのですが24V使用になっているので12V用に交換をします。ドアの内張りはピンで固定されているだけなのですがとても硬くてなかなか外れません。内張りが変形しない様に慎重に取り外します。内張りが外れたので純正スピーカーを取り外してダイアトーン製のスピーカーを取り付けます。同じ10㎝のスピーカーなので純正スピーカーの固定ビスの穴を使って取り付けをします。
オーディオのパネルの取り外し方はシフトノブを左に回転させて取り外します。ハザードスイッチとシガーライターの間にあるカバーを取り外してその奥のビスを外して手前に取り外します。
オーディオブラケットの固定ビス6本を取り外してオーディオを取り出します。オーディオブラケットにはエアコンコントロールも一緒に付いているのでエアコンのワイヤーが邪魔をして取り出す事が出来ません。運転席側のヒーターユニットにあるエアーミックスとモード切替のワイヤーの固定を外してオーディオとエアコンコントーロールを取り外します。
最初の予定ではこの場所に2DINナビを取り付けてエアコンコントロールを上か下に移動させるつもりでした。エアコンコントロールを下に取り付けると奥にあるエアコンのダクトにワイヤが当って負担がかかります。上に取り付けるとヒーターユニット側に届かなくなります。仕方がないのでエアコンコントロールはそのままでオーディオのあったところには1DINのポケットを取り付けることにしました。
ナビの取り付け場所はオーディオの横にある小物入れを取り外して三菱ふそうの部販から取り寄せた専用の取り付けキットを使って取り付けをします。
DC/DCコンバーターを助手席足元のダクトを取り外してその奥の一段高くなっている所に固定をしています。オーディオカプラーから24Vの常時電源・ACC電源・イルミネーションの電源を取り出してDC/DCコンバーターに入力して12Vに変換された配線をナビを取り付ける小物入れの後ろまで引き廻します。
リバース信号の取り出し場所はメーターの後ろにささっているカプラーの赤/青配線から取り出してDC/DCコンバーターに入力します。DC/DCコンバーターからの12Vの出力配線にナビのリバースを接続をします。
車速信号の取り出し場所はメーター左横にささっているカプラーの茶/黒配線から取り出します。車速信号は24Vの電圧がかかっていないのでそのままナビの配線を接続します。
外したパネルやカプラーを取り付けてナビの作動確認をします。取り付け確認画面で車速パルスが出ているか?GPSアンテナの衛星の拾いはどうか?点検する項目は他にも沢山あります。オーディオの作動確認をしてキズや汚れが無いかチェックして作業は終了です。l
BY TANI
今回の作業はマツダのCX-7のエアコン修理です。数日前にエアコンが冷えないので点検をしたところガス漏れをしていました。ガス漏れの場所はコンデンサーに繋がっている高圧パイプのジョイント部分で、このパイプはコンデンサーからエバポレーターまでの一本ものなので交換するのに苦労しそうです。
ガス漏れ点検をした時にガスを充填して冷えを確認したので配管内に残っているガスを抜きます。
作業をしやすくする為にエンジンカバーを取り外します。このカバーはプラスチックのピンで止まっていてピンを外して車両前方に引っ張れば簡単に外れます。
取り外す高圧パイプのジョイント部分は運転席側のラジエーター横にあります。写真を見てもらえば分かりますがボルトやナットでパイプ同士が繋がっているのではありません。
このタイプのパイプの取り外しには専用の工具(エアコンスプリングロックツール)が必要でパイプの太さによって6種類あります。今回取り外すパイプの場合は赤色の工具を使います。
専用工具をパイプに取り付けて取り外すパイプ側に引っ張ってパイプ取り外します。工具を回転させながら取り外すパイプを引っ張ると外れやすいです。
なぜこんな事でパイプが外れるかと言うとパイプのジョイント部分にはスプリングが入っていてこのスプリングでパイプ同士を固定しています。専用工具をパイプとスプリングの間に差し込むことによってスプリングを押しひろげてロックを外します。
もう片方のジョイント部分はエンジンルームの助手席側にあります。室内にあるエバポレーターからのパイプと繋がっていて外し方はさっきと同じです。ジョイント部分の固定が外れたらこの長いパイプをエンジンルームから取り出します。
このパイプは写真の様にとても長く、車両前方のラジエーター横からエンジンルームの中をぐるっと助手席前まで取り廻しているので知恵の輪のようにパイプを動かしては取り外すのに邪魔になるものを外して何とか取り外せました。取り付けの時も同じ様に苦労しながらパイプをエンジンルームに納めました。パイプの取り付け方はOリングにエアコン用の専用オイルを吹き付けてカチッ!と言うまでパイプに差し込むだけです。取り付けは凄く簡単です。
エアコンの高・低圧のチェックバルブにマニホールドゲージを繋いで真空引きをします。これは配管の中の空気を取除く作業です。配管の中に空気が残っていると配管内の圧力が異常に高くなって冷えが悪くなるからです。
真空引きが終ってガスを規定量充填します。この車両の場合は545gです。最近の車はちょっと前の車と違ってガスの量が少なくなってきています。さらに少しでも充填量が多いとエアコンの冷えが悪くなってしまうので注意が必要です。この車両の様にエンジンルームに充填量のステッカーが貼ってあればいいのですがステッカーを貼っていない車両もあるのでその場合はディーラーに確認をして充填をします。
最近の車はエアコンのガス量やガスの流れを見るためのサイトグラスが無くなってきているので今までのようにサイトグラスの泡の量で判断をして充填するのが出来なくなっています。困った事です!
ガスの充填が終ったのでもう一度ガス漏れが無いか点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はトヨタクラウン(昭和55年式)のエアコン修理作業です。お客様は当社ホームページ&ブログをご覧頂き「エアコンの点検・見積もりを」と言う事でご依頼頂きました。まず始めにエアコンのゲージマニーホルドを接続しガスが少ないのが確認出来ました。エアコンのガスがR-12の旧ガスタイプになりますので点検時にエアコンサイクルの点検・ガス漏れ点検をするのにガスをある程度充填しなくては点検出来ませんのでお客様に確認を取り作業を進めていきます。
ガスを少し充填しコンプレッサーの圧縮状態や冷え異音や室内のエアコン電気系統(エアコン操作パネル)の作動チェックを行い特に異常がありませんでしたのでエンジンを止めガス漏れ点検をしていきます。
ガス漏れ点検は画像左側のトーチ式検知器(ガス式検知器でエアコンガスを吸い込むと炎の色が変わりガス漏れを判断します)を使用し漏れの有る箇所を調べていきます。もちろん電気式の検知器でも調べれるのですがR-12のガスの場合はトーチ式の方が分かり易いので今回は使用していきます。
調べた結果ガス漏れ箇所はコンプレッサー(左画像)とEPR(中央画像)レシーバードライヤー(右側画像)とここには画像が無いですが室内のエバポレーターからガス漏れしていました。
コンプレッサーはエバポレーターで室内の熱を奪い気化したガス状の冷媒を液化させる為にコンプレッサーで圧縮して高圧にする役目をします。
EPR(エバポレータープレッシャーレギュレーター)はエバポレーターとコンプレッサーの配管の途中に取り付けされている圧力調整弁です。エバポレーターからコンプレッサーに戻る冷媒量を調整する事によってエバポレーターでの蒸発圧力を一定値異常に保ちエバポレーターのフロスト(氷つき)を防止する役目をします。
レシーバードライヤーはコンデンサーで液化した冷媒を一時的に蓄え冷房負荷に応じてエバポレーターに供給したり、内部には乾燥剤が封入され、サイクル内のゴミや水分を取除く為に有り小さい部品ですが意外と大きな役目をしています。
内容がそれてしまいましたので作業に戻ります。ガス漏れ箇所が分かりましたので部品の納期・金額を調べて見積もりをし、お客様より「修理OK」の返事を頂きましたので部品を発注します。年式的に部品の納期がかかりますので部品が揃い次第再入庫して頂く事になりました。
後日入庫して頂き画像には無いですが一番最初にコンプレッサーを取り外しメーカーに送ります。何故かと申しますと年式的にコンプレッサーのリビルト品が無く現物修理でオーバーホールする事になりましたので先にコンプレッサーの修理依頼をしメーカーで修理をしてもらっている間に他の分解・部品の交換を進めておきます。エバポレーターの交換をしますので室内グローブボックス裏に取り付けされていますクーリングユニットを取り外していきます。外し方は画像に記載していますので参考にして下さい。グローブボックスしたの小物入れを取り外し、アンダーパネルを取り外します。この時点ではまだクーリングユニットの下部しか見えません。
アンダーパネルを取り外しましたら次にグローブボックスのフタのみを取り外します。上段左画像に記載していますがフタを開ける時のストッパーが付いています、フタの左サイドにビスで固定されていますので取り外しますとフタが一気に下の方まで開きますのでご注意下さい。開きましたらビス4本でフタの固定がされていますので取り外しグローブボックス上部のビス4本を外しボックス本体を軽く手前に引き出します。引き出すと左右裏に各スイッチ類のカプラーが有りますので取り外しボックス本体を引き出し取り外します。下段左側の画像の様になります。下段右側画像のダクトを取り外します。
クーリングユニットの固定ボルトの画像が無いですがクーリングユニットを取り外すのに支障となる部品を先に取り外しクーリングユニットのボルトを取り外します。
少し見えにくいとは思いますがエンジンルーム内と室内エバポレーターとのジョイントを緩め配管を取り外します。
ジョイント部が外れましたのでクーリングユニット本体を取り外し分解していきエバポレーター本体を取り出し新しい部品と交換し外した逆の手順で組み付けをしていきます。
次にエバポレーターとコンプレッサーの配管の途中に有りますEPRを取り外し新しい部品と交換します。
コンプレッサーの現物修理に出してから4日後綺麗になったコンプレッサーが帰ってきましたのでコンプレッサーを組み付けしていきます。コンプレッサー本体はボルト4本で固定されていますので位置を合わしボルトを固定します。クラッチの配線を忘れないように接続しエアコンベルトを取り付けベルトの張り調整をします。もちろん各ジョイント部のOリングは交換し各部の締め忘れが無いかチェックをしエアコンゲージマニーホールドを接続し、真空ポンプで真空引きを行います。数日間組み付けが出来なかったので接続していない配管やホースのジョイント部にはゴミや水分が混入しないように処理をしていましたが普段より長めに真空引きをします。一定時間が経ち真空ポンプの作動を停止し数時間放置します。ゲージは真空引きをしましたので負圧の状態になっていますのでもし何処か配管やホースに穴開きが有ったりすると真空状態が保てませんので負圧状態では保つ事が出来なくなりますので穴開きが無いかの目安として様子をみます。常に負圧状態を保っていましたのでガスを少し充填し先にガス漏れチェックを徹底的に点検していきます。特に異常がありませんでしたのでガスを適量充填していき圧力のチェック等をします。
室内エアコン吹き出し口にデジタル温度計を差込み冷えのチェックを行います。画像が見にくいかもしれませんがこの車両はセンターの吹き出し口で風量は一番弱くした状態で3,9℃まで冷えました。3,9℃でコンプレッサーの作動が停止し7℃前後でコンプレッサーが作動し始めるを繰り返し正常に作動していました。
しかし良く冷えますね~、最近の車両では外車は結構低い温度まで冷え込みますが国産車では中々ここまでは冷え込まないですよね~(^^)。この後エンジンを停止し再度ガス漏れのチェック・閉め忘れチェック・各電気廻りのチェック・キズや汚れのチェックをし無事に作業は終了いたしました(^^)!!。
しかし今回作業をさせて頂いたクラウンはエンジンも室内も凄く程度が良く各作動もキッチリとしていました(^^)。昭和55年式クラウン(MS112)って事は28年前の車両って事ですよね~!!好きな方にはたまらない車両ですね~(^^)。オーナー様ありがとうございました~(^^)!!。
by まっちょ




今回は以前(5/31)の作業ブログでパイオニア製ナビの取り付けを行いました330iに当社お薦めカーセキュリティー日本電機サービス社製VORTEX(5200-J)の取り付け作業ブログになります。毎度の事ながらカーセキュリティー取り付け作業ですので細かく書く事が出来ませんご了承下さい。各パネル取り外し方法は前回のブログを参照して下さい。今回お客様がお選びになられましたキャンペーン対象商品(今月末まで)は「VORTEX」ELロゴプレートです。このプレートはいつものスキャナータイプとは違い文字盤が光って威嚇します。

作業中の画像ですが色々な配線を各信号線と接続しハンダ&絶縁処理を行って行きます。




次にハンドルコラムカバー(ロア)に直径8mmの穴を開けて作動確認用LEDを取り付けします。下の画像が組み付け後の画像になります。


左画像がELロゴをフロントガラス右下部に貼り付けしました画像で右画像がリモコン送受信アンテナの取り付け位置の画像で今回もルームミラー裏部に貼り付けして配線を天張り内にはわせて運転席側Aピラーからダッシュボード内に引き込みました。


各パネル類を組み付けしいつもキッチリ実施しています感度調整を行い作動確認を行います。各ドアを開けたりボディーにダメージを与えない程度に叩いてみたりセキュリティーがしっかり反応するかを確認します。反応すると言うのはサイレンから警告&警報音が鳴るかどうかと言う事です。しっかり作動確認が出来ましたらキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。今回何故お客様がセキュリティーを取り付けされるのかをお聞きしましたところ周りのお家の方4~5軒が車上荒らしの被害に遭われたそうで「自分の車も狙われるのでは?だったらその前に防衛策で!!」と言う事でした。今回もトヨタ車を中心に被害に遭われたそうです。以前ブログで当社社長の住んでいますマンションでも一晩に5軒被害に遭ったと書いていましたが今回も4~5軒でトヨタ車中心と言う事は同一犯?と考えてしまいます。この短期間で神戸市内の犯行です。神戸市以外の皆さんも自分は大丈夫とは思わず十分気を付けて下さい!!もうすでに下見に来ているかもしれません!!不審な車や人を見かけましたらすぐに警察へ通報しましょう!!。
by KIN


今回の作業は新型のアルファードにフジ電機工業製のFreeTVing(FFT-197)の取り付けです。この製品は助手席の人が走行中に退屈しないようにTVやDVDビデオが見れるようにするものです。この様な商品はいろんなメーカーが作っていますが他のメーカーは大抵切り替えスイッチが付いているのですが、フジ電機工業の商品はオートタイプがほとんどなのでスイッチの切り替えをしなくていいのでお客様に好評です。車種によってはスイッチ付きになる場合があるので確認をしてください。

このアルファードは5月に発売された新型で以前のアルファードとオーディオ周りがすこし違っています。新型は始めてなのでいつも以上に慎重に作業をしていきます。オーディオ周りの雰囲気は前の型と似ているので同じ様な取り付け方をしてるだろうと取り外し作業にかかります。まずシフトノブを左側に回して取り外します。

シフトノブが外れたらシフトのバーに養生テープを巻きつけます。これはシフトのバーにシフトノブを取り付ける為のネジ山が切ってありこのギザギザのネジ山がパネルを取り外す時に当たってしまうとすぐにキズになってしまうからです。

パネルはおそらくこの部分が外れるのだろうと考えて養生テープを周りにはっていきます。


以前のアルファードはオーディオ周りのパネルを取り外す時にシフトロック解除のスイッチがパネルから外れてセンターコンソールの奥に落ちてしまって探すのにとても苦労しました。それからはシフトロック解除スイッチにガムテープを貼ってパネルから外れないようにしていました。新型のアルファードも同じ様になっているかもしれないので念のためにガムテープを貼ってパネルから外れない様にしました。

オーディオ周りのパネルの下側を手前に引っ張って少し浮かせました。ヤッパリこのパネルだけ外れてきそうです。少し浮いたパネルに指を引っ掛けて下側からゆっくりと上側にパネルを浮かしていくと真ん中あたりでパネルが浮いてこなくなりました。力を少し強くして手前に引っ張るとパネルはちょっとずつ浮いてきました。何とかパネル全体が浮いたのでシフトレバーをドライブレンジにしてパネルを取り外します。外したパネルのシフトロック解除のスイッチはしっかりとパネルに固定されていたので次からはガムテープを貼らなくていいです。

以前のアルファードはパネルにエアコンコントロールが付いてきたのですが新型はオーディオと一緒のブラケットに取り付けられていていました。ブラケットの固定はナビモニター側に4本のビスで固定されています。このビスを取り外してナビ本体とエアコンコントロールを取り外します。


FreeTVingの本体をナビ裏のヒーターユニットのケースに付属の両面テープで固定をします。両面テープを貼る所はパーツクリーナーなどでしっかりと脱脂をします。ナビに接続されている26Pコネクターを取り外してFreeTVingの26Pコネクターに差し込んでもう片方の26Pコネクターをナビに接続します。FreeTVingのアース配線をナビを固定しているビスに共締めしました。

パネルを元通りに組みつけて作動確認をします。エンジンをかけてサイドブレーキを解除してもTVの映像は映ったままです。新車でナンバープレートがまだ付いていないので敷地内を少し動かしてみましたがTVの映像は映っています。本当は助手席に一人乗ってもらって走行テストをしたかったのですがしょうがないですね。
キズや汚れがないかしっかりと点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はトヨタのクラウンのエアコン修理です。前日にエアコンが効かないという事で点検をした所ガス漏れでエアコンが効きませんでした。ガス漏れしていた所はフロントのクーリングユニットからとリアのクーリングユニットからとEPR(フロスト防止用の調整弁)からでした。
今回はリアへいくパイプを取り外してフロントのエアコンシステムだけ使えるようにパイプを変更してリアのエアコンを使えなくします。
この車両のボンネットはダンパーが付いていてこのダンパーでボンネットが勝手に閉まらない様にしているのですが、このダンパーは年数が経っているのかゆっくりと勝手に閉まってしまうのでダンパーストッパーと言う工具をダンパーのバーに取り付けてボンネットが閉まらない様にします。
この車両のフロントのクーリングユニットはグローブボックスの奥にあります。グローブボックス下のアンダーカバーのツメを3箇所外してカバーを外し、カバーに付いているフットライトを取り外します。
グローブボックスを固定しているビスを5本取り外してグローブボックスを手前に引き出してグローブボックスライトとトランクスイッチのカプラーを取り外します。グローブボックスが外れたら下側に補強用のバーがあるのでこのバーも取り外します。
クーリングユニットに取り付けられているエアコンのアンプのカプラーを取り外してこのエアコンアンプをクーリングユニットから取り外します。エバポレーターの温度センサーの配線もクーリングユニットを取り外す時に引っかかるのでカプラーを外しておきます。
グローブボックス上とクーリングユニット上部に固定されているECUを取り外して下に落として配線がクーリングユニットを取り出す時に邪魔にならない様によけておきます。
クーリングユニット上部を固定しているボルトがECU固定用のブラケットが邪魔をして外せないのでこのブラケットの左側のナットを外してブラケットを手で曲げてやるとボルトが見える様になるのでこのボルトを2本取り外します。
クーリングユニットに固定されている配線の束を固定用カバーのビスを外してECUの配線と同じ様にクーリングユニットを取り出す時に邪魔にならない様にブロワーモーター側によけておきます。
エンジンルーム側でクーリングユニットから出ている配管に接続している高・低圧のパイプを取り外します。EPRも交換をするのでコンプレッサーへ繋がっている低圧のホースをEPRのところで取り外してからEPR自体を取り外します。
ブロワーユニットとヒーターユニットにクーリングユニットを固定しているビスがあるのでこのビスを取り外してクーリングユニットを手前に引っ張り出して取り外します。
クーリングユニットが取り外せたのでケースを分解します。クーリングユニットから出ているパイプのところにクッション材とゴムが付いているのでこれらを取り外します。クッション材は再使用するのでちぎれない様に慎重に取り外していきます。
ケースはビス4本とクリップ4個を取り外すと2分割に分かれます。エバポレーターの温度センサーを取り外すとエバポレーターが取り出せます。
新しいエバポレーターやEXPバルブは別々になっているので取り外したエバポレーターを見ながら同じ様に組み付けをします。感温筒の固定クリップは取り外したエバポレーターから取り外して再使用します。
新しいエバポレーターを逆の順番でクーリングユニットに入れて車両に取り付けをします。
クーリングユニットに接続する高・低圧のパイプはリアエアコン用に途中で分岐されているタイプのもので、最初に書いていましたがこのパイプを変更して違うパイプを取り付けます。リアにいくこのパイプは助手席側の車両の下にジョイント部があるのでこのジョイント部で取り外してエンジンルーム側に取り出します。
新しく取り付けるパイプは写真の様にリア用に分岐していないシンプルなパイプになっています。外した低圧パイプにはリアにいくパイプ側にチェックバルブが付いていたのですが、新しい低圧パイプにちゃんとチェックバルブが付いているので問題ないです。
EPRとレシーバーを交換して外していたパイプやホースを全てつなぎます。この時にパイプやホースに付いているOリングは新しいOリングと取り替えます。Oリングをそのまま使うとかなりの確立でそのジョイント部分でガス漏れがしますので交換の時や配管を取り外した時はOリングは必ず交換してください。
配管が全て繋がったら真空ポンプを使って配管の中の空気を取除きます。前にも書いたのですが配管の中に空気が残っているとガス圧が異常に高くなります。また配管に残った空気中の水分がEXPバルブで凍ってしまって詰まったりしてしまうので真空引きはとても重要です。
真空引きが終ったらガスの充填をします。このクラウンの場合はリアエアコンが付いていた時の規定量は1200gなのですが、パイプを変更してリアエアコンを使えなくした為規定量が分からないのでレシーバーに付いているサイトグラスでガスの流れや泡の量を見ながら充填していきます。
ガスの充填が終ったらもう一度ガス漏れの点検をします。外したパイプのジョイント部分やクーリングユニットなどを点検をしてガス漏れがないのを確認をして作業は終了です。
BY TANI


今回は業者様からのご依頼でアルテッツァにHIDヘッドライトKIT&ETCの取り付け作業です。HIDは「株式会社グランドスラム」と言う会社のHIDキットです。バルブの種類はHB4・明るさは車検OK!!の6000K(K=ケルビン)で太陽光位だそうです。ハロゲンランプ(ノーマルランプ)が3200~3500K位ですので約倍近い明るさになる訳です。



では作業に掛かって行きたいと思います。まずはバラスト(安定器)を取り付け出来る場所を探す為エアクリーナーケースを丸ごと外します。エアクリーナーケースを外しあちこち探してみたのですがなかなか取り付け出来るスペースが無かったのでフロントバンパーを外しました。


バンパーを外してすぐに「ここにしよ!!」と言う場所がありましたのでボディーフレーム(画像)の位置に取り付けする事にしました。鉄板に直接ねじ込んで行けるタッピングビスと言うビスを使用して取り付けしてあります。このビスはホームセンターで購入出来ますのでホームセンターに行かれた際はビスコーナーに行ってみて下さい(^^)。バラストは左右同じ位置に取り付けしておきます。


次にバルブの交換を行います。このタイプのバルブは左に回して溝が合ったところで引き出せば抜けてきます。純正電源コネクターを抜いて純正バルブを外します。純正バルブが外れましたらHIDバルブを取り外した逆の手順で取り付けします。



バルブの交換が終わりましたら電源の取り出しを行います。今回のHIDキットは純正コネクターからの配線からの取り出すタイプでしたので左上画像のように取り出しを行いました。後はHIDバルブから出ている配線をバラストから出ている配線を接続(右上画像)して電源線をバラスト本体に接続して各配線の接続&取り出し作業は終了です。左下の画像は画像内に記載していますがウォッシャータンクが取り付けされていまして作業スペースが無かったのでヘッドライト本体を外して作業を行いましたと言う画像です。作業内容は右側と同じ作業です。


フロントバンパー、エアクリーナーケース等を組み付けして作動確認を行います。左が交換前の画像で右が交換後の画像になります。カッコ良くなったと思いませんか?明るさも全然違います(^^)。


さて次はETCの取り付けに掛かって行きます。ETCは業者様がご用意くださいましたパナソニック製ETC(CY-ET908KD)です。当社ブログをよくご覧の皆さんでしたらお気づきになられたかと思いますが新製品のETCに変わっています。以前のモデルは907でしたが今回のETCは908になっています。変更点はETC本体とアンテナが以前のモデルに比べて若干コンパクトになったと言う事と電源コネクターが薄型になったと言う点です。


取り付け方法は特に変更がありませんのでいつものように行います(^^;。今回はまず電源の取り出し作業から掛かりましたのでハンドルコラムカバー下ロアパネルから外します。




いつものようにキーシリンダー部電源線の被覆をめくりETC電源線を巻き付けハンダ処理を行います。各電源の取り出しは画像を参照して下さい。各取り出しが終りましたら今回のETC本体取り付け位置をグローブBOX内にと言うご依頼でしたのでグローブBOX内まで届くだけの電源線を引き廻しておいて余った電源線を車両ハーネスと束ねておきます(右下画像)。これで運転席側の作業は終了ですのでロアパネルを組み付けして助手席側作業に移ります。




Aピラーカバーを外します。ここでの注意点はAピラー固定ピンが2つ共Aピラー側に残ってしまいますので外すのですが特に金属製の方が小さい部品ですので取り方を誤りますと袋状のなっていますAピラー内に落ちる恐れが有ります。十分注意しながら外すようにして下さい。




ETCアンテナを貼り付けする場所の脱脂作業をキッチリ行います。次にアンテナを通して行くのですが、今回のアルテッツァの天張りが硬く拡がらなかったのでルームミラーを取り付けしているビスの目隠し用パネルを外し天張りを引っ張りましたら隙間が出来ましたのでアンテナ線を通して行きました。車両によって隙間があるタイプ、少し引っ張れば隙間が出来るタイプなどなど色々なタイプがありますのでその車両に応じた取り廻し方法で取り付けして下さい。無理に引っ張ったりしますと天張りがヨレてしまったり最悪の場合折り目が出来てしまったりします。



次にグローブBOX本体を外します。今回のグローブBOXの外し方は前回ブログのキャラバンとよく似たタイプでグローブBOX下部にピンで固定されていますので左右2本外してBOX本体を抜き出します。


グローブBOX本体横に直径16mmの穴を開けてアンテナ線と電源線を引き込みETC本体と接続してBOXサイド部に貼り付けします。もちろんここも脱脂作業を行っておきます。グローブBOX・Aピラーカバーを組み付けして作動確認を行い電気廻りチェックと今回は車両内外のキズチェックを行い作業終了です。
さて梅雨でうっと~しい天気が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?。雨が降らなければ夏には水不足、でも降りすぎで土砂災害や水害と自然と言うのはこれだけ文明が発達していても人の手には負えないものですよね~あたり前ですが・・・(^^;。カラッとした夏を首をなが~くして待ちたいものです。夏は夏で「アッつ~早く秋来ないかな~」って言ってると思いますが・・・(^^;。
by KIN
今回の作業はマツダのファミリアアスティナのエアコン修理です。症状はガス漏れをしていてエアコンが冷えなくなっていました。ガス漏れ箇所を点検をしたところクーリングユニットからガス漏れの反応があり、エバポレーターとEXPバルブを交換します。
クーリングユニットは室内のグローブボックス奥に取り付けられています。グロ-ブボックスを取り外すとクーリングユニットが見えるようになるので取り外し作業を始めます。
クーリングユニットに取り付けられているエアコンアンプとエバポレーター温度センサーのカプラーを取り外します。
クーリングユニットを固定している場所はユニットの上と下に1ヶ所ずつ10㎜のナットで止まっているのでこのナットを取り外します。
エアコンをかけた時にできる水を車外に出す為のドレンホースをクーリングユニットから取り外します。
次にエンジンルーム側でクーリングユニットから出ている高・低圧のパイプに接続しているパイプを取り外します。低圧パイプのジョイント部分は24㎜と27㎜のスパナを使って外します。高圧パイプのジョイント部分は17㎜と19㎜のスパナを使って外します。エンジンルーム側のパイプを車両前方に引っ張ってクーリングユニットのパイプから外します。
また室内側に戻ってクーリングユニットとヒーターユニットの間にあるエアコンのダクトを取り外します。クーリングユニットを取り出す時にこのダクトにクーリングユニットが当ってしまって取り出せないので先に取り外しておきます。写真が撮れなかったのですがダクトの下側にヒーターユニットとダクトを固定しているピンがあります。とても狭いところで取り外しにくかったです。
クーリングユニットとブロワーユニットを固定しているクランプのロックを外してこのクランプをブロワーユニット側によけておきます。ヒーターユニット側にもクランプがあるのでロックを外してヒーターユニット側によけておきます。
これでクーリングユニットを固定しているものが無くなったので手前に引っ張り出します。
クーリングユニットのケースカバーを外してエバポレーターを取り出します。新しいエバポレーターとEXPバルブを取り外したエバポレーターと同じ様に組み付けをします。
組み付けたエバポレーターをケースカバーに入れて組み付けます。クーリングユニットから出ている高・低圧のパイプをエンジンルームに出す為の穴に真っ直ぐ通して先程と逆の順番でクーリングユニットを固定していきます。
エバポレーターの交換が終わったらレシーバーの交換をします。レシーバーはエアコンの配管内の汚れを取除くだけではなく、レシーバーの中に乾燥剤が入っていて配管内の水分も取除きます。できるだけ空気に触れさせない為にレシーバーの交換は作業の最後にします。レシーバーにはコンデンサーからのパイプとエバポレーターへのパイプが2本接続しているのでこのパイプを取り外します。レシーバーの固定ブラケットを緩めてレシーバーを下側に取り外します。取り付けをする時は下側から固定ブラケットに入れてパイプを取り付けます。
交換の作業が終わったのですぐにエアコンマニホールドゲージを高・低圧のチェックバルブに繋いで真空ポンプで配管内の空気を取除きます。
真空引きはは大体30分ぐらい行います。高圧側も低圧側のメーターの0気圧以下になって負圧の状態になっています。真空引きが終わったらガスを規定量入れてもう一度ガスリークテスターを使ってガス漏れの点検をします。ガス漏れの反応が無かったのでこれで作業は終了です。
BY TANI
今回はディーラー様からのご依頼で新車のキャラバンにナビ・バックカメラ・ETC・日産車用オーディオ変換ハーネスをご用意させて頂き取り付け作業を行いました。ご用意させて頂きました部品は全てパイオニア製でワンセグチューナー内蔵ナビ(楽ナビAVIC-HRZ008)・バックカメラ(ND-BC3)・ETC(ND-ETC5)でオーディオ変換ハーネスのみクラリオン製(CCA-650-510)をご用意させて頂きました。
まずはいつものように養生作業をしっかり行いAピラーカバー左右を画像の手順で外して行きます。
次にグローブBOXを外して行きます。グローブBOXはパネル一体式ですので取り外しますと3段目の画像のようになります。
グローブBOXが外れましたらオーディオ廻りのパネルを外して純正オーディオ&小物入れを外します。
次にオーディオパネル下のセンターパネルを外します。今回は画像内にビス位置等記載していますので参考にしてみて下さい。ブローブBOXパネルからセンターパネルが外れますと右下画像のようになります。
センターパネルまで外れましたら運転席側の取り外し作業に掛かって行きます。ハンドルコラムカバーを外してメーターカバーを外してメーター本体を外します。メーターが外れましたらコラムカバー下ロアパネルを外します。
メーター本体が外れましたら車速信号線の取り出しを行います。このタイプのキャラバンになってから出張作業の時もそうなのですが本来ですと画像の位置に入っているのですが車速信号線が入っている事が少なく日産の新車センターで働いています僕の親友達に問い合わせしましたところセンターでナビの取り付けを行う場合専用配線をメーカーから取り寄せしてそれをコネクターに挿入し信号の取り出しを行うとの情報を貰いセンターでナビ付けを行う際、純正ナビには同梱されているタイプもあるそうなので余った配線を貰えるよう手配して僕達はしのいでおります。持つべきものは親友ですね~(^^)。今回もその配線を使用して難無く作業は進行して行きました。
車速信号が無事に取り出し出来たところで次はリバース(バック)信号線の取り出し作業を行います。このキャラバンのリバース信号線は運転席シート下のコネクターから取り出しを行いますのでシート本体を外します。シートが外れましたらカーペットをめくりハーネス類をガードしている鉄板を外します。鉄板が外れましたらグレーコネクターの白/緑線から取り出しします。
次にバックカメラの取り付けを行うのですが配線を通す流れは画像のような感じで通して行きます。
まずリヤゲートオープナーハンドルを外してパネルを外します。このクリップを外すのは先程グローブBOXのフタを外す時に出ていました工具を使用します。この時パネルにキズが付かないようウエスを工具の間に挟んでテコの原理で外して行きます。パネルが外れますと左下画像のようになります。点線はカメラ配線がこの辺を通りますと言う意味です。
リヤゲート内側からナンバー灯などが取り付けされていますガーニッシュと言う部品を外します。左の画像がガーニッシュの外れた状態の画像になります。ナンバー灯配線ゴム製のグロメットを利用しバックカメラ線を通して室内に引き込みます。これで防水はOKです。バックカメラの配線を目立たなくする為ガーニッシュにヤスリを使用して溝を作ります。
リヤゲート内にバックカメラ線を引き込んで先程流れと言う画像の中にありましたがリヤゲート⇔ボディー側間の配線が通っていますゴム製蛇腹状チューブの中を通して室内に引き込みます。Cピラー上部に左画像のカバーがありますので外してバックカメラの配線を引き込みそのまま天井に這わせて行きます。
バックカメラの作業が終わりましたら各配線類をオーディオ取り付け位置に出しておきます。次にETC本体、携帯電話接続用ケーブル取り出し用の加工をそれぞれのパネルに施します。各パネルを組み付けしETC本体と接続してパネルの脱脂作業を行い貼り付けします。携帯電話接続ケーブルは3段目画像のような感じでまとめておきます。
今回の各アンテナ取り付け位置は画像のようにしてあります。いつもと変わり無いですが・・・(^^;。
ナビ本体を組み付けして取り外しました各部品類(今回大量ですが(^^;)を組み付けして作動確認を行います。最後にバックカメラの位置を調整しキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。久しぶりに大量画像のブログになってしまい最後までお付き合い頂いた皆さんありがとうございます!!。
by KIN
今回の作業はマツダのAZワゴンにパナソニック製のオンダッシュDVDナビ(CN-DV155FD)とETC車載器(CY-ET908D)の取り付けです。今回はナビとETCを連動させないのですが連動をさせる場合は別売の接続ケーブル(CA-EC40D)が必要になります。前の型のETC車載器(CY-ET907D)とは接続ケーブルが違うので良く確認をして下さい。
ナビユニットの電源を取り出す為に純正のオーディオを取り外します。運転席側のハンドル下からオーディオの横を覗き込むと10㎜のボルトが見えるもでこのボルトを取り外します。少し狭いですが難しくはありません。
ボルトが外れたのであとはオーディオに付いているピンとツメで止まっているだけです。オーディオを取り出す時にキズが付かない様に養生テープを貼っておきます。オーディオの外し方はグローブボックス奥に手を入れてオーディオの後ろ側を押して少しオーディオを手前に出します。この時に運転席側のメーターパネルと助手席側のエアーバッグのパネルもオーディオパネルと一緒に付いて出て来ます。オーディオに付いているツメがこの両サイドのパネルに硬く噛んでいるからです。少し出ているオーディオが奥に入らない様に手で押さえて両サイドのパネルを押してオーディオと外します。このツメが外れたらオーディオは簡単に出て来ます。
ナビユニットの電源の取り出しはオ-ディオのカプラー配線からです。取り出す配線は常時電源・ACC電源・イルミネーション電源です。今回の車両の場合は車両側の配線の線色は常時電源が白/赤で、ACC電源が白/黒で、イルミネーション電源が赤/白でした。年式などによって配線の線色が違う場合があるので電源を取り出す時は必ずテスターなどで確認をしてから取り出して下さい。
車速信号とリバース信号はオーディオ裏にオプション用の5ピンカプラーがテープで車両配線に固定されているのでこのテープを取り外してカプラーを取り出します。配線側から見て真ん中が車速信号でその右横がリバース信号です。
あとTVの音声をFMのトランスミッターで純正のラジオで聞けるようにするのですが、ナビユニットを置く場所がトランクルームしかない場合はFMトランスミッターのアンテナをオーディオ裏まで延長をして車両のラジオアンテナに巻きつけるとノイズなどが無くなって良く受信をするようになります。
ナビユニットに接続する配線やコード通すためにキックパネルとステップカバーを取り外します。この車両の場合はステップカバーにスペースがあまり無いので全ての配線とコードが通らないです。特にナビユニットからモニターへ接続をするDINコードは一番太いのでフロアーカーペットの下に有るクッション材と車両の隙間に入れて通します。
ナビユニットは助手席のシート下に設置しました。シート下に入るもの入れを設置してもナビユニットには当たらないので問題はないです。配線やコード類はフロアーカーペットに切り込みを入れてそこから出してあまり配線やコードが見えない様にしています。
ETC車載器は今回はグローブボックス側面に取り付けをしています。少し前の作業日誌で書いたAZワゴンのETCの取り付け作業の時はグローブボックスの上にあるパネルに穴を開けて取り付けをしたのですが、今回は穴を開けずに取り付けをして欲しいと言う事でこの場所になりました。ETCの電源の取り出し場所は以前の作業日誌(AZワゴンETC取り付け)に書いているのと同じなので良かったらそちらを見てください。
モニターはダッシュ中央に取り付けをしました。付属のモニターベースを使わずにモニターが上下にスライドする市販のモニターベースを使っての取り付けです。最近は車検の時にモニターが引っかかって車検に通らない場合が有るようで極力フロントガラスの視界を邪魔しないようにモニターが下にスライドするタイプのモニターベースを使っています。この車両はモニターを下に下げすぎるとハザードスイッチが押せなくなるので普段は少し上ぎみで使用してください。
BY TANI
今回の作業は業者様からのご依頼でメルセデスベンツV230に今取付されているカーナビとカーオーディオとCDチェンジャーを取り外して、カロッツェリア製品のサイバーナビ「AVICーVH9000」とセンタースピーカー「TS-CX900A」と25cmパワードサブウーハー「TS-WX99A」の取付作業です。
まずは今取付されているナビとオーディオとCDチェンジャーを取り外していきます。上段画像に有りますシフト廻りのパネルを取り外します。パネルはプラスチックのロックピンになっていますので割らないように上に引っ張り取り外していきます。シフトをずらしオーディオ本体を取り外し中段画像のオーディオを外した位置にビスが左右に1本ずつ有りますので取り外し、エアコン吹き出し口の上部左右にもビスが左右1本ずつ有りますので取り外します。パネル自体の固定は先程取り外しましたビス計4本のみで後はパネル側にピンが付いていますのでキズや割れなどが起こらないように慎重に取り外していき、各スイッチ裏のカプラーを外しエアコンコントロール用のワイヤー2本のロックピンを外し取り外します。取り外し中の画像も撮るつもりにしていたのですが作業をしているうちにすっかり忘れてしまっていました(^^;・・・。ナビユニットはセンターボックス内に取り付けしてありCDチェンジャーもすぐ下に固定されていまして各パーツを取り外しながら作業は終了です。次に新しいナビの取り付け作業に掛かっていきます。
またまた画像を忘れてしまったのか!?いや撮った筈なのですが画像データーが見当たりません・・・。地デジアンテナの取り付け&各ケーブルの引き廻しの為両側Aピラーカバーを取り外しますこのAピラーカバーは以外と簡単に外せましてBピラーカバーに少し被っているのですが手をピラーカバーにかけ手前に少し引いてみると「パコパコッ」っと簡単に浮いてきましたので後はカバーを割らないように取り外します。アンテナを取り付けする位置きめを行いガラス面を綺麗に脱脂しアンテナを貼り付けします。今回のアンテナは貼り付けする順番が決まっていて配線側も決まっていますので取り付け要領書を良く読み確認しながら作業を進めて行きます。地デジアンテナとボイスマイクとGPSアンテナのケーブルを引き廻し次の作業に入ります。
助手席前のグローブボックス内にB-CASカードの読み取りをする装置の取り付け作業をします。ボックス内から外へケーブルを引き廻しする為にケーブルを通す穴を開けます。
サブウーハーの配線を引き廻しする為とリバース(バック)信号線の取り出しを行う為助手席側サイドステップとリヤクウォーターパネルを外します。
リバース(バック)信号線の確認をする為テールランプカバーの固定ビス3本を取り外し裏側カプラーの配線部に検電器テスター等を使用してリバース(バック)信号線の確認を行います。この車両では白/赤線がリバース(バック)信号線でしたのでナビ側リバース(バック)信号線を接続します。
サブウーハーに接続される各ケーブル(常時電源・リモート電源・リモコンコード・RCAケーブル)を引き廻しサブウーハーの固定位置を決め仮接続し配線の処理をしていき外していたパネル類を復元していきます。
サブウーハーの電源の取り出しはバッテリーのプラスから取り出しを行います。この車両は助手席シート下カバーを外しますとバッテリーが隠れていてここからの電源取り出しとなります。アースはしっかりとボディアースのきく場所に接続し残りのケーブルはモニター裏まで引き廻しておきます。
次に車速信号の取り出しです。この車両はメーターの裏側カプラー部より取り出しを行いますのでメーター本体の取り外しをします外し方はメーター上部左右にビスが各1本ずつとまっていますので外しメーターを手前に引き出します。メーター裏の黒色カプラーの灰/赤線(画像は白/赤線になっていますが間違いです、すいません)が車速信号線になりますのでナビ側の車速ケーブルを接続します(線色等はあくまでも参考にして下さい、車両により異なる場合があります)。
各配線の接続・ケーブルの引き廻しが終了しましたので取り付けブラケットを取り付けして各ケーブルの長さの調整を行います。モニターとナビユニットを仮接続し作動テストを行います。各操作がOKでしたので本体の取り付け作業を進め組み付けをしていきます。今回のブログでは説明抜け・画像抜けが有り申し訳ございません(^^;・・・。
いきなり完成画像です・・・。最終で再度作動確認・設定調整・キズチェックを行い無事に作業は終了致しました。今回の作業車両「V230」って作業の難易度高っ!!って感じですね~、要所要所は他の車両と余り変わらないですがリヤからの配線の引き廻しには気を使いますね~(^^;・・・。最終チェックしていて思ったのですがこのナビ「いいっすね~!!」ウーハーもセンタースピーカーも良い音出してましたよ~(^^)/オーナー様もきっと気に入ってくれるはず!!オーナー様ありがとうございました(^^)!!。
by まっちょ
今回は業者様からのご依頼でミニのエンジン不調修理作業です。症状はエンストする時もあればしない時もあると言う事で車をお持ちして頂いた時空ぶかしをするとエンジンが止まってしまい早速色々点検してみました。今回点検を行いました場所は右側画像の丸印部です。
まずはスパークプラグの点検を行いました。後から出て来ますが1番プラグを外すのはオルタネーターを外さなければ取れないので2番~4番プラグの点検を行いました。画像が取り外したプラグの画像なのですが左が3番プラグでターミナル部が無くプラグコードはささっているもののグラグラでしたので全てのプラグ交換する事にしました。次に電極部を点検します。ススで真っ黒になっているのがお分かりになるかと思いますが、この時点で燃料が濃いのでは!?と思いバキューム関係を点検する事にしました。
まずコンピューターに入っていますバキュームパイプの点検を行いました。このタイプのミニはコンピューターに直接バキュームパイプが入って負圧を制御しているタイプですのでインレットマニホールドから出てフューエルインテークトラップ(調整弁)を通りコンピューターに入ると言う流れのようでそのバキュームパイプに割れや穴が開いていないかを点検します。次にインレットマニホールド側のバキュームパイプを点検します。インレットマニホールド裏に手を入れた瞬間原因が分かりました。
このパイプの口を見て頂ければ一目瞭然割れていました!!。ここから余分な空気を吸い込んでしまってコンピューターが燃料が薄いと判断してしまい燃料を多めに出してカブッた様な感じになってしまっていたようです。後からネットで調べて分かった事なのですがこのタイプのミニには多い不具合症状だったようです。
業者様とご相談の結果全てのバキュームパイプ&スパークプラグを交換でと言う事になり部品を取って交換作業を行いエンジンを始動して調子を確認しました。右下画像がタコメーターの画像なのですが静止画で伝わりにくいですがこの回転で安定して空ぶかし後もこの回転で安定しています。試運転を行ってエンジンも絶好調です!!この瞬間が整備士にはたまらない瞬間です(^^)。
無事作業が終わり業者様が車を引き上げに来られた時お話させて頂いていたのですが、このミニのホイール何と10インチです。この10インチのホイールを付ける場合ブレーキ類も全て交換するそうです。ミニにお乗りの方でしたらよくご存知なのでしょうが「コダワリ」だそうです(^^)。10インチのホイールにもビックリさせられたのですが僕が食い付いたのはタイヤでした(^^)。僕達世代の方で山道(峠)をちょっとだけ速めにドライブしていた方ならよくご存知ではないかと思いますがYOKOHAMA・ADVAN・Type-D!!思わず懐かしい~!!と声を出してしまいました(^^)。これも業者様に教えて頂いたのですがこのType-D今では86(レビン・トレノ)用とミニ用で出ているそうです。あの当時みんな(仲間達)それぞれタイヤや色々なパーツメーカーにコダワリがあって自慢し合ったものです(^^)。
本日当社ブログアクセス90000HIT頂きました!!いつもご覧頂きましてありがとうございます!!。単純に言いましても90000回はページを開いて頂いてる事になるんだな~考えさせられております(^^)。本当にありがとうございます!!頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します!!(^^)。
土曜日のブログでTANIさんも書いていましたが東北地方の地震で被災されました方々お見舞い申し上げます。またご家族・ご友人を亡くされました方々お悔やみ申し上げます。僕達も被災経験者ですので他人事とは思えません。一刻も速い救出、復興を願いたいと思います!!東北地方の皆さん頑張って下さい!!神戸のように!!。
by KIN
今回の作業はトヨタのノアにパナソニック製のETC車載器(CY-ET908KD)の取付です。このETC車載器は新製品で前の型のCY-ET907KDよりかなり小さくなって、アンテナの形も少し変更されていました。
ETC車載器はグローブボックス側面に取り付けて欲しいと言うことでグローブボックスの奥を配線などが挟まったり金属部分に擦れたりしないか調べます。グローブボックスは少し開けた状態にして上方向に持ち上げてやるとフックが外れて取り外せます。グローブボックスの奥はエアコンのクーリングユニットとブロワーモーターの付いているユニットがあるだけで特に挟まったり擦れたりするような物が無かったのでこのまま作業を進めていきます。
ETC車載器が助手席側に取り付けるのでアンテナコードも助手席側を通していきます。助手席側のAピラーに付いている手すりのカバーを外してその奥のビスを2本取り外します。ビスが外れたら後はプラスチックのピンとツメでAピラーカバーが固定されているだけです。
このAピラーカバーはBピラーまで一体になっています。取り外しかたはBピラーに噛んでいるツメを外してBピラー側から順番にピンを外していきます。ピンが外れたらAピラーカバーに付いているトィーターのカプラーを取り外してAピラーカバーを上方向に持ち上げて取り外します。
スピーカー一体型のアンテナをフロントガラスに取り付けてコードを天張りの中に入れていきコードを見えなくしてAピラーまで通します。Aピラーには車両の配線が通っているのでこの配線に付属のクッションテープでアンテナコードを固定してAピラーカバーを取り付けた時に挟まったりしない様にします。アンテナコードはグローブボックス奥の車両配線に結束バンドで固定してグローブボックスを開けた時でもコードが見えない様に取り回します。
ETCの電源の取り出しはいつもの様にキーシリンダーに接続されている配線からです。ハンドルのコラムカバーのビスを3本取り外してコラムカバーの下側のカバーを取り外します。日産車はキーシリンダー配線がハンドルの上側を通っているのが多いのですがトヨタ車の場合はハンドルの下側を通っているのが多いです。
キーシリンダーの配線に検電器テスターを使って常時電源とアクセサリー電源を探します。この車両は常時電源が配線の中でも一番太い配線で白色配線でした。アクセサリー電源は青/赤配線でETC車載器の電源配線をそれぞれハンダで接続をします。少し狭いのでキーシリンダーカプラーを外してやると作業がし易いです。車両によってはキーシリンダーカプラーを取り外すとメーターに警告灯が点いてしまう車両もあるのですがこの車両の場合は大丈夫です。
電源の配線が取り出しできたのでアースを取り出す場所を探します。ほとんどのトヨタ車はキックパネルの奥に車両の集中アースがあるのでキックパネルを外します。キックパネルはステップカバーを外さないと取れないのでステップカバーのビスを4本取り外して上方向に持ち上げて取り外します。キックパネルを取り外してその奥の集中アースを探したのですが見つかりませんでした。この車両の場合はキックパネル奥に集中アースが無いようです。アースを取り出せる場所を探しているとメーターの少し下あたりにアースを取り出せるボルトがあったのでこのボルトに共締めしてアースを取りました。そのボルトの場所は狭くて何とか工具が入るぐらいのスペースしかなく写真を撮ったのですが暗くて何の写真か分からなかったので載せませんでした。
ETCの電源配線をオーディオ裏を通してグローブボックス裏まで取り回します。配線はしっかりと車両配線に固定して挟まったり金属部分に擦れたりしない様に処理しています。グローブボックスに配線が通る分だけ穴を開けてアンテナコードと電源配線をグローブボックスの中に通します。ETC車載器を取り付ける場所をパーツクリーナーで油分を取除いておきます。アンテナコードと電源配線をETC車載器に接続をしてグローブボックスに取り付けをします。ETCカードを車載器に差し込んで作動確認をしてキズや汚れが無いか点検をして作業は終了です。
今朝、岩手県でかなり大きな地震があり死傷者が出ているとラジオで聞きました。仕事中だったのであまり詳しくは聞いていませんが大きな地震があったと聞くと阪神大震災の時を思い出して人事ではありません。これからも大変ですがどうか頑張って下さい!!
BY TANI
今回の作業は三菱のランサーにECLIPSE製のDVDナビ(AVN-4405D)の取り付けです。TVのアンテナ以外は揃っていると言うことだったのですが、このECLIPSEのナビはGPSアンテナがTVのフィルムアンテナと一体になっていてアンテナがないとGPSを受信しないのです。お客様と相談をして後日TVアンテナとGPSアンテナを取り付けをすることになりアンテナコードをフロントガラスの上部に取り回しをしておく事になりました。
ナビの機種を先に聞いていればよかった~!!
このランサーのオーディオの取り外し方は、エアコンコントロールの上にあるビスを2本取り外します。それから運転席側のヒーターユニットを下から覗き込んでワイヤーを1本取り外します。このワイヤーはエアコン吹き出し口と繋がっていてワイヤーがヒーターユニットに付いているとパネルが手前に出てこないからです。
パネルが外れたので今付いているCD・MDのオーディオを取り外します。
GPSのアンテナと左側用TVアンテナをフロントガラス上部に持っていきコードをAピラーカバーの中に隠してグローブボックス裏を通してオーディオ裏まで取り回します。
右側用のTVアンテナコードも運転席側のAピラーカバーの中に隠していきます。ハンドル下のパネルを取り外してアンテナコードを車両配線に固定をしてオーディオ裏まで取り回します。
車速信号の取り出し場所は助手席側グローブボックス左奥のECUユニットからです。ECUに接続されている22Pカプラーの配線側から見て下段の左から5番目の黄/白配線から取り出します。リバース信号は運転席側のキックパネルの奥の配線から検電器テスターを使って探して取り出します。
ナビを取り付けてオーディオの作動確認をします。ラジオの受信も良好で、CD・DVDビデオも再生していました。GPSアンテナが無いのでナビの作動確認は後日フィルムを貼ってから行います。キズや汚れが無いか確認をして作業は終了です。
ナビの取り付けの後、三菱のキャンターで右側のウィンカーが点灯しないので何が悪いのか点検をしにいきました。
症状を確認をするとハザード点灯時もウィンカー点灯時も右側は全く点灯しませんでした。グローブボックス奥でリレーがカチ!カチ!いっているのでグローブボックスを取り外してリレーユニットを探して点検をすると右側のウィンカーの電源信号がカプラー配線には出ていませんでした。
ユニットのカバーを取り外して基板を見てみると右側用のリレーのIN側の常時電源の基板のところのハンダが浮いていました。これが原因でリレーが働いてもIN側が外れているのでウィンカーには電機が流れません。
とりあえず応急処置で浮いているハンダを新しく付け直しました。リレーのIN側・OUT側とカプラーで接続する部分の右ウィンカーラインの3点のハンダを新しく付け直して作動確認をすると右側のウィンカーが点灯するようになりました。基板をケースに収めて元通り組み付けて作業は終了です。
BY TANI


今回は業者様からのご依頼でエスティマにセキュリティー取り付け作業です。業者様とお客様のご相談の結果ご用意させて頂きましたセキュリティーは日本電機サービス社製VORTEX5200-J・威嚇用スキャナー(ブルー)です。この商品は当社ホームページトピックスで記載していますがキャンペーン(今月末まで)対象商品ですのでPOPリモコン(追加リモコン)+ダイオードセットのコースをご選択頂きご用意させて頂きました。



今回もセキュリティー取り付け作業の為内容を詳しくは記載出来ませんがどうかご了承下さい。さて作業ですが僕の場合いつも何処に何をどう取り付けするかを頭の中である程度決めておき作業に取り掛かって行きます。何故かと言いますとせっかく綺麗に引き廻した配線類をセキュリティーユニット本体に接続する時各配線類がとどかなくなってしまったり万が一被害に遭った時外し易い取り付け方法ですと意味がなくなります。「これだったら犯人も嫌がるかな?」とか「この取り付けだったら整備士さんも整備し易いかな?」などなど色々考えて作業を行うよう心掛けています(^^)。



まずは威嚇用スキャナーとリモコン送受信用アンテナを取り付けする為運転席側Aピラーカバーを外します。ピンの位置は中央画像の位置にあります。最近余り書いておりませんが養生作業はいつもキッチり行っております!!(^^)。Aピラーカバーが外れましたらハンドルコラムカバー下ロアパネルを外します。




ロアパネルが外れましたら上段2枚の画像のようにコラムカバーを外して電源線の取り出しを行います。いつもですとこの色はこの線と画像に記載していますが今回はあえて記載しておりません。と言いましてもこの画像の電源線は常時電源・ACC(アクセサリー)電源・スターター信号線の3種類だけにしております。この先は・・・と言う事です(^^;。右下画像はリモコン送受信アンテナの取り付け位置画像になります。




コラムカバーに直径7・5mmの穴を開けて作動確認用LEDを取り付けします。威嚇用スキャナーはダッシュボードに貼り付けします。各配線類はセキュリティーユニットに接続していつもセキュリティーブログ時に記載していますが感度調整をしっかり・キッチリ行って作動テストを行います。上下右側画像はセキュリティー作動中の画像です。セキュリティーが正常に作動しているのを確認しましたら各パネル類を組み付けしてキズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。いつもセキュリティー作業時のブログはもの足らない感じになってしまいまして大変申し訳ございません。「セキュリティーのブログはやめたら?」と言うお声も聞こえて来そうですが(^^;当社がどんな種類の作業が出来るのかと言うのを知って頂きたいな~と思い、もの足らないですが書かせて頂いております。もっと面白く書ければ良いのですが・・・(^^;。
by KIN
今回の作業はダイハツのミラにオプションのフォグランプを取り付けします。バンパーを取り外すのでキズが付かない様に慎重に作業をしていきます。
この車両の場合はバンパーの固定にボルトやビスが使われていなくて全てプラスチック製のピンで固定されています。バンパーの上部の固定をしているピンを5箇所取り外します。ナンバープレートを取り外してその裏のピンを1箇所取り外します。
次に左右のタイヤハウスカバーとバンパーを固定しているピンを左右3箇所ずつ取り外します。
バンパーの下部を固定しているピンを6箇所取り外します。これでバンパーを固定しているピンは全て外れました。
バンパーとボディにはキズが付かない様に保護シールをしっかりと張ってバンパーを外します。
バンパーの左右を外に開く感じでボディのフェンダー部分にかみ込んでいるのを外します。左右のヘッドライト下でもバンパーがかみ込んでいるので手前に引っ張って取り外します。バンパーが外れたらクッションシートの上に置いてキズが付かない様にします。
バンパーが外れたのでバンパーに付いていたカバーを左右外します。バンパーの裏側からカバーのツメを4箇所外してバンパー前方に取り外します。
取り付けをするフォグランプには特にRとかLの左右を表す表示が無かったのでフォグランプをあてがって右用と左用が分かりました。
フォグランプの固定はバンパー前面からフォグランプセットにの付属ビス2本で固定した後フォグランプ用の専用カバーを取り付けします。
フォグランプセットに付属の配線をエンジンルーム内に取り回します。左側のヘッドライトの下のハーネスに3極のカプラーがテープで固定されているのでこのカプラーにフォグランプの配線を接続をしてエンジンルームの車両ハーネスに一緒に結束バンドで固定をして右側のヘッドライト下まで取り回しをします。
左右のフォグランプの配線カプラーが取り回しができたのでフォグランプに接続をしてバンパーを仮固定します。バンパーを固定してしまいますと万が一作動確認をして不具合があった時にバンパーをまた取り外さないといけなくなるので固定は作動確認が終わってからします。
次にフォグランプのスイッチの取り付けをします。ハンドル下のパネルの固定ビス2本を取り外してパネルを手前に引っ張って取り外します。この時にセンターのパネルに擦れてキズが付かない様に養生テープを張っておきます。フォグランプ用の配線カプラーがハンドルの右下辺りにテープで固定されているので取り外してスイッチに接続をします。
このフォグランプのスイッチはONにした時にイルミネーションが点くのですがこのイルミネーションのアースをメーター裏の集中アースに共締めをして取り付けます。メーターフードとメーターはピンでとまっているだけなので手前に引っ張れば簡単に外れます。メーターのカプラーを取り外してメーターを取り外してメーター裏のアースポイントにスイッチのアース配線を取り付けてメーターとメーターフードを元通りに組み付けます。
グローブボックスを取り外してその奥のヒューズボックスが見えるようにします。ヒューズボックスの左上にフォグランプ用の4極リレーを接続をしてグローブボックスを取り付けます。
フォグランプ・配線・スイッチ・リレーと全て取り付けが終わったので作動確認をします。エンジンをかけてスモールライトを点灯させてからフォグランプのスイッチをONにします。スモールライトと連動してフォグランプのスイッチの表示部が点灯してフォグランプをONにすると表示部の上の部分が点灯してフォグランプが点いているのを知らします。スイッチの作動はOKです。
フォグランプが左右とも点灯しているのを確認をしてバンパーを元通りに組み付けます。バンパーやボディにキズが付いていないか点検をします。メーターも外したのでスピード計やウィンカーなどメーターの表示の点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業は業者様からのご依頼でお客様お持込みのレーダー探知機の取り付け作業です。商品はセルスター製品ASSURA(AR-310FT)2.2インチ/microSDカードスロット搭載/リモコン付き/GPSソーラーレーダー探知機です。お客様とレーダー探知機本体の設置場所と電源の取り出し方法などを確認し作業にかかります。
作業とは別の話になってしまいますが今回の画像がいつもより小さいサイズになってしまいました。画像を拡大してみて下さっている皆様今回のみ小さな画像で申し訳ございません・・・(^^;。
レーダー探知機本体の設置場所は運転席右前のダッシュボード上に決まりましたので電源ハーネスを引き廻しする為に運転席側Aピラーカバーを取り外す準備(いつもの様に養生していきます)をし取り外します。いつもの様にウェザーストリップ(ゴム部)を少しずらしAピラーカバーのピン部を浮かせます。各ピンが浮きましたらAピラーカバーを上方に軽く引っ張り取り外します。取り外しましたらAピラーカバーとダッシュボード部に隙間が出来ますのでレーダー電源ハーネスを引き廻ししAピラーカバーを組み付けします。
次にレーダー用電源の取り出しですが通常はシガーライターソケットに差し込むだけで電源の取り出しは終了なのですが今回はお客様のご希望で電源の取り出しを見えない様に裏から取り出しを行って欲しいとの事でしたので、ACC(アクセサリー)電源の取り出しを行う為にハンドルコラムカバーを取り外しキーシリンダー配線カプラー部より取り出しをします。ハンドルコラムカバーの取り外し方は上段画像の様にハンドルを90度回転させた状態の位置にコラムカバーの固定用ビスが有りますので左右共ビスを取り外し下段画像の黄色丸印位置にもビスが有りますので合計3点ビスを外しコラムカバーのアッパーとロアーが真ん中から分離しますので取り外します。画像上先になってしまいましたがレーダーのアースを下段画像の位置より取り出ししました。(作業順番で行きますとアースの取り出しは最後になります。)
シガーソケット電源を使用しませんのでレーダー電源側のソケットを分解し配線をACC(アクセサリー)用電源とアース線に分けます、シガーソケットの中には1Aのガラス管ヒューズが入っていましたが分解してしまった為使用出来なくなりましたので別のヒューズホルダーを用意し1Aのヒューズをセットします。電源はキーシリンダー配線カプラー内の配線に検電器テスター等を使用して確認を行い今回のこの車両では青/赤線がACC(アクセサリー)線でしたので被覆をカッター等で捲り先程用意したヒューズホルダーの配線を車両側ACC(アクセサリー)電源にハンダを使用してしっかりと固定し絶縁テープ等でキッチリと処理をします。純正のハーネスに沿って配線を這わせタイラップ等で固定をしていき余った電源ハーネスを束ねて処理します。最後にレーダー探知機本体に電源を接続してキーをACC(アクセサリー)位置にし作動確認を行います。
キーの「ON-OFF」で電源が「入り・切り」出来るのを確認し取り外していた各パーツ類を元通りに組み付けをしキズチェック・電気廻りのチェックを行い外に車両を出しGPSが拾うのを確認し各機能設定を行い終了となりました。最近のレーダーは液晶部が見やすく大きなサイズになりましたよね~(^^)。3DCG表示とかも有りますし、でも種類が結構有りますのでどれにするかなど結構悩んでしまいますよね~(^^;!!。
by まっちょ
今回はディーラー様からのご依頼で新車のタントカスタムにディーラー様がご用意して頂きましたパイオニア製地デジチューナー付きナビ(楽ナビAVIC-HRZ009GⅡ)・純正オーディオ変換ハーネス・オーディオ取り付けKITの取り付け作業です。
いつものように取り付け位置を決めてシッカリ養生作業を行ってから作業に掛かって行きます。このタイプのタントは当社ブログに何度か登場していますのでそちらも参照してみて下さい。今回は助手席側スカッフプレートの外し方等をメインで書いて行きたいと思います。ナビ電源線はオーディオ変換ハーネスに各電源線を接続して純正オーディオコネクターと接続します。各信号線は右下画像のオプションコネクター(オーディオハーネスにくくられています)からの取り出しになります。
まずは地デジチューナーを助手席下に設置しますので準備します。助手席側横のスカッフプレートを引っ張って外しますピンの位置は右側画像の位置に有ります。この時の注意点は右側画像の点線部がシートレールカバーの下に入っていますので割れてしまわないよう注意しながら外して下さい。
次にグローブBOX下のパネル(左側画像)を外して助手席側キッキングカバーを画像の手順で外します。
キッキングカバーが外れましたら左リヤシート下のパネルを外します。ここも右側画像位置にピンが有りますので割ってしまわないよう注意しながら外して下さい。
最後に左リヤシート横のスカッフプレートを外せば右側画像のような感じになります。
各配線&アンテナ類を左上画像の位置から出して来ますのでカーペットを固定していますピン(右上画像)を抜いてカーペットをめくります。
僕がよく配線を通す時に使用しています針金の画像なのですが特別に売っている物では無く交換後のワイパーゴムの両サイド(中央画像)に入っている針金を曲げて輪っかを作りビニールテープを巻き付けただけの単純なものです。ですが硬さや強度が丁度良く僕は大変重宝して使っています(^^)。機会が有れば是非お試しあれ!!って感じです(^^)。その針金を車両ボディー側空洞部(右側画像)に通して各配線を引き込みます。引き込む際に無理に引っ張りますと引っかかって配線類がチギれたりする恐れがありますので慎重に引き込むようにして下さい。
先程書いていました位置から各配線類を引き出します。カーペット下の鉄板部は処理はしてあるものの、結構鋭かったりしますので手を入れて作業する時手や指を切らないよう注意して下さい。各配線類を地デジチューナーに接続しチューナー本体にマジックテープを貼り付け右側画像のように設置します。シートレールに噛み込まない位置に設置して下さい。各配線類はタイラップ&ワイヤーステッカーを使用して処理しておきます。
各アンテナ線は上段の画像のような取り付け方になっています。左下画像は携帯電話接続ケーブルの画像ですが携帯電話を接続する場合別売りの各メーカー用(docomo・au等)専用接続ケーブルが必要になります。右下画像はボイスコントロール用マイク取り付け位置画像です。
各パネル類を組み付けして作動確認を行います。今回は各信号確認画面です。地デジ受信画面は何かのドラマの1シーンの画像です。何か面白いCM(哀しいかな関西人の性です)を期待したのですがなかなか無く綺麗に映っているかどうかの確認だけになってしまいました。後はいつも通りキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。
さて本日はオリックスのポスターが変わりましたのでご紹介させて頂きます。ポスター貼り替え中早速近所のチビッコが食い付いてくれていました(^^)。そんなチビッコ達を見ながら通行中の人達も食い付いてくれていました(^^)。早いものでもう来月末にはオールスター戦です!!ファン投票も始まっていますのでオリックス・阪神ファンの方また他球団ファンの皆さんどんどん投票しましょう!!(^^)。さて今年はセ・パどちらが勝つのでしょうか今から楽しみです(^^)。
by KIN
今回の作業はマツダのAZワゴンに三菱重工製のETC車載器(MOBE-400)の出張取り付けです。中古車販売業者様からの依頼で作業をする場所を借りて取り付けをします。
取り付け場所を車のオーナー様と相談をしたところ、グローブボックス上のパネルに取り付けをして配線を見えない様にして欲しいと言うことでこのパネルに配線を通す為の穴を開ける許可を貰って取り付け作業を始めます。
グローブボックスを取り外して穴を開けるパネルの裏に配線やエアコンのワイヤーなどが無いか手を入れて確認をします。穴を開ける予定のパネルの裏には特に何も無く穴を開けるのに問題はありませんでした。車両の配線はこのパネルとエアコンのクーリングユニットの間に通っていたのでETCを取り付けた後、余分な配線やコードをこの車両配線に一緒に固定するつもりです。
ETCのアンテナコードを通す為に助手席側のAピラーカバーを取り外します。Aピラーカバーの上の部分にオーナメントリムーバーを差し込んでカバーのピンを2ヶ所外して上方向に持ち上げて取り外します。
この三菱重工製のETCのアンテナはダッシュに取り付けるか付属のブラケットを使ってフロントガラスに取り付けか選べるのですが、ブラケットの大きさが結構大きいのでフロントガラスに取り付けるとちょっと目だってしまうので今回はダッシュに取り付けをすることになりました。アンテナを付属の両面テープでダッシュに取り付けてコードをフロントガラスとダッシュの隙間に隠してグローブボックス裏まで引き廻します。
電源の取り出し場所はいつもの様にキーシリンダーカプラーの配線から取り出します。この車両の場合はハンドルコラムカバーの下側が2分割になっていてこのカバーの固定のビスを2本取り外してカバーを取り外します。
カバーが外れたらキーシリンダーのカプラーが見えるので検電器テスターを使ってACC(アクセサリー)配線を探します。この車両では青色配線がACC配線だったのでこの配線からETCの電源を取り出しをします。
アースの取り出し場所は外したカバーからセンターコンソール側を覗き込むと車両配線の集中アースがボルト止めされているのでこのボルトに共締めをしてアースを取ります。電源配線を車両の配線に固定していきグローブボックス裏まで引き廻します。
グローブボックス上のパネルにカッターナイフで極力小さく配線が通るだけの穴を開けてアンテナコードと電源配線を通しました。
ETC車載器にアンテナコードと電源配線を接続をしてシッカリと脱脂したパネルに取り付けします。いつも書いているのですが両面テープでの取り付けの場合パネルに油分があるとすぐに両面テープが剥がれてしまうので脱脂することはとても重要です。下から覗いても配線も開けた穴もETC車載器に隠れてほとんど見えなくなりました。余ったアンテナコードと電源配線をこのパネルの裏に通っている車両配線に固定をして下に落ちてこない様にしてグローブボックスを取り付けます。後はETCの作動確認とキズや汚れのチェックをして作業は終了です。
去年からの「四輪車らくらく導入キャンペーン」が6月6日で20万台を達成したので助成割引が終わってしまいました。5250円の割引が無くなってしまうとETC車載器を購入をするのをちょっと考えてしまう人が増えてしまうのではないでしょうか?
BY TANI


今回は業者様からのご依頼でミニ(ワン)にパナソニック製ETC(CY-ET907KD)の取り付け作業です。今回のブログタイトルでBMWミニと記載していますが僕達世代の方や年齢の近い方・年上の方には分かって頂けるかと思いますが社名のBMWと言うのがまだ違和感があるような気がします(僕だけかもしれませんが・・・)(^^;。


今回はまず電源の取り出し作業から始めて行きたいと思います。電源の取り出し位置をいつものようにキーシリンダー部から取り出ししようと思いハンドルコラムカバー下ロアパネルを固定していますトルクス(菊型)ビスを3本外してロアパネルを引っ張って外します。ETC本体は業者様とご相談の結果助手席グローブBOX内に取り付けと言う事になっておりましたのでETC電源線を助手席側に引き廻さなければなりませんのでこのロアパネルは最終段階で組み付けを行います。


ロアパネルが外れた状態でキーシリンダー廻りを確認しましたところこの車両はプリント基板タイプでしたのでここからの電源取り出しは不可能ですので他の場所を探す事にしました。



運転席足元のキックパネル内フューズBOX部からの電源取り出しを行う事にしました。各配線をチェックし常時電源・・・赤/黄線(中央画像)・ACC(アクセサリー)電源・・・赤/黒線(右側画像)から取り出ししました(ACC電源の取り出しですが車両側にACC電源が見当たらず業者様とご相談の結果今回はイグニッション電源からの取り出しにさせて頂きました)。今回もこの車両でのデーターですので電源チェックは必ず行うようにして下さい。アースは画像にはありませんがボディー側のアースポイントに接続します。




次に助手席側の作業に移ります。まずはAピラーカバーを外して行きます。Aピラーカバーは取り付けビスが上段右側画像の位置に付いていますので目隠し用カバーを外してトルクスビスを外します。後はAピラーカバーを引っ張って外します。ピン(プラスチック製)の位置は右下画像の位置に2ヶ所あります。


ガラス面をしっかり脱脂してアンテナ本体を貼り付けします。アンテナ線をAピラーに這わせてスポンジテープで固定します。


ETCアンテナ線をグローブBOX付近まで通し易くする為にエアコン吹き出し口横のカバーを外します。




グローブBOX裏に車両配線が無い事を確認してドリルを使用して直径16mmの穴を開けます。穴が開きましたら運転席側から電源線を引き廻してブローブBOX内に引き込みます。アンテナ線を先程取り外しましたカバー部へ引き廻してグローブBOX内へ引き込んで余った配線を処理します。電源線&アンテナ線が垂れてこないように車両配線と束ねておきます。グローブBOX内ETC貼り付け面の脱脂作業を行い各配線を接続してETC本体を貼り付けして作動確認を行って問題が無かったので各パネル類を組み付けしてキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。
by KIN
今回の作業はエアコンの修理作業です。修理する数日前に業者様よりエアコンの冷えが悪いので点検をして欲しいとの事で点検をさせて頂きました。エアコンのガス量は正常でコンプレッサーの圧縮状態も正常・・・マニホールドゲージでの低・高圧もメーター上では特に異常が無く・・・しかしちょっと冷えが悪いかなと言う感じでした。そこで、室内のセンターの吹き出し口にデジタル温度計を差込み風量を弱めて確認をした所13℃前後でコンプレッサーが入ったり切れたりしていましたのでサーミスタを直結した所ロス無く冷え込んでいきましたので、業者様と相談した結果とりあえずサーミスタを交換してみる事になりました。
サーミスタとは:エバポレーターが0℃以下になると空気中の水分でエバポレーター自体に霜付き現象が生じる為、この現象を防ぐ為にサーミスタ(検出素子)と言う温度の変化を抵抗値の変化に置き換えて信号としてECUなどの制御する場所に伝達する役割をしています。
では早速作業にかかります。助手席前物入れポケットを画像にありますビスを5本外します。本来ですとこの状態で物入れのボックスは取り外し出来るのですが今回の車両は上段右画像に有りますシガーラーターソケットの増設3連ソケットが取り付けされていましてボックスを手前に引き抜こうとすると当たってしまいます。3連ソケットは両面テープで固定されていましたので外しかけたのですがこれがまたよ~くくっ付いていましてソケット自体が壊れそうでしたのでオーディオパネル事取り外す事にしました。外し方は非常に簡単でパネルを手前に引っ張るだけで取り外しは出来ます。外れたら物入れのボックスを取り外し下段画像に説明を記入して有りますパーツを取り外していきます。
上段左画像に有りますバーを切断し取除き右側画像の点線部分にカッターナイフ等で切り込みを入れ切り取ります。切り取りますと下段画像の様にエバポレーターとサーミスタのパーツが見え今回はこのサーミスタのみを交換致します。
エバポレーターの吸い込み側を覗いてみたら結構な埃やゴミ等が付着していましたのでついでに掃除しておきました。このゴミ等がエバポレーターに付着していると風の出が悪くなったりゴミ等に水分が付着し氷付いてしまい冷えなくなったりと言う現象にも繋がってしまいます。
上段左側画像は古いパーツ(サーミスタ)で上段中央画像は新品のサーミスタです。このパーツを上段右側画像の位置へ取り付けし下段左側画像のカバーを下段中央画像の切り取っていた位置へあてがいビス8本で固定をしていきます。この時に最初に外していた内外気ダンパーの切り替え用ワイヤーを接続しサーミスタに車両側カプラーを差込みエンジンを始動しエアコンを作動させ取付したパネル部よりエア漏れや水漏れなどが無いかをしっかりと確認しておきます。室内センターの吹き出し口へデジタル温度計を差込み冷えの確認作業を行います。このサーミスタを交換した後ではコンプレッサークラッチがサーミスタにより停止した時の温度が6~7℃でサーミスタによりコンプレッサークラッチが再始動した時の温度は10~11℃程になりました。部品を交換する前は13℃前後でコンプレッサークラッチが入ったり切れたりしていましたのでこのサーミスタを交換して正解でした。センサー系の異常の場合は結構診断が難しく「このパーツもダメだけどこっちのパーツもダメだった」・・・と言う事がたまにありますので注意が必要です。エア漏れも水漏れも無く冷えも良好でしたので部品を組み付け各電気廻り・キズのチェックを行い終了となりました。
近畿地方は6月2日に梅雨入りしましたがこれから「ムシムシ」と嫌な天気が続きそうですね(^^;。でも梅雨が明けると夏本番ですよ~(^^)!!もしお車のエアコンの調子が悪いかな?と感じているなら早めの点検をお勧めしますよ~(^^)!!。
by まっちょ


今回はディーラー様のご依頼で展示車両(中古車)だったエスティマの純正ナビが盗難に遭われて純正ナビ取り付けとダッシュボードにキズが有る為ダッシュボードも交換します。部品の手配はディーラー様でご用意して下さっておりましたので当社では交換作業+各配線のチェック作業を行います。一昨日TANIさんも盗難に遭われた「スバルR1」の作業ブログを書いていましたがまだまだ盗難事件は多いように思われます。皆さんも注意して下さい!!。



この画像3枚がお預かりして来ました状態の画像になります。ナビはオーディオパネルが外され本体をゴッソリ外されています。左下画像はグローブBOXが無理矢理外されていましてダッシュボード側のグローブBOX受ける部分が割れてしまっていましたのでダッシュボードロア側も交換になります。幸いにも車両側のメインハーネスは切られていませんでしたのでその他の配線類もチェックして問題が無かったのでこのままダッシュボード取り外し作業に掛かって行きます。まずはバッテリーのマイナス端子を外します。




本来ですと細かな画像が撮りたかったのですが取り外しを行います部品点数が沢山有りすぎでとてつもないブログになってしまいそうでしたので今回は流れだけ記載させて頂きます。画像左上から順番に右下画像
へと言う流れになります。組み付けはこの画像の逆で組み付け作業を行います。組み付け時の注意点は各配線類の取り出し位置、噛み込み等に注意が必要です。


ナビはいつも通り取り付けして行きますが純正ナビですので各車両信号線&各電源線はオーディオコネクター位置に有りナビ本体にそのまま接続するだけです。




各配線類を接続してパネル類を組み付けして作動確認を行います。今回は各信号確認画面・地デジ受信画面・バックカメラ作動確認画面にしてみました。作動に問題が無かったので後はいつも通りキズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。かけ足ブログになってしまいましたが、冒頭にも書きました通り本当に気を付けましょう!!昨日社長がブログに書いていましたがガゾリンの高騰もあり余計な出費もかさみますしその上車の修理(自分で壊した訳では無い費用)代となりますと・・・クドイようですが気を付けましょう!!(^^;。
by KIN


今回の作業はスズキのパレットにパイオニア製品HDD楽ナビシリーズ「AVIC-HRZ008」の取り付けです。このナビゲーションは2DINタイプの7型ワイドワンセグTV/DVD-V/CD/FM・AMチューナー/WMA/AAC/Divx対応AV一体型HDDナビゲーションです。取り付けするにはスズキ用配線KITと隙間を埋めるパネルが必要になります。このパレットは新車なのですが結構人気があるみたいですね~お客様が新車を注文してから納車まで約2ヶ月かかったみたいですよ~(^^)。





自分達もパレットの作業は初めてでしたので「どこから外していくんやろな~!!」など言いながらとりあえずキズなど付かない様に養生し各パネルを少し動かしてどのパーツを先に外さないといけないのか確認していきます。パレットはオーディオ横のエアコン吹き出し口付きのパネルを上段中央画像の様に左右共手前に引っ張り取り外し、オーディオブラケットを固定しているビス4本を取り外しハザードスイッチ裏のコネクターを取り外せばゴッソリと出て来ます。オーディオが外れましたので車両コネクターを確認しますとオーディオ用ハーネスにテープで固定されている5ピンのカプラーがあります。このカプラーは純正ナビを取付ける時に使用するオプションハーネスでしてこの位置より車速信号とリバース(バック)信号とサイドブレーキ信号の取り出しが行えます。



次にワンセグTV用のアンテナを貼り付け&配線の引き廻しをする為助手席側Aピラーカバーの取り外しを行います。いつもの様に養生しウェザーストリップ(ゴム)をAピラーカバーに被っている分手前に引き出しずらしAピラーカバーをオーナメントリムーバー等を使用して取り外します。Aピラーカバーのピンは金属製のピンが入っていましたが硬くも柔らかくも無くですが意外にすんなりと取り外す事が出来ました。



ワンセグ用TVアンテナのケーブルをオーディオ裏まで引き廻しをしますので助手席前グローブボックスを取り外していきます。蓋の下部左右にダッシュパネル側のバーに挟み込み固定してあるピンが有りますので蓋を半開きにしピン部を指で上に少し押し上げてバー部分より外して左右共外れましたらグローブボックス全体を上方より手前に引き出して取り外します(正式な外し方が有るとは思うのですが今回はこの様にすれば簡単に外す事が出来ましたので正式な外し方をご存知の方は正式な外し方でお願いします)。

各パーツの取り外しが終わりましたので取り付け作業にかかります。まず、ワンセグTV用のフィルムアンテナを取り付けする為の位置決めを行い貼り付けするガラス面を綺麗に脱脂し貼り付けします。綺麗に貼り付けましたらエレメント部を軽く擦りガラス面に密着させフィルムを剥がしたら貼り付け終了です。

ナビ側の車速信号入力線とリバース(バック)入力線を車両側オプションハーネスに接続します。線色は紫線が車速信号線で赤線がリバース(バック)線でしたので各配線を接続します。


GPSアンテナの設置ですがダッシュボードセンター奥の吹き出し口付きのパネルを外してみたら丁度GPSアンテナを設置出来る程のスペースが有りましたのでそこに設置する事にしました。パネルの外し方は4ヶ所ピンで止まっていますので上方に引っ張り取り外しするのですが意外にパネルが柔らかいので注意が必要です。今回はオーディオがまだ入っていなかったのでオーディオ設置場所より手を中に入れパネルのピンを下から押し上げて取り外ししました。このままではGPSアンテナのケーブルを通す場所が有りませんので右側画像のGPSアンテナのすぐ後ろ側にカッター等で切れ込みを入れ穴を開けそこからケーブルをオーディオ裏まで引き廻します。GPSアンテナのプレートを付けたいのですが標準サイズのままだと収まりませんので寸法を測りカットして取り付けしました。

各ハーネスをオーディオ部に引き廻し準備します。





接続関係は終了しましたので純正オーディオパネルにナビゲーションの固定をします。最初の画像は最初に取り外しをしたオーディオ廻りのパネルでここに本体を取り付けします。まずパネルとオーディオブラケットを分離しナビユニット側にオーディオブラケットを固定し上段真ん中のパネルをナビユニット前面部にはめ込みしナビユニット&オーディオブラケットをオーディオパネルに固定すれば終了です。


余談ですがグローブボックスを外して気が付いたのですがグローブボックスの上方部に車検証入れでしょうか蓋付きの小物入れが有りました(^^)。これって例えば新車で購入した際にお店の方に説明して貰わなかったら中々気が付かないでしょうね~。以前にも車種は忘れてしまいましたがお客様に検査証を確認させて頂こうと確認した所「どこに有るのか見た事が無い」と言う事で探した所同じ様にグローブボックス内に箱が有りその中に入っていまして、お客様は初めて知った様でした・・・。販売店の営業担当様教えてあげて下さいね・・・(^^:。





ナビユニットに各ケーブルを接続しまずは確認し問題有りませんでしたので各パネルを組み付けしていきます。オープニング画面・センサー学習画面・ワンセグTV画面と各項目テストを行いキズチェック・電気廻りチェックを行い無事に作業は終了です。
オーナー様ありがとうございました。大事にお乗り下さいね(^^)。
しかし最近の軽自動車って中が広いですね~、パレットはもちろん広さや快適性が売りなのでしょうが後部座席でもゆったりと座れますし、何より天井も高いし両側スライドドアってのも良いですね~(^^)。燃料代も高くなっていますし維持費などを考えても軽自動車は魅力的かな・・・(^^:。
by まっちょ
今回の作業はスバルのR-1にクラリオン製のHDDナビ(MAX670)とETC車載器(ETC970)とビーコンアンテナ(VCB960)の取り付けです。元々この車にはディーラーオプションのナビが取り付けしていたのですが車上荒らしにあってナビを盗られてしまったそうです。オーディオ配線は切られてなかったのですがETCやビーコンのコードはオーディオ裏で切られていたので新しく用意して取り付けをします。ETC車載器はナビと連動タイプで電源もナビユニットからETC車載器に送られるのでETCの電源を取り出さなくても良いです。
オーディオのパネルを取り外すので廻りにキズが付かない様に養生テープを貼ります。オーディオパネルはツメとピンでとまっているので簡単に外れます。
今付いているビーコンやGPSを取り外して用意したビ-コンのアンテナを取り付けるので助手席側のAピラーを取り外します。Aピラーにオーナメントリムーバーを差し込んでピンを外してAピラーを上方向に持ち上げて取り外します。
TVアンテナやGPSのコードを取り廻しをする為にグローブボックスを取り外します。
次に助手席のキックパネルを取り外します。これはグローブボックスが付いていたパネルを固定しているビスがこのキックパネルで隠れているからです。このパネルはビス4本で固定されています。
パネルを取り外す時にこすれてキズが付かない様にセンターパネルに養生テープを貼っておきます。パネルのビスを取り外して手前に引っ張って取り外します。
ビーコンのアンテナはダッシュの中央に取り付けてコードをフロントガラスとダッシュの隙間に入れて見えない様にします。GPSアンテナはスピーカーカバーの横に取り付けました。コードを取り外したグローブボックス裏からオーディオ裏まで通します。
このナビのTVアンテナは1セグ用の1本だけです。Aピラーカバーの形状によって取り付けの仕方が変わるのですがこの車両の場合はAピラーの金属部に取り付けをしてアンテナ部をフロントガラスに貼り付けます。この様にするとAピラーカバーを取り付けた時にアンテナの極板が隠れてフィルムアンテナの細い線だけが見えるのでスッキリとします。
ヒューズボックスの裏の配線の束から車速信号を取り出すのでヒューズボックスの固定ボルト(10㎜)を取り外します。リバース信号やパーキングブレーキ信号もこのヒューズボックスの側で取り出し出来ます。
車速の信号の取り出し場所はヒューズボックスの後ろに通っている配線の束から取り出せます。配線の線色は緑色で、この配線の被覆をめくってナビの車速取り出し配線をハンダで接続をしてシッカリと絶縁処理をします。
パーキングブレーキ信号はヒューズボックス右上の配線の束にあって線色は青/黄線です。
リバース信号はヒューズボックスに接続されているカプラーの配線から取り出しが出来て線色は茶色です。
ETCのアンテナはフロントガラスに取り付けてETC車載器はハンドル下のパネルに加工をして取り付けました。ETCの配線はオーディオ裏まで持っていきナビユニットと接続するだけです。
バックカメラのコードもオーディオ裏で切られていたのでバックカメラも新品と交換をしました。穴開けなどの加工はしなくても良かったので作業は楽でした。バックカメラの取り付け位置を付属の型紙を使って決めます。後は専用のカバーを取り付けるのですがボディの色と同じ色が無いので板金屋さんで塗装をしてから取り付けをします。
バックカメラの映像を映して角度の調整をします。カバーが付いてしまうと角度の調整が出来なくなるからです。取り外したパネルを組み付けていきナビとオーディオの作動確認をします。キズや汚れの点検をして作業は終了です。
BY TANI