今回の作業はトヨタのグランドハイエースにパイオニア製のHDDナビ(AVIC-HRZ008)とバックカメラ(ND-BC2)の取り付け作業です。今回はバックカメラの取り付けをメインに書いていきます。
バックカメラの取り付け場所はナンバープレート右上のナンバー灯横に取り付をします。ナンバーの左側にも取り付けることが出来るのですが左側だとナンバープレートにバックカメラが少し被ってしまうので今回は右側に取り付けることになりました。
バックカメラを取り付けてバックカメラのコードを通す為にリアゲートの内張りを外します。まずリアゲートのドアノブのカバーを開けてビスを2本取り外します。
次にリアゲートに付いている電動カーテンの下側に付いているカーテンレールを固定しているビスを外します。ビスはカーテンレールの左右の端とカーテンレールの中央に合計3本有ります。カバーを外してカーテンレールの下側を取り外して下側をフリーの状態にします。この時にカーテンレールが内張りに当たってもキズが付かない様にカーテンレールの両端に布などを取り付けておきます。
内張りの下側のプラスチックピンを浮かしていき内張りの上の部分をリアガラスの方向にスライドさせて取り外します。一人で作業をする場合はガムテープでリアゲートと内張りが外れない様に貼っていると内張りが床に落ちたりしないので便利です。内張りが外れたら防水シートを取り外してバックカメラのコードを引き込む準備をします。
バックカメラのコードをリアゲートの中に引き込む為に左右のナンバー灯を取り外します。ナンバー灯の配線は左側からリアゲートに入っていてこの配線を少し引っ張り出します。この時にナンバーやガーニッシュにキズが付かない様に養生テープをしっかりと貼っておきます。
バックカメラを取り付けてバックカメラのコードをナンバー灯の上を通るように取り回しをしてナンバー灯の配線と一緒にリアゲートの中に引き込みます。バックカメラの角度調整はナビを取り付けをした後にバックカメラの映像を見ながら行うのでこの時にバックカメラのコードに少し余裕を持たせておきます。
リアゲートの配線が通っているグロメットのゲート側のゴムの部分を取り外してからゲートに残ったプラスチックのストッパーのツメを起こしてプラスチックのストッパーを取り外します。
防水シートを外したリアゲート側から針金を先程外したグロメットの所まで通します。なかなか針金が車両配線や出っ張りに当たって通りませんが何回か挑戦すれば針金が通りました。針金にバックカメラのコードを取り付けてバックカメラのコードをグロメット側まで引っ張り出します。
車両側のグロメットもゲート側と同じように取り外してバックカメラのコードをゴムのブーツの中に通していきます。この時にブーツの中に潤滑油とかけておくとスムーズにバックカメラのコードが通ります。
バックカメラのコードを室内に引き込む為に右側のカーテンレールの上側を全部取り外しをします。カーテンレールはビスとプラスチックピンで止まっているだけなので意外と簡単に取り外せます。
車両側のグロメット側から針金を入れて室内の天張りの隙間から出します。バックカメラのコードを針金に取り付けて室内に引き込んだら外していたプラスチックのストッパーにグロッメットのゴムの部分を取り付けて車両に固定します。
室内に引き込んだバックカメラのコードを取り外したカーテンレールの上の天張りの中に入れていきコードが動かない様にクッションテープで固定します。
Aピラーの手すりを取り外してAピラーカバーを取り外します。バックカメラのコードはAピラーの中の車両配線に結束バンドで固定します。この車両のバック信号の取り出し場所はこの運転席側のAピラー内の配線からなのでこの時に一緒にバック信号線もバックカメラのコードと一緒に取り回しをしておきます。
車両のメーターを取り外してバックカメラのコードとバック信号配線をAピラーからメーター裏に取り回します。バックカメラの電源ユニットをメーター裏に取り付けて電源ユニットのバック信号入力配線と先程取り出したバック信号配線を接続します。バックカメラのコードを電源ユニットに接続をしてユニットからのRCAコードをオーディオ裏までもっていき余った余分なコードはメーター裏で車両配線に固定して処理します。
このパイオニアのナビはマイクが付いているのでこのマイクをハンドルコラムカバーに取り付けをしてメーター裏に配線を通しておきます。
運転席側の作業はこれで終わりなので外していたカーテンレールなどを組み付けします。
助手席側の作業はGPSアンテナの取り付けとワンセグTVアンテナの取り付けです。助手席側のAピラーを取り外してワンセグTVアンテナをフロントガラスに取り付けをしてGPSアンテナを助手席側ダッシュボードの左端に取り付けをします。配線は助手席前のパネルを外すだけでAピラーからの配線を通せます。
オーディオのパネルは手前に引っ張り出せば簡単に取り外すことが出来るのでこのオーディオパネルを取り外してナビに配線やコードを接続をします。バックカメラの映像をモニターに映して(右の写真)バックカメラの角度を調整します。ナビの作動確認やオーディオの作動確認をして作業は終了です。
最近のナビは各メーカーともアナログTVではなく12セグの地デジTVか今回のようにワンセグTVが標準になってきています。12セグの地デジTVの場合はメーカーによっては車両の前後に4アンテナの取り付けだったりフロントガラスに4アンテナだったりまちまちですが市街地から外れると地デジの映りはどうなのでしょうか?取り付けてテストを店の前ですると受信は良いので少し遠くに行った場合の受信状況が分かりません。
各メーカーの地デジやワンセグの受信情報などあれば教えてください。
BY TANI
今回の作業はマツダのアクセラにパイオニア製DVDナビの取り付けです。取り付けをするナビは新品ではないので取り付けをする前にナビの作動確認をします。電源をつないで地図をちゃんと読み取っているか確認をします。DVDナビの場合取り外しをするときにDVDディスクを抜かないとナビユニットの中でDVDディスクが動いてしまって取り付けをしたときにDVDディスクを読み取らなくなる場合があるからです。DVDナビの場合は必ずディスクを抜いてから取り外しをして下さい。
グローブボックスを外して作業をするのですがキックパネルがグローブボックスに被っているのでステップカバーを取り外してキックパネルを外します。キックパネルはプラスチックピンを取り外して車両後方に引っ張れば取り外すことが出来ます。
次にグローブボックスの上のパネルを外します。このパネルは左端がダッシュにスライドで止まっているので運転席側から手前に外していき左端だけ運転席側にスライドさせて取り外します。
パネルが外れたらグローブボックスを固定しているビスが2本見えるのでこのビス取り外してグローブボックスを取り外します。グローブボックスを外すときにこすれて傷が付かない様に養生テープをしっかりと貼っておきます。
TVアンテナを取り付ける為にAピラーを外します。Aピラーの外し方は少しコツがあって、まずAピラーの下の部分のピンを浮かせてから上の部分のピンを車両側に残るように上方向に持ち上げて外します。この時に天張りにAピラーが当たってキズや凹みが出来ない様に慎重に取り外します。
車両に残ったピンは少し押し込んでから90度ぐらい回転させながら引っ張れば外れます。丁度外れるポイントがあるのですが何回か外せばなんとなく分かってきます。外れたピンはAピラーに戻しておきます。
TVアンテナはロッドアンテナタイプが取り外されていたのですが今回はフィルムタイプで取り付けをして欲しいと言うことで日立モバイル製を取り付けます。TVアンテナはフロントガラスに貼り付けをしてアンテナコードをAピラーの中を通してグローブボックス裏まで取り回しをします。TVアンテナコードは挟まったりしないようにAピラーの中をクッションテープで固定します。
ナビユニットは助手席シート下に取り付けをして配線やコード類をセンターコンソールの中を通す為にセンターコンソールのパネルを取り外します。次に灰皿を固定しているビスを2本外して灰皿を取り外します。
ダッシュ中央のパネルを取り外してオーディオ固定のビスを2本外します。ビスが外れたらオーディオを手前に引っ張り出せば取り外すことが出来ます。センターコンソールに残っているのはエアコンのコントロールユニットだけになります。GPSアンテナはエアコンの吹き出し口のダクトの上に取り付けをして後からパネルを取り付けて見えなくします。パネルがGPSアンテナの上にかぶさってもパネルが金属でなければ何の問題も無く衛星を受信します。
ナビユニットの電源配線はオーディオカプラーから取り出しをします。検電器テスターで常時電源・ACC電源・イルミネーション電源を調べて接続します。このナビは3Dジャイロセンサーが付いていてリバース信号はバックカメラを取り付ける時以外は取り出しをしません。センサーが学習をして前進しているのか後進しているのかを判断します。写真を撮り忘れたのですが車速信号の取り出しはメーターに入っている24ピンカプラーの白/黒配線からです。ちなみにリバース信号の取り出し場所は助手席キックパネル内の配線からで線色が若草/黒です。
ナビユニットを助手席シート下に固定をしてVTR接続用のRCAコードを取り付けます。後からビデオなどをを取り付けするようです。ナビモニターはダッシュに専用のモニターベースで固定をしています。ナビの作動確認をしてからTVも映るのを確認します。外したオーディオなど車両側の作動確認もしっかりとして、キズや汚れの点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回は業者様のご依頼でbB(中古車)に当社セキュリティー取り付け作業ブログではお馴染みのMIRUMO smart001の取り付け作業ブログです。今回もセキュリティー作業ですので詳しい作業内容が書けませんがご了承下さい。今回のミルモスマートは当社ホームページでご紹介させて頂いておりますようにキャンペーン対象商品で色々なおまけ(詳しくは当社ホームページトピックスをご覧下さい)が用意されておりまして、今回業者様と相談しました結果、今回のbBにセキュリティーを取り付ける際、必要な部品(右側画像)でしたのでこのハザードフラッシュユニットをご用意させて頂き作業開始です。
まずはスキャナーを取り付けしますので運転席側Aピラーカバーを外します。
次にハンドルコラムカバーに作動確認用LEDを取り付けしますので左側画像位置のビスと中央画像左右のビス2本、合計3本のビスを外してコラムカバーを外します。
作業画像が少なく寂しいので電源取り出しの画像を載せておきたいと思います(^^;。
各セキュリティーの配線を接続して組み付け作業を行い感度調整作業を行います。前回もブログで記載しましたがこの感度調整が肝心ですのでキッチリ調整します。
感度調整が終わりましたら作動テストを行いセキュリティーが正常に作動するかを確認します。後はいつものようにキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。今回のブログはかなり駆け足になってしまいまして申し訳ございません!!。と言いいますのも当社社長の知り合いの方がご結婚されましてそのお祝いに出席する為本日の業務を終了させて頂くからです。隣でソワソワしておりますのでこれでブログを終了させて頂きます(^^;。
by KIN
今回の作業はトヨタのクラウンにパナソニック製のバックカメラ(CY-RC50D)の取り付けです。ボディの色が白色なのでバックカメラのオプショナルキャップ(CA-RCC50WD)の白色を取り付けてバックカメラを目立たなくします。
トランクを開けてトランクの内張りを止めているプラスチックピンを外して内張りを取り外します。
この車両はガーニッシュとナンバープレートの周りのパネルが一体になっていてナンバープレートの封印が付いていると取り外す事が出来ません。今回は封印が付いていたので、封印のベース部分をナンバープレートにキズが付かない様に取り外してナンバープレートを取り外しました。封印はすぐに手に入らないですがベース部分は陸運局に行けばすぐに手に入れることが出来るからです。
ガーニッシュはナット2個とプラスチックピン6ヶ所で止まっています。ガーニッシュの両端は両面テープで止まっているので取り外すのに意外と手間取りました。
ガーニッシュにバックカメラが出る分だけ穴を開けていきます。バックカメラをトランク側に仮固定をしてガーニッシュにバックカメラより少し小さめの穴を開けます。後はバックカメラに合わせて少しずつヤスリで削っていきバックカメラ分の穴を開けます。バックカメラの角度が少し変わるだけで削る部分が変わってしまうので何回も位置を合わして微調整します。
バックカメラのコードはトランクのスイッチ式のオープナーの配線と一緒にトランクルームに引き込みます。グロメット部分に少し切り込みを入れてバックカメラのコードを通してしっかりと防水処理をします。
このクラウンはリバース信号が取り出せる場所が決まっていてトランクルームの上部の写真の場所でしか取り出すことが出来ません。車両の配線を保護しているコルゲートチューブをめくってリバース配線を検電器テスターを使って調べます。車両の配線の線色は赤色でしたが同じ赤色の配線が2本あったのでリバース信号を取り出す時は必ず検電器テスターで調べてから取り出しをして下さい。
リアシートのステップカバーを取り外してリアシート横のパネルを取り外します。特にリアシートを取りはずさなくてもトランクルームからの配線やコードを室内に引き込むことが出来ます。
シート横のパネルが外れたらトランクルームから室内に入っている車両配線と一緒にバックカメラのコードと電源配線をリアシート裏に通します。リアシートの後ろに手を入れるとトランクルームから入れた配線が指に当たるのでこの配線を引っ張り出します。バックカメラの電源ユニットをリアシートの後ろに取り付けて電源ユニットからのRCAの映像コードをナビまで取り回してバックカメラ入力に接続をします。
トランクに仮固定していたバックカメラを取り付けてナビにバックカメラの映像を映してバックカメラの角度を調整します。
バックカメラの角度が決まったらもう一度ガーニッシュの穴を削って微調整をしてバックカメラに干渉しない様にします。穴あけの作業が終わったらガーニッシュの両面テープの部分を新しい両面テープに張替えてガーニッシュを取り付けます。白色のキャップを取り付けているので見た感じが純正使用の様になっています。穴も最小限しかあけていないのでバックカメラとガーニッシュとの隙間もほとんど無くオーナー様も大変喜んでくれました。外したパネルなどを組みつけてキズや汚れの点検をして作業は終了です。
今回は作業途中の写真がかなり抜けてしまってゴメンナサイ!!
BY TANI


今回はディーラー様からのご依頼で新車(現行モデル)のキューブへ前にお乗りだったセフィーロから取り外しさせて頂きましたナビゲーションの取り付け作業です。作動確認は取り外し作業を行った時に点検済みですのでTVアンテナ(フイルムアンテナ)・アンテナコード・日産車用オーディオハーネスを当社でご用意させて頂き取り付け作業開始です。同じ日産車であればオーディオハーネスは不要では?と思われるかと思いますが、車種・年式等で車両側オーディオハーネスの形状がガラッと変わってしまいますのでその車両に合ったオーディオハーネスを使用します。



まずはフイルムアンテナを貼り付けする為ガラス面を綺麗にします。次に養生作業をしっかり行い左右Aピラーカバーを外して行きます。キューブのAピラーカバーは右側画像の位置にプラスチック&金属製ピンがありますのでピラーカバーを引っ張れば外れて来ます。


次にセンターパネルを外して行きます。右側画像の灰皿(アッシュトレー)を外しますと2本ビスが止まっていますので外します。


僕が作業を行う場合なのですがセンターパネル下(左側画像)にコンビニ袋などを掛けれるフックがありますのでこのフックを引っ張ります。そうしますとパネルの下部が浮きますので後は指を隙間に入れながら順番にパネルを浮かせながら外して行けば比較的簡単に外れてきます。パネルが外れましたら、シガーソケットのコネクターとハザードスイッチのコネクターを外します。パネルが外れましたらオーディオ取り付けブラケットを固定しているビスを4本はずしてブラケットを外します。




次にフイルム&GPSアンテナを通す為助手席側グローブBOX上に取り付けされています小物入れを外します。上段左側画像位置のビスを2本外します。小物入れのフタを掴んで手前に引っ張りますとセンターパネル側が浮きます。ここでの注意点は下段左側画像の丸印部のツメが割れ易いので気を付けて取り外し作業を行うようにして下さい。僕はダッシュボードを少し浮かせてその隙間(かなりキツいですが・・・)から指を入れてこのツメを押して外しています。




各アンテナ線の引き廻し作業が終わりましたら次は各信号線の取り出し作業を行います。キューブのオプションコネクターは運転席側ヒューズBOX後ろの車両メインハーネスに括られていますので、コラムカバー下ロアパネルを外しますと見え易いかと思います。この茶色コネクター青/黒線が車速信号線になります。リバース(バック)信号線は黄色線なのですが、最近の日産車はオーディオハーネス付近に右下画像のように4極コネクターがありここから取り出せるようになっている車両もあるようです。車両によって助手席キッキングカバー内に取り出しコネクターがありますので注意して下さい。



各配線(電源)類を接続して取り外しを行いましたパネル類を組み付けし作動確認を行います。無事ナビの作動を確認しましたら後はいつものようにキズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。
この3日ほどブログのカウンターを見逃していたのですが、いつの間にか60000HITを突破しておりました~(^^;遅くなってしまいましたが、いつもご覧頂いて下さっている皆さん、ランキングバナーをポチッ!!と押して下さっている皆さん、本当にありがとうございます!!(^^)。なるべく同じような感じのブログにならないよう工夫して行きたいと思うのですが、なかなか難しいものです・・・(^^;。これからも頑張って更新して行きたいと思っておりますので応援、ツッコミ!?宜しくお願い致します(^^)。


さて本日はもう一つお付き合い下さい(^^)。オリックスファン、野球ファンで無い方もお付き合い下さい(僕も阪神ファンですがカーテックつかさのオリックス広報担当!?ですので)。今回のキューブの作業もゴールデンウイーク前に間に合わせる事が出来ましたが、ゴールデンウイークはもうすぐです!!。色々なスポーツ観戦がありますがオリックスも熱いです!!現在最下位と少し元気がありませんがまだまだシーズンは始まったばかりです!!いつもポスターが変わるたび食いついてくれている近所のチビッ子や阪神VSオリックスの日本シリーズを願う僕としましてもこのゴールデンウイークで一気に上位へ浮上して頂きたいです!!。神戸のオリックスファンの皆さん是非応援にスカイマークスタジアムor京セラドームへ!ゴールデンウイークの1日を!!(^^)。
by KIN
今回の作業はトヨタのエスティマのエアコン点検と修理です。エアコンが全く効かないと言うことでお車を預かって点検をするとコンプレッサーにかかっているエアコンベルトが切れていていました。コンプレッサーのプーリーを手で回そうとしましたがロックしていて全く回りません。コンプレッサーのプーリーがロックしてしまってクーラーベルトが切れてしまったようです。
ガス漏れが無いか点検をするとフロントのクーリングユニットのドレンホース(エアコンを掛けたときにできる水を車外に出すホース)で少しガス検知器に反応が有りました。エスティマはガス漏れの反応がドレンホースでは出にくいのでエアバポレーターが直接見えるようにして点検します。エスティマは国産車では珍しく室内にエバポレーターがあるのではなくボンネットを開けた奥にあります。ブロワーユニットなどを取り外してガス漏れを点検するとエアバポレーターからと配管のジョイント部分からガス漏れしていました。部品を手配しましたが2日ほどかかるようです。エアコンは効かないですが走ることはできるので一旦車を返して後日入庫してもらうことになりました。
部品が揃ったので修理をしていきます。ボンネットを開けて中央にある大きなダクトのビスを2本取り外してこのダクトを取り外します。
外したダクトの奥にはブロワーユニットがありこのブロワーユニットを外す為にラジエーターのリザーブタンクの固定ボルトを外してリザーブタンクをずらしておきます。ブロワーユニットに付いているリザーブタンクのステーも取り外します。
反対側についている内外気切替用のワイヤーを取り外します。次にヒーターユニットに入る水の量を調整する弁が付いているラジエーターの配管がブロワーユニットに付いているので固定ボルトを外してずらします。
ユニットは上下2分割に分かれるようになっています。上の部分と下の部分を固定しているボルトを2本取り外して上の部分とボディを固定しているナットを4個外します。上のダクト部分を取り外したらブロワーモターのカプラーを外します。下のブロワーモター部分とボディを固定しているナットを6個はずして取り外します。
点検の時も同じように取り外してエバポレーターを見える状態にしてガス漏れをすると点検ミスをしないです。エバポレーターを動かないようにしているブラケットのナットを左右2個外して配管のジョイント部を外します。エバポレーターは斜め上方向に持ち上げて取り出します。
エバポレーターを取り出してエバポレーターとEXPバルブを固定しているボルトを取り外します。このボルトはとても硬く締まっているのでトルクのかけられるT型のレンチ(5㎜の六角)で外します。外したボルトは再使用するのでとっておきます。
新しいエバポレーターとEXPバルブを先程外したボルトで固定をして外した逆の手順で取り付けして配管とつなぎます。新しいエバポレーターと外したエバポレーターを比べると埃や汚れがよく分かります。エバポレーターに埃が付くとブロワーからの風の通りが悪くなってエアコンの冷えが悪くなってしまいます。
コンプレッサーはオルタネーターの下に付いていてこのままではコンプレッサーが外せないのでオルタネーターを取り外します。バッテリーとバッテリーケースもコンプレッサーを取り出す時に邪魔になるので取り外します。
オルタネーターが外れたらコンプレッサーに繋がっている高低圧のホースを取り外します。コンプレッサーは4本のスルーボルトで固定されているのでこのスルーボルトを外してコンプレッサーを上の方向に取り出します。
用意したコンプレッサーはメーカー(デンソー)が造っているリビルト品です。外したコンプレッサーと取り付けるコンプレッサーの形やプーリーの大きさや溝の数などが違っていないか確認をしてから取り付けをします。
外した部品を取り付けしてから真空引きをしてエアコンの配管の中の空気を抜きます。詳しい説明は数日前のハイエースの作業日誌にKINちゃんが書いていたので今回は省きます。ガスを規定量(1200g)入れてもう一度ガス漏れ点検をしてガス漏れが無いのを確認して作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はマツダのMPVにお客様の持っておられるボッシュのホーンの取り付けです。
ホーンは取り外しされていてリレーやスイッチも一緒に入っていました。ホーンがちゃんと鳴るのかバッテリーに繋いでテストをします。ホーンから出ている配線は赤色の常時電源配線と黒色のアース配線と緑色の作動用配線です。赤色の配線をバッテリーのプラスターミナルに接続をして黒色の配線をバッテリーのマイナスターミナルに接続をします。緑色の配線がプラスコントロール用なのかマイナスコントロール用なのかテスターを使って調べます。プラスコントロールなら緑色の配線は0ボルトでマイナスコントロールなら2~12ボルトの電圧がかかっています。このホーンは0ボルトだったのでプラスコントロールでした。この緑色の配線バッテリーのプラスターミナルに接続するとホーンが鳴ってホーンは正常に作動しました。
次にリレーの作動確認をします。このリレーは青色の配線がアースに繋がれば作動するタイプで、作動確認ををすると正常に働いていました。
ホーンの取り付け場所はバンパーの中にしかスペースがない様なのでバンパーを外していきます。キズが付かない様に保護テープをバンパーとボディに貼っていきます。バンパーグリルのピンとビスを取り外してバンパー上部の固定を外します。
バンパーの下に潜りアンダーカバーのビスを外していきます。タイヤハウスのカバーとバンパーの固定ビスを外していると・・・・・!!
よく見たらタイヤハウスカバーのバンパー側だけが取り外し出来るではありませんか。タイヤハウスカバーの固定しているプラスチックピンを数箇所外してタイヤハウスカバーのバンパー側を取り外します。これでバンパーの裏がよく見えて作業も十分できるスペースもできました。
ホーンはフォグランプの後ろに取り付けをしました。取り付け方はホーンにステーを取り付けをしてシャーシに開いていた既存のボルトの穴に10㎜のボルトでステーを固定しています。ホーンがフォグランプやバンパーなどに干渉していないか確認をします。
ホーンの配線はフォグランプの配線と一緒にヘッドライトの後ろぐらいに取り回しをしておきます。この時にホーンの配線を保護する為にコルゲートチューブを使っています。この様にしておくと万が一配線が鉄板部と擦れてしまっても配線は大丈夫だからです。
リレーから出ている赤色の配線をバッテリーのプラスターミナルに接続をします。この時にショートしないようにこの赤色の配線に付いているヒューズホルダーから30アンペアのヒューズを取り外しておきます。
リレーの黄色配線をホーンの赤色の配線と緑色の配線に接続をします。ホーンのアース配線をバッテリーのマイナスターミナルに接続をしておきます。ヒューズホルダーやリレーが動かないように車両のハーネスに固定をしてホーンの配線なども動かないように固定して目立たないように処理していきます。
リレー作動用の青色の配線を室内に取り付けるホーンスイッチまで取り回しをします。エンジンルームの助手席側にメインハーネスが通っているグロメットがあるのでこのグロメットから配線を室内に引き込みます。グロメットに少し穴を開けて配線を入れていくとブロワーユニットの後ろを通って下に出て来ます。グロメットに配線を通した後はしっかりと防水処理をしておきます。この配線をスイッチを取付する運転席側まで取り回します。この時も配線にコルゲートチューブを取り付けます。
お客様の希望でハンドル右横のスライドドアのコントロールスイッチの使っていないカバーに取り付けをする予定でした。パネルを取り外してみると使われていないカバー自体もスライドドアのコントロールユニット一部で穴を開けてスイッチを取り付けることが出来ませんでした。
お客様と相談をしてスイッチの取り付け場所はハンドルの下のパネルに穴を開けて取り付けることになりました。パネルに12㎜の穴を開けてスイッチを取り付けます。リレーから室内に引き込んだ配線をスイッチの赤色の配線と接続をして、スイッチ黒色の配線をボディアースに接続します。これで配線の接続が終わったので先程外しておいた30アンペアのヒューズを取り付けます。スイッチを押せばリレーからの配線がアースと繋がってリレーが働きホーンに電気が流れホーンが鳴ります。作動確認をした後キズや汚れが無いか確認をして作業は終了です。
BY TANI


今回の作業はマツダのプレマシーにナビやETC車載器などの取付です。この車両には純正のナビが付いているのですが、地図ディスクを読み取らなくなったのでお客様が前の車に取り付けていたアゼスト製のAV一体型HDDナビを持っていたのでこのHDDナビと付け替えます。



オーディオのパネルの周りにしっかりと養生テープを貼ってダシュにキズが付かない様にします。オーディオ周りのパネルの外し方は、エアコン吹き出し口を下向きにして吹き出し口とオーディオパネルの隙間に指を引っ掛けて手前に引っ張ると案外簡単に取り外せます。ハザードスイッチのカプラーを外してオーディオ固定ビス4本外せばオーディオが外れます。


マツダ用オーディオ変換ハーネスを使って電源配線やスピーカーの配線をつなぎます。この車両はナビ付き車だった為、車速信号とリバース信号がオーディオカプラーにあったので全ての取り出しがオーディオ裏で出来ました。車速信号の車両配線の線色は緑/赤で、リバース信号の車両配線の線色が赤/緑でした。


GPSアンテナはダシュ左端に取り付けをしてTVアンテナは日立モバイル製のFANT-DA7を使ってフロントガラスに取り付けをしました。このナビにはマイクが付いていてこのマイクを運転席バイザーに取り付けをしてAピラーの中を通してアンテナコードとマイクの配線を隠してオーディオ裏まで取り回しをします。

バックミラーモニターとETC車載器の取り付けもします。バックミラーモニターのコードとETC車載器のアンテナコードを天張りの中を通していき助手席側のAピラーの中に隠してバックミラーモニターのコードをオーディオ裏に持っていき、ETC車載器のアンテナコードをグローブボックス裏まで持っていきます。



トゥイーターをダシュの左右の端に取り付けをしてダシュとAピラーで配線が挟まらない様に配線が通る部分のAピラーを少し細いヤスリで削っています。Aピラーを取り付けをしてトゥイーターの配線が挟まらずに動けばOKです。トゥイーターのクロスオーバーネットワークを取り付けてフロントスピーカーに割り込ませます。クロスオーバーネットワークのウーファー配線をフロントドアスピーカーの配線に繋いでおきます。オーディオ裏での配線の取り出しと接続が終わったのでナビを取り付けます。バックミラーモニターにもTVの映像がちゃんと映っているのを確認します。



次にフロントのドアスピーカーを交換します。ドアの内張りの外し方はドアオープナーの奥のカバーを開けてビスを取り外します。ドア内張りの車両前方の部分にあるビスも取り外します。


ドアの手すりのカバーを取り外すのですが、ドア内張りも取り外すカバーもすぐにキズが付いてしまう素材なので注意が必要です。いつもなら養生テープを貼って取り外すのですが、この車両の場合は養生テープを貼ってしまうとキズが付いたかよく見えないので養生テープを貼らないで取り外し作業をします。カバーとドア内張りが重なっている取り付けすると見えない部分にピックツールを使って引っ掛けて慎重に取り外します。いつも使っているオーナメントリムーバーだと厚みがあり隙間に差し込むとキズが付いてしまうのです。


この車両の純正スピーカーは楕円の形をしたスピーカーが付いていて今回取り付けをするスピーカーは丸い形のスピーカーです。お客様とバッフルを作って取り付けするか相談したのですが今の状態で固定できていれば良いと言うことになりスピーカー固定のビス穴をドアに開けてタッピングビスでスピーカーを固定しました。


楕円のスピーカーの形に丸いスピーカーを取り付けたのでどうしても隙間があいてしまいます。応急処置ですけれどデットニングする時に使う制震材を使って穴を塞ぎました。音が鳴るのを確認してドアの内張りを取り付けます。



ETC車載器の電源の取り出しはいつもならキーシリンダーのカプラー配線から取り出すのですが、今回はヒューズボックスの裏から取り出しをします。ヒューズボックスの固定ビスを2本取り外してヒューズボックスを下に落とすと作業がしやすいです。検電器テスターを使ってACC電源と常時電源の1次側電源を探します。他の配線より太い配線なのですぐに見つけることが出来ます。

取り出した電源配線をグローブボックス裏まで取り回し、先程取り回しておいたアンテナコードと一緒にETC車載器に接続します。ナビ・スピーカー・バックミラーモニター・ETC車載器の全ての作動確認をします。外したパネルなどを組みつけてキズや汚れが無いか確認をして作業は終了です。
BY TANI
今回はいつもお世話になっておりますディーラー様の従業員さんのお知り合いがお乗りのオプティに後付け地デジチューナー(ユニデン社製 DTM400)の取り付け作業です。この地デジチューナーは当社が取り引きさせて頂いています部品屋さんの一押し商品で4チューナー&4アンテナ方式の地デジなのに比較的安価な商品です(価格、工賃等は当社ホームページお問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい)。商品の詳しい情報はユニデンホームページをご覧下さい。
まずはオーディオ廻りのパネルを外します。オーディオ廻りのパネルは特にビス止めされていませんので引っ張れば外れてきます。その際にダッシュボード等にキズが付かないようしっかり養生作業を行います。ナビユニット本体は最終段階で地デジチューナーの電源線及びRCAコードを接続するだけですので、お客様のメモリーされていますデーターを消してしまわないようナビユニットの電源コネクターは抜かず、ビスも1本だけ残しておきます。
今回は4アンテナと言う事で当初の予定はフロント・リヤガラスそれぞれ左右各1枚づつ貼り付けしようかと思っていたのですが後から出て来ます作業で先にご紹介させて頂きますとCピラーカバーを外してみましたら地デジアンテナアースを貼り付けする位置に熱線(リヤデフォッガー)の配線があり断念してフロントガラスに4枚貼り付けする事にしました。左側画像はアナログアンテナを避けて地デジアンテナの張り付けを左右対称にする為寸法を測り目印のテープをガラスの外側に貼り付けします。右側画像はAピラーカバーの取り外し画像なのですが画像をご覧の通りBピラー付近までありますので割れ等の注意が必要です。
この画像2枚がCピラーカバー取り外しの画像になります。「リヤガラスにアンテナを貼らないのであれば外す必要が無いのでは?」と思われるかと思いますが取り付け確認で外したと言うのもありますが、アンテナの張り付けをフロントガラスに4枚貼り付けにしましたので2枚はフロントガラスサイドに後の2枚をルームミラー両サイドに1枚づつ貼り付けします。このルームミラー両サイドに貼り付けを行う為に天張りを外さなければならないからです。「隙間が出来れば貼れるんじゃないの?」と言う声も聞こえてきそうですが(^^;ダイハツ車の場合天張り自体が硬い車両が多いので無理に曲げてしまいますと折れてしまったりシワが入ったりしてしまう事がありますので今回は社長と相談し天張りを外して作業をして行く事にしました。画像は右側の作業画像ですが左側も同じ作業を行います。
A&Cピラーカバーが外れますと次にBピラーカバーを外して行きます。まずシートベルトを固定していますボルトを外します(上段画像)。次にグリップ(吊り革?)を3ヶ所(助手席側、後席左右)外します。これでBピラーカバーを引っ張りますと外れてきます。
Bピラーカバーを外す時の注意点は上段画像2枚に書いていますがピラーカバーにツメがありBピラー側に溝があってスライドさせて外さなければなりません。この時にツメを折ってしまわないように注意して下さい。各ピラーカバーのピン位置等は下段の画像を参照して下さい。
次にルームランプ&小物入れ・サンバイザー・サンバイザークリップを外して行きます。上段画像からルームランプカバーを外しますとビスが3本見えますので外します。ルームランプ&小物入れは中段左側画像のようにツメがありますので車両前方向にスライドさせて外しルームランプ電源コネクターを抜いてから外します。次にサンバイザー固定ビスを2本外してサンバイザー本体を外します。サンバイザークリップは両サイドに溝がありますので小型のマイナスドライバーを使用しツメを押してロックを解除して外します。
これで天張りのみになりますので後は天張りを止めていますグロメットピン(画像に記載しています数量)を外します。
天張りを外す場合一人で作業を行うのはキズ等が入る恐れがありますので、社長に手伝って貰い2人で行いました。
これでようやく地デジアンテナの貼り付け作業開始です。左側画像の位置に各アンテナ線を貼り付けし助手席下に地デジチューナーを設置する為、助手席側にアンテナ線を引き廻して配線処理を行います。これで天張りを元に戻して助手席側Aピラーカバーを除く各ピラーカバー&ルームミラー等を組み付けします。
天張り関係の作業が終了しましたら地デジチューナー設置作業に移ります。助手席下に設置しますので配線等はカーペット下に這わせて行きますのでキッキングプレート&足元キッキングカバーを外します。
次にグローブBOXを外します。グローブBOX左下にピン(左側画像)がありますのではずして中央画像の手順でBOX本体を外します。
ナビユニットは外さず手前にずらしてナビ電源線のACC(アクセサリー)線の余っている分岐配線に地デジチューナー電源線を接続してアース線をボディ側に接続します(上段2枚画像)。次に左下画像のようにRCAコードをナビユニットのビデオINのコードと接続します。僕たちが必ず行う作業の一つなのですが接続部は絶縁テープを巻き付けて何かの拍子でコードや電源線等が抜けないように処理を行います。右下画像はここにリモコン受光部を貼り付けしますと言う画像で完成画像にチラッと映っています(決して撮り忘れた訳ではありません・・・)(^^;。
助手席下のカーペットの一部に切り込みを入れアンテナ線・配線・コードを出し地デジチューナーに接続し設置します。設置が完了しましたら地デジチューナーのカバーを開けてB-CASカードを挿入します。後は取り外したナビユニット・各部品類を元に戻して行きます。
組み付けが終わりましたら作動テストを行いキズチェック(今回はチェックする所が沢山ありますが)、電気廻りチェックを行い作業終了です。久しぶりの長~~いブログにお付き合い頂きましてありがとうございました(^^;。良い週末をお迎え下さい!来週も頑張ります!!(^^)。
by KIN
今回は業者様のご依頼でハイエースのエアコンコンプレッサー交換作業です。不具合箇所は業者様の方で確認されていまして部品をご用意して頂き当社で交換作業を行って欲しいと言う事でしたので作業を行いました。不具合原因はエアコンコンプレッサーからのガス&オイル漏れによるコンプレッサー焼き付き(ロック状態)です。コンプレッサー内が焼きついていますのでプーリーが回転しない為エアコンベルトも焼き切れていました。
まずはエアコンコンプレッサーが運転席側に取り付けされていますので運転席シートを外しサイドブレーキが取り付けされています鉄板を外して左下画像のようにずらして作業スペースを作ります。
作業スペースが出来ましたらエアコンコンプレッサーに入っています高・低圧パイプを外します。パイプが外れたところでゴミ等が入らないようにビニール袋をかぶせておきます。ゴミが入ってしまいますとエアコンライン内の詰まりの原因になってしまうからです。高・低圧パイプが外れましたらコンプレッサー本体とテンショナープーリーを外して行きます。必死で!?外しているところを社長に「作業中画像、作業中画像パシャッ!!」とやられました(^^)こう見たら髪が伸びてしまっていますね~(^^;2~4月前半が忙しかった為伸び散らかっています早く切りに行かなくては(^^;。僕の事はこの位にしまして次に行きたいと思います。
さてコンプレッサー本体がはずれましたので比較画像を載せたいと思います。左側画像の上側がリンク品のコンプレッサーで下側が焼き付きをおこしてしまったコンプレッサーです。プーリーの付け根からコンプレッサー本体にかけて黒くなっています。恐らくここからガスとオイルが漏れたのではないかと思われます。中央の画像プーリー部に焼き切れたベルトがこびりついています本来ですと右側画像のプーリーのように溝がなくてはならないのですが・・・コンプレッサーがロックしてエンジンが回転し続けますとベルトが耐えきれずこのような状態になってしまいます。
リンク品・・・コンプレッサーの内部をオーバーホールし不良部品を交換して新品プーリー&クラッチを組み付けしてある部品(他にもエンジン本体やミッション、オルタネーターなどがあります)。
次にテンショナープーリーの比較画像です。テンショナープーリーとはベルトの張りを調整する為のパーツです。このプーリーにも焼き切れてしまったベルトがこびりついています。ここは新品のプーリーと交換します。
コンプレッサー、テンショナープーリーを組み付けしてベルトを張り、真空ポンプ&エアコンゲージマニホールド(中央画像)を使用して真空引き作業を行います。真空引きとはエアコンシステム内を真空状態にして配管内の水分等を取除きエアコンガスを充填する際に空気や水分等が混ざらないようにします。真空引きが終了しますとエアコンゲージマニホールドのメーターが負圧(真空状態)になりますので真空ポンプを停止した後しばらく放置し機密がしっかり保てているかを確認しエア漏れが無いかを点検する為にも行います。真空状態が確認出来ればエアコンガスを充填していくのですが最初はエンジンを始動せずにエアコンガス缶の缶圧分だけ充填しガス漏れが無いか点検していきます。特に問題が無ければ引き続きエンジンを始動しガスを規定量入れて行き(エンジンを始動して充填する場合は必ず高圧側のバルブが閉まっている事を確認し低圧側バルブを開き充填して行きます)、サイドグラス(高圧パイプにエアコンガスの流れや量を確認する為の覗き窓があります)とエアコンゲージのメーターを確認しながら充填しながら室内のエアコンの冷えの確認を行い規定量入った所でバルブを閉じ温度計を使用し吹き出し口温度を測定します。エアコンの冷えが問題無ければエアコンシステムの各作動点検を行いエンジンを停止しリークテスターを使用してエアコン配管等のガス漏れ点検をしっかり行います。ベルトの張り(右側画像)点検を行い取り外したシート等を元通り組み付けして電気廻りのチェックを行い作業終了です。まだまだ朝晩は肌寒いですが、皆さんのお車のエアコンの効きはいかがですか?次のお休みにでもチェックしてみてはいかがでしょう?(^^)。
by KIN
今回の作業はモータース屋さんからのご依頼でプジョー206のバッテリーがあがっているので交換して欲しいという内容でした。このプジョー206は同じ型式でもバッテリーのサイズが2種類ありどちらのサイズが付いているのか分からないので現車のバッテリーサイズを確認する為オーナー様の駐車場へ点検しに行ってきました。
車のキーをお借りしてボンネットを開けバッテリーのサイズを測り、念のためにチャージ量(充電量)やバッテリーの電圧などを点検して見ることに・・・
バッテリーテスターをバッテリーに繋ぎバッテリーの電圧を測ってみると12.5ボルトありました。バッテリーテスターでバッテリーに負荷をかけても11ボルト以上の電圧がありバッテリーは正常です。キーを回してエンジンをかけようとしても全くセルモーターも回らないのでバッテリー以外に問題があるようです。
キーを回してもオーディオやメーターの表示が全くしないのでメインのヒューズでも切れてしまっているのではと思いバッテリー横のヒューズボックスのカバーを開けて見ました。ヒューズを見るとメインヒューズが見当たりません。バッテリーからのプラス配線は間違いなくこのヒューズボックスに入っているのに・・・
ヒューズボックスをよく見るとツメが有りこのツメを外して見るとなんと2重構造になっていて今見ていたヒューズの後ろにメインのヒューズが有りました。ヒューズの導通を調べましたがヒューズは切れていません。バッテリーのプラスターミナルとの導通もあり途中で断線もしていません。
次に室内のヒューズボックスを点検してみることにしました。検電器テスターを使ってヒューズボックスに入っている常時電源の配線を調べると検電器テスターの反応が全くありません。エンジンルームから室内までの間で断線でもしているのか・・・?それともバッテリーのアース配線が悪いのか・・・?
バッテリーのアース配線はバッテリーの下に行っているのでバッテリーを取り外して点検します。バッテリーケースに付いているコントロールユニットを上方向にスライドさせてバッテリーケースから外します。バッテリーケース固定ボルトを3本外してバッテリーケースを取り外します。
バッテリーのアース配線を見るとなんとボディに固定している所で断線していました。どうしてこんな所で断線していたのか配線の長さなどを点検しましたが特に負担がかかっている事も無く原因がよく分かりません。
切れているアース配線に新しいターミナルを取り付ける為に配線の先の被服を捲り圧着工具で配線にターミナルを取り付けます。
新しく取り付けたターミナルをボディに固定してバッテリーケースを元通りに取り付けます。
バッテリーを取り付けてエンジンをかけるとセルモーターもスムーズに回ってエンジンがかかりました。バッテリーテスターを繋いでチャージ量を点検すると14.5ボルトありオルタネーターも問題ありません。
アース配線が切れていたのでバッテリーが外れているのと同じ状態なのでバックアップが取れていません。欧州車はバックアップが取れていないとオーディオがリセットされて特殊な設定をしないといけない場合があるのですがこの車両の場合は特に特殊な設定は必要ないようです。時計と日付けの設定をしてラジオの周波数を合わせます。マルチディスプレイの表示の設定は日本語の設定が無かったので英語に設定しています。
メーターの表示も特に警告灯の点滅も無く全て正常に作動しています。キーレスのドアロック・アンロックをテストすると作動しません。どうやらメモリーが飛んでいるようなので取り扱い説明書を見ながら再設定するとドアロック・アンロックも正常に作動するようになって作業は終了です。
このような電装系の修理もよくしているのですが今回の様に原因が分かってしまえば簡単な作業ではないかと思われますが、原因が分かるまでがとても大変で色んな所を外しては配線などを点検してその場所は関係なかったりして、また違うと所を点検したりするのでなかなか写真を撮ってブログに書くことが出来ません。今回もメインヒューズや室内のヒューズボックスを点検しましたが全く関係なかったのですが写真を撮っていましたので載せてみました。
BY TANI
今回はゴールデンウイーク前のご準備!?(^^)。エルグランドに当社定番作業、走行中TVが映って助手席や後部座席の方を退屈させないアイテム(くどいですが、運転される方は絶対にTV画面を観ないで下さい!!)フジ電機工業社製フリーテレビングの取り付け作業です。
このパーツは純正ナビユニットに接続しますのでエルグランドの場合ナビユニットがセンターパネルと一体式ですので左上画像のセンターユニットを外して行きます。まずは右上画像のエアコンコントロールパネルの横からオーナメントリムーバーを差し込んでひねって浮かせます。今回のパネルはウッドパネルですので十分注意して取り外すようにして下さい。ウッドパネルはプラスチック製品なのですが従来のプラスチックパネルより硬く欠けや割れの恐れがあります。パネルが浮きましたらコネクターを抜いてパネル本体を外します。
次にセンターユニット下のパネルを外します。このパネルもオーナメントリムーバーを差し込んでひねり1ヶ所づつ順番に浮かせて外して行くのですが前タイプのエルグランドとは違いコンパクトフラッシュ挿入部が追加されていまして廻りのメッキ部分と一緒に浮いて来ようとします。ですので片側から浮かせてその隙間からオーナメントリムーバーを使用して右側画像のツメ部(この2ヶ所が特に硬かったです)をひねって外します。無理に外そうとしますと割れてしまいそうでしたので注意して外すようにして下さい。
上下のパネルを外すのはこの2枚の画像位置のビスを取り外す為の作業です。上下4本づつ計8本のビスを外します。
シフト位置をニュートラルにしてセンターユニットをゴソッと引っ張り出します。ここでの注意点はハザードスイッチのハーネスがそんなに長くないのですのでパネル本体を引っ張り過ぎてスイッチ側コネクター挿入部が損傷してしまわないように注意して下さい。ハザードスイッチのコネクターを外してセンターユニットを作業が出来る位置まで出します。本来ですとこのコントロールユニット全てのコネクターを抜いてしまって作業を行った方が良いのですが、オーディオのメモリー等がお客様が合わせておられますとまたお客様に設定して頂かなければなりませんのでお手間をお掛けしないようフリーテレビングを接続するコネクターのみ外すようにします。もちろん一人ではセンターユニットを持ちながら作業は出来ませんので社長に手伝ってもらって行います。
左上画像の純正コネクターを抜き純正ハーネスとユニット本体の間にフリーテレビングのハーネスを接続します。左下画像の位置にフリーテレビングのユニットを設置しようと思ったのですが、センターユニットを組み付けする際センターユニットに当たってしまうと言う事で点線の位置に変更して取り付けを行い無事センターユニットの取り付けが終了しました。隙間が多そうに見えるのですがセンターユニットが斜めに取り付けになりますので以外にスペースがありませんでした(^^;。アース線を確実に取れる鉄板部に接続し取り外したパネル類を元通り組み付けしてキズ&電気廻りチェックを行い今回は僕が運転(もちろん画面は見ていません)して社長に動作確認を行ってもらい作業終了です。同乗者の方これでゴールデンウイークは快適ドライブですね~(^^)。
by KIN
今回の作業はトヨタのプログレにパナソニック製のETC車載器(CY-ET907KD)の出張取り付けです。昼間はポカポカしていて外での作業が気持ち好くなってきました。
ETC車載器の取り付け場所はお客様と相談してグローブボックスの中に取り付けする事になりました。グロ-ブボックスの奥を覗いて見ると配線が通る開口部があり特に加工しなくてもよさそうです。
グローブボックスを取り外す為にグローブボックス下のアンダーカバーを取り外します。アンダーカバーが外れるとグローブボックス固定ビスが2本見えるのでこのビスを外します。グローブボックスを開けてグローブボックス上部の固定ビスも取り外します。
次にグローブボックスに被っているパネルをオーナメントリムーバー(内張りはずし)を使って取り外していきます。運転席側に内気温センサーが付いているのですがこのセンサーの配線が短いのかこれ以上運転席側のパネルが出てきません。グローブボックス側は外れているのでこの状態でグローブボックスを取り外してパネルをキッチリと固定せずに仮固定して作業を進めます。グローブボックスにはエアーバッグのカプラーが固定されているのでこのカプラーを外さないでグローブボックスから取り外します。
ETCのアンテナコードを通す為に助手席側のAピラーを外します。Aピラーに付いているエアーバッグと書かれているカバーが付いていて、このカバーをAピラーに傷が付かない様に取り外します。カバーの奥には10㎜のボルトでAピラーが固定されています。このボルトを外してAピラー中央のプラスチックピンを浮かします。
次にAピラーを下方向に押してAピラーを取り外します。Aピラーカバーの下に金属製のフックが付いていてこの部分がAピラーの溝に入っています。これを外すのに下方向にスライドさせます。
フロントガラスにアンテナ受光部を取り付けて天張りの中にアンテナコードを隠してAピラーまで持っていき、Aピラーの中をクッションテープで固定してグローブボックス裏にコードを通します。
ETCの電源の取り出し場所はいつもの様にキーシリンダーのカプラー配線からです。運転席側のアンダーカバーを取り外し、パネル固定のビスを取り外します。パーキングブレーキ解除用のノブの下にもパネル固定ビスが有ります。次にキーシリンダーに付いている丸いカバーを取り外しその横のパネルを取り外して隠れているビスを取り外します。
運転席側のアンダーパネルが外れたらキーシリンダーのカプラーがよく見えるようになって作業もしやすいです。キーシリンダーのカプラー配線を検電器テスターを使って常時電源とACC電源を探します。配線が見つかればETCの配線をハンダを使って取り付けてしっかりと絶縁テープで処理していきます。写真は無いですがETCのアース配線はキーシリンダーの少し上にコントロールユニット固定用の10㎜のナットがありこのナットに固定しています。
取り出した電源配線を針金を使ってグローブボックス側に通します。グロブボックス側にはエアーミックスのモーターとアクチエーターが有るのでこれに干渉しない様に車両ハーネスにETCの電源配線を固定します。固定した後でエアーミックスのモーターを動かして本当に干渉していないか確認します。
アンテナコードと電源配線をグローブボックス裏で固定して必要な長さ分だけ出しておきます。グローブボックスを取り付けて奥の開口部からコードと配線を取り出しETC車載器に接続します。ETC車載器をグローブボックスの上部に固定します。ETC車載器本体をグローブボックスなどに隠して取り付けをしてもこのパナソニック製のETCはアンテナ受光部にスピーカーが付いているので音声案内がよく聞こえるのでいいですよね。ETC車載器にスピーカーが付いているタイプだとグローブボックスに取り付けをすると音声案内が少し聞き取りにくくなってしまいます。作動確認と傷や汚れがないか点検をして作業は終了です。
BY TANI


今回は業者様のご依頼でムーブにパナソニック製ETC(CY-ET907KD)の取り付け作業です。


ETCアンテナ、本体の取り付け位置はオーナー様のご希望で画像の位置へ取り付けします。「配線類はなるべく見えないように」と言う事ですので配線類を処理する位置もこの時点で決めておきます。



まずはいつものようにAピラーカバーを外してETCアンテナを通す準備を行いフロントガラスのETCアンテナ貼り付け部の脱脂作業を行います。ETCアンテナを貼り付けしアンテナ線をAピラーに這わせてスポンジテープを使用して固定します。



次に電源を取り出ししますのでハンドルコラムカバーを外して行きます。左側画像のようにハンドルを切った位置左右にビスがありますので外します。コラムカバーロア側部(中央画像)の位置にも2本ビスがありますので外してカバーを外します。



ハンドルコラムカバーが外れますとキーシリンダー部のコネクターを探し検電器を使用して各電源線の確認を行います(左側&中央の画像)。電源線を確認しましたらETC電源線を接続してハンダを使用して確実に結線作業を行います。今回のタイプのムーブは常時電源線・・・黒/赤線・ACC(アクセサリー)電源線・・・青/白線となります。いつも書いていますがあくまでもデーターですので電源確認作業は必ず現車で行って下さい。


ETC電源線のアース線はボディー側の確実にアースが落ちる位置に接続します。配線類を目立たないようにする為(特にご要望が無くてもいつも行っている作業ですが)車両メインハーネスに束ねてタイラップ(結束バンド)を使用して処理します。


各パネル類を組み付けして作動確認を行い問題が無かったので、後はいつも通りキズ&電気廻りのチェックを行い作業終了です。最近ありがたいお話しなのですが当社へのナビ、ETC等の取り付けご依頼が増えつつあります。皆さん「ゴールデンウイーク前にバタバタするのがイヤだ!!」と言う事で取り付けを早めにされているようです。確かに早い会社では今月末にはもうゴールデンウイークですもんね~(^^)。ナビ等をお考えの方、焦らせるつもりはありませんが、早めのご購入、お取り付けをお勧めします!!メーカーさんが休みに入りますと車両側に必要な部品(専用取り付けKITなど)等が入らなくなって間に合わなくなると言うケースも多々ありますのでご注意下さい!!(^^)。
by KIN
今回のブログは昨日のKINちゃんのブログの続き・・・と言う事ではありませんが、昨日作業させて頂いたオーナー様(宜しければ昨日の当社ブログをご参照下さい)の息子様のお車でトヨタのクルーガーにシーマに取付させて頂いた商品と同じ、ユピテル製レーダー「Z205Csi」(指定店専用モデル)の作業ブログです。
昨日のブログ最終の文章にKINちゃんからのコメント・・・「恐らく画像抜けが大量に発生すると思いますので・・・(^^;。」と書いてありましたが、そうなんです・・・大変ショックな出来事があるのです(^^;・・・。ブログに載せるか載せないか悩んでいたのですが、KINちゃんからの「前フリ・・・」がありましたので載せないわけにもいかず・・・とりあえず笑ってやって下さい(^^;。
トヨタのクルーガーに先程ご紹介させて頂いたユピテル製のレーダーを取付していきます。設置場所は「お任せで」と言う事でしたので極力運転時に邪魔にならない場所に取り付けさせて頂きました。
設置場所は運転席前右側になりましたのでまずダッシュボード側にキズが付かない様に養生をしAピラーカバーを取り外します。いつもの様にAピラーカバーにウェザーストリップが被っていますので少し引き出してから、オーナメントリムーバー等を使用してAピラーカバーを浮かしていきます。
固定箇所は2ヶ所のみで左側画像にあります下側はプラスチックピンになっていますが上側が少し外しにくく画像では分かりにくいかもしれないですがAピラーカバー側にプラスチックの受けの穴が縦方向にあります。そして車両側にAピラーカバーの穴に入り込む特殊ピンがあり先端部が横向きに入り固定される状態になっていてこのままではピンが引っかかり抜けないので右側画像の平らな部分をラジオペンチで90度ひねる様にして先端部の向きを変えピラーカバーの縦穴と同じ向きになったらピラーカバーを手前に引き取り外します。文章で書くと分かりにくいですが要はピンの先端部が引っかかっているのでピンをひねり引っ掛かりを無くしてから取り外しを行うと言う事です。
アンテナとディスプレイの位置を仮決めし各コード類を足元まで引き廻します。
次にレーダーの電源取り出しに入るのですが時間の都合上分解箇所の画像が取れませんでした、スイマセン・・・(^^;。まず分解箇所はハンドル下アンダーカバーの下側左右に10mmのボルトが1本づつ付いていますので外します、アンダーパネル上部はピンだけですので手前に引っ張れば簡単に取り外しが出来ます。アンダーパネルにエアコンの内気センサーとホースが付いていますので外し、ハンドルコラムカバーを固定しているビスを外します。コラムカバーはセンター下側に1個とエンジンを始動しハンドルを右に45度回したら見えるビスを左右行い外し、アッパーとロアーを分解し取り外します。外しますとキーシリンダー部の配線が見えますので検電器テスター等を使用しACC(アクセサリー)電源を探します。この車両は青色線がACC(アクセサリー)線でしたのでいつもの様にハンダを使用しレーダー用電源を接続しショート防止の為絶縁テープでしっかりと絶縁作業を行います。
次にレーダー用のアース取り出しを行います。各電源が取り出しが終了しましたのでジャンクションユニットの設置場所を決め各コード類を引き廻し処理し邪魔にならない位置へ固定していきます。後、スピーカーの設置ですが、スイマセンここも画像がありません・・・。ハンドル左横アンダーパネルの左上部に設置しました。
後は作動確認をし各電気廻りのチェックとキズチェックをし作業は終了です。・・・
・・・。
いつも当社ブログを観て頂いているみなさん、初めて観て頂いているみなさん・・・そうなんです。実は完成画像を撮るのを忘れてしまいました~今回は出張作業でしたがしっかり撮ろうと思っていたのですが、何故か画像が無いのです・・・。ここまで作業の説明をしていて(途中も画像が抜けていますが)観て頂いているのに「あ~、クルーガーにはこんな感じで付くのか~」みたいな感じで思って頂きたかったのに~(^^;。申し訳御座いません・・・。
KINちゃんもこれだけ画像が無いのを知っていたのに・・・。一応言い訳ですが当日は先に現地で作業していたKINちゃんの応援に行きクルーガーの作業を始め、シーマの作業が先に終わったKINちゃんに最後の最後で急かされ(作業中は集中して落ち着いて作業していますのでご安心を)次の現地作業の時間を気にしていたら完成画像を撮るのをすっかり忘れたまま、お客様にご説明をさせて頂き次の場所へ移動してしまったのです・・・。最近あまりブログを作成する時間が無く、久しぶりに作成すると皆様に「スイマセン・・・画像が・・・。」と誤ってばかりいる感じがします・・・(^^;。
by まっちょ


今回はレーダー探知機出張取り付け作業です。オーナー様がお乗りのシーマ用とその息子さんがお乗りのトヨタクルーガー用にユピテル社製レーダー探知機(Z205Csi 指定店モデル)を2台ご購入頂き取り付けをさせて頂きました。なぜお客様がこのレーダー探知機をご購入されたかと言いますと量販店で発売されていないレーダー探知機をお探しだった為当社社長がお勧めさせて頂きご購入して頂きました。クルーガーの作業ブログは後日社長が作成すると思いますのでお楽しみに~(^^)。



それでは作業に取り掛かって行きます。まずいつものようにAピラーカバーを外して行きます。Aピラーカバーは金属製のピンが2ヶ所で止まっていますので引っ張って外します。ピンの位置は右側画像で確認して下さい。


次にコラムカバー下ロアパネルを外して行くのですが、画像のパネルを外した所にビスが有りますので外します。このパネルも金属製のピンが2ヶ所(キーシリンダー廻り)と右側画像上部のプラスチックのツメで固定されていますので左側画像のようにオーナメントリムーバーを差し込んで外して行きドアミラースイッチのコネクターを外してパネルを外します。



キーシリンダー廻りの化粧パネルが外れましたら左側画像の位置にビスが4本とボンネットオープナー取り付けボルト2本を外してロアパネルを引き出します。今回は日産純正ETCやオプションパーツの配線類が沢山ありましたので全て取り外しを行って作業を進めました。


次に電源の取り出しを行います。検電器のアース部を車両ボディーに接続してキーシリンダーのコネクター部(このタイプのシーマはブレーキペダル上部付近にあります)白/青線に検電器の先端を刺してキーをACC位置に回して音&ランプ点灯確認を行って接続します。写真が撮りにくい位置にコネクターがありますので作業中の画像が無いですがハンダを使用していつものように電源取り出し作業を行っています。



スピーカー、アンテナユニット、ディスプレイユニットを画像の位置(左側&中央画像)に貼り付けします。各コード類、電源線をジャンクションユニットに接続して配線処理を行って取り外した純正オプションパーツ&パネル類を元通り組み付けて行きます。レーダー探知機と各オプションパーツの作動確認を行いキズ、電気廻りチェックを行い作業終了です。今回は出張作業と言う事で作業を早く進めなければならなかったので画像数が少なくなってしまいましたすいません(^^;。社長のブログの前ですが、先にフォローを入れさせて頂きます。恐らく画像抜けが大量に発生すると思いますので・・・(^^;。
by KIN
今回はジャガーにお客様お持込み三菱電機製ETC(EP-736B)取り付け作業です。以前のブログでもご紹介させて頂いた事があるのですが、当社の業務の一つで大型家電量販店さんでお客様がナビやETCなどの商品をご購入され取り付けをご依頼される場合一旦大型家電量販店さんから委託業者様に連絡が入ります。その委託業者様に登録させて頂いています当社の様な電装店に取り付け依頼が入ります。後は取り付け日程を委託業者様と決めてお客様に連絡を入れて頂き作業となります。文章にしますとややこしい感じがしますが、お客様は委託業者様からの連絡を待って頂くだけですのでそんなにややこしくは無いと思います(^^)。
取り付け位置はいつもお客様と現車で確認させて頂いてから作業を行うようにさせて頂いております。「おまかせで」と言われるケースもあるのですが、その場合も「この辺に取り付けさせて頂きます」と取り付けイメージをご紹介させて頂いております。今回はお客様が「アンテナはここ、本体はここで」とリクエストを頂きましたので取り付け作業を開始して行きます。
アンテナをミラー後ろ(いつもの位置ですが)に貼り付けしますので、脱脂作業を行って運転席側Aピラーカバーを外します。このXタイプのAピラーカバーは右側画像の位置にプラスチック製ピンと金属製ピン各一個づつ取り付けされています。
次にハンドルコラムカバー下のロアカバーを外します。カバーのピンは金属製ピンですが一ヶ所浮きますと比較的簡単に外れます。
電源線の取り出し作業を行います。ハンドルコラムカバーのビスを3本外してカバー本体を外しますとキーシリンダーのコネクターがありますので検電器を使用して電源の確認を行います。ACC(アクセサリー)は黄緑/白線から取り出ししました。アース線はボディーのアースポイント(右下画像)に接続します。
ETC本体にアンテナ線、電源線を接続して貼り付け部の脱脂作業を行ってETC本体を貼り付けします。配線処理を行って取り外したパネル類を元通り組み付けして作動確認を行います。後はいつも通りキズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。この業務は、ほとんどのお客様が初めてご来店頂く店ですので多少の不安もありながらご来店頂いてる事もあるかと思うのですが、みなさん作業後は満足してお帰りになられて下さいますので当社としましては嬉しい限りです(^^)今回のお客様も大変満足しておられていました。ありがとうございました!!(^^)。
by KIN
今回の作業は三菱のディオンにパナソニック製のバックカメラと7インチのリアモニターの取り付けです。元々この車両にはサンヨー製のポータブルDVDナビが付いていてこのナビにバックカメラの映像が映る様に接続をして、ナビでDVDビデオを再生した時にリアのモニターにDVDの映像が映る様にします。
バックカメラを取り付ける為にリアゲートのガーニッシュを取り外すのでボディにキズが付かない様に保護テープを貼ります。
リアゲートの内張りを外していきます。パネルを取り外す時もキズが付かない様に養生テープを貼ってから取り外していきます。最初に上のハイマウントストップランプの付いているところのパネルを取り外します。次にガラスの下の一番大きいパネルを取り外します。ガラスの横のパネルは配線を通すのが運転席側なので片側だけ取り外しをします。
リアゲートの内張りが外れたらリアゲートに付いている防水シートを取り外します。ガーニッシュを固定しているナットを2個取り外して左右のプラスチックピンをゲートの内側から押して外せば取り外せます。ガーニッシュに付いているナンバー灯のカプラーを取り外してガーニッシュをリアゲートから取り外します。
今回はバックカメラの配線をナンバー灯の配線が通っているグロッメットの中に一緒に通していくのですがバックカメラのカプラーが大きくてそのグロメットの中を通らないのでこのカプラーから配線だけ取り外してグロメットの中を通します。
カプラーから配線を取り外すのは意外と簡単でカプラーに付いている配線のストッパーのツメを浮かして取り外します。次に配線に付いているギボシのツメが引っかかっているカプラー側の部分を起こして配線をカプラーから取り外します。
ガーニッシュにバックカメラを取り付けてバックカメラの配線がガーニッシュを取り付けた時にボディと挟まらない様にガーニッシュに配線分だけヤスリで削っておきます。配線はナンバー灯の配線と一緒に固定して動かない様にします。ナンバー灯のグロメットに穴を開けてバックカメラの配線を通して防水処理をしっかりとします。
バックカメラの配線とナンバー灯の配線をゲートの中に通してグロメットを取り付けてからガーニッシュを取り付けます。バックカメラの配線は車両ハーネスに結束バンドで固定してパネルを取り付けたときに挟まったりしない様にします。
リアゲートの配線が通っているグロメットを取り外してバックカメラの配線をそのグロメットの中に通していきます。バックカメラの配線がグロメットの中を通ったら先程取り外したカプラーを元に戻します。
バックカメラの配線を室内に引き込んだら運転席側のリアクウォーターパネルを取り外します。エアコンの吹き出し口を取り外すとビスが2本隠れているのでクウォターパネルを外すときは注意して下さい。バックカメラの電源配線はバックに入れたときに12ボルトの電圧がかかる所から取り出しをします。クウォーターパネルを取り外しているのでバックランプの配線から取り出すことにしました。車両の集中アースもすぐ側にあったのでバックカメラのアース配線も一緒に共締めして取り付けました。
バックカメラの電源ユニットをリアエアコンユニットの下に取り付けをして余っている配線が挟まったり動いたりしない様に固定します。バックカメラの電源ユニットから映像用のRCAコードをステップカバーの中を通して取り回しをします。
このサンヨーのポータブルナビはナビ本体の横に映像用のピンジャックと音声用のピンジャックが接続できる様になっています。このピンジャックが接続される所が映像用1箇所と音声用が1箇所しかなく、ナビでDVDビデオを再生すると映像出力になりバックカメラなど外部機器を取り付けするときは映像入力に切り替わります。このままだとどちらかの機能しか使えないのでAVセレクターを使って切替が出来る様にしました。
AVセレクターをバックカメラ側に切り替えてバックに入れるとバックカメラの映像がナビに映ります。AVセレクターをDVD側にするとリアモニターにDVDビデオの映像が映りました。
今回はバックカメラの作業を書きましたがリアモニターの取り付けも配線が見えない様にシートの中を通して取り付けをしています。
キズや汚れが無いか点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はトヨタのファンカーゴにパナソニック製のETC車載器(CY-ET907KD)の取り付けです。
ETC車載器の電源の取り出し場所はいつもの様にキーシリンダーカプラーの配線からです。キーシリンダーカプラーはこのままだと見えないのでハンドルのコラムカバーを外していきます。ハンドルを90度回転させるとビスが見えるのでこのビスを左右2本取り外します。次にコラムカバーの下側にもビスが1本あるのでこのビスを外すとコラムカバーば上下に2分割に分かれて取り外せます。
コラムカバーが外れたらキーシリンダーカプラーが見えるのでこのカプラー配線から常時電源とACC電源を検電器テスターを使って探します。
検電器テスターで調べた結果、ACC電源の線色は青/白配線で、常時電源の線色は白/青配線でした。このカプラー配線の被覆をめくってETCの電源配線をハンダを使って取り出して絶縁テープでショートしないように処理をします。
ETC車載器のアース配線を車両のボディアースに接続します。大抵のトヨタ車はキックパネルの中に車両配線の集中アースがあるのでキックパネルを取り外して集中アースがあるのか見てみます。ステップカバーを先に取り外してからキックパネルを取り外します。
キックパネルを外してその奥を見てみるとヤッパリ10㎜のボルトでボディに固定されている集中アースが有りました。このボルトにETC車載器のアースをしっかりと共締めして外れないようにします。
ETC車載器のアンテナ受光部はフロントガラスの上部に貼り付けてAピラーの中を通していきます。Aピラーはプラスチックピンで止まっているのでオーナメントリムーバーでこのプラスチックピンを浮かせて取り外します。アンテナ配線が挟まったりしない様にAピラーの中で固定をしていきます。
ETC車載器の取り付け場所は車両中央にあるパネルに取り付けをしますので電源配線とアンテナ配線をハンドルに干渉したり挟まったりしない様に取り廻しをしっかりとしてETC車載器まで持っていき接続します。このままだとETCの配線が取り付けをするパネルに挟まってしまうので配線の太さ分パネルをヤスリを使って削って配線を通します。これで取り付けが終了したのでETC車載器の作動確認をして車両のキズ・汚れがないか点検をして作業は終了です。
BY TANI
今回も先週に引き続きディーラー様からのご依頼作業で新車のティーダにお客様がネットショッピングでご購入された地デジチューナー付きパイオニア製ナビ(AVIC-HRZ009G 楽ナビ)の持ち込み取り付け作業プラス当社でご購入頂きました日産用オーディオハーネス、パイオニア製バックカメラ(ND-BC2)&同じくパイオニア製ETC(ND-ETC5)の取り付け作業ブログです。
新型のティーダですが前タイプのティーダと比べ大きな変更点は無いのですが、少し取り外し方が変わっている所もありますので、随時記載して行きます。まずはアンテナ関係の取り付けの為いつものようにAピラーカバーを左右外します。
運転席側の配線作業の為、ハンドルコラムカバー下ロアカバーを外します。このロアカバー左下画像のようにプラスチック製のピンで止まっているだけですので、ボルト類を外す必要は無いのですが、左下画像丸印部のピンが抜けにくいので無理に引っ張りますと割れてしまいます。僕の場合右上画像のようにオーナメントリムーバーを画像のように差し込みピンを浮かせて外します。
次にグローブBOXを外します。グローブBOXを外す時の注意点はグローブBOX内を照らすランプのコネクターがありますので無理に引き出さないよう注意して下さい。
次にオーディオ(センター)パネルを外して行きます。まずフードパネルを外すのですが少しコツがありまして中央左側画像のようにオーディオパネルとフードパネルの間にオーナメントリムーバーを差し込んでフードパネルを浮かせて隙間を作り指を入れフードパネルを上に上げながら引き出しますと外れて来ます。ピン等の位置は左下画像を参考にしてみて下さい。
ここが前ティーダと違う取り外し方になります。前ティーダはエアコンコントロールパネルがダッシュボード側に残っていたのですが、新型ティーダはエアコンコントロールパネルもオーディオパネルと一体型になっていますのでオーディオパネル下のパネル(上段右側画像)を外します。このパネルはオーナメントリムーバーを差し込みますと「パコッ」と外れますので難しくありません。パネルが外れましたらビスが2本止まっていますので外してオーディオパネルを引っ張って外します。ハザードランプスイッチ、エアコンコントロール等のコネクターがありますのでコネクターを抜きます。オーディオパネルが外れましたらオーディオ取り付けブラケットを外します。
次に地デジ用チューナーを助手席下に設置しますので足元キッキングカバー&プレート(ティーダは一体型)を外します。
各電源線(常時電源、ACC(アクセサリー)、イルミネーション等)は日産用オーディオハーネスに接続します。車速信号線は運転席側ヒューズBOX付近、ノート同様日産お約束オプション茶色コネクター青/黒線から取り出します。リバース(バック)信号線は助手席足元の16極白コネクター黄色線から取り出しします。
次にバックカメラの取り付けなのですが一番上左側画像にも記載していますが、このパネル相当曲者でした。画像の丸印部にツメがあるのですが、無理に引っ張りますと割れてしまって組み付け時にパネルが浮いてしまいますので全神経を集中させて慎重に外しておりましたので、その言い訳になってしまいますが、画像数が圧倒的に足りません(^^;。次回ティーダの入庫がありましたら詳しく画像を撮りたいと思いますので今回はご勘弁下さい。リヤゲート内にバックカメラのコードを通し2段目右側と3段目左側画像のチューブ内から室内へとコードを引き込み天井部からオーディオ取り付け位置までコードを引き廻します。これでバックカメラの作業は終わりですのでリヤゲートパネルを組み付けします。パネルに浮きが無いかも確認します。
ETC本体を見えない位置に取り付けする為、オーディオパネル上の小物入れを加工してETC本体を取り付けます。
地デジチューナーを助手席下に設置し各配線類を接続します。後は各アンテナ線をナビ本体に接続して各パネル類を組み付けします。
最後に作動確認を行いキズ&電気廻りチェックを行って作業終了です。今回のブログは僕的に不完全燃焼ブログになってしまいました・・・スイマセン次回は頑張ります!!(^^)。
by KIN
今回は今「CMキャラクター」が話題の新型ノート(オーディオレス車)へナビ、ETC、レーダー探知機取り付け作業です。今回の作業もディーラー様からのご依頼でナビ、ETC、レーダー探知機は、ディーラー様で取り外し作業をされていましたので、作動状態の確認をして問題無く作動していたと言う事でしたのでそのまま取り付け作業を開始しました。
左側画像は取り外し済みナビ等の配線チェックと部品類を確認している画像です。右側画像は今回オーディオレス仕様の車両ですのでKENWOOD製1DINCDレシーバー(RTD-131)、日産車用オーディオハーネス、今回お客様のご希望でTVは観れなくて良い」と言われていましたのでTVアンテナを取り付けしません。VICSアンテナが無くなる為VICS情報を受信させなければなりませんのでラジオアンテナに割り込みさせて情報を取得させる割り込みコードをご用意させて頂きました。
恒例ですが左右のAピラーカバーを外して行きます。今回のAピラーカバーも右側画像のようにプラスチックピン2ヶ所で止まっているだけですので、比較的簡単に取り外す事が出来ます。
次にグローブBOXを外します。左側画像の位置に上4本、下2本計6本で止まっていますので外します。右側画像のようにBOX本体を外します。
グローブBOXが外れましたらオーディオパネルを外して行きます。オーディオパネル下部にオーナメントリムーバーを差し込みパネルを少し浮かせて隙間が出来ましたらパネルを引っ張って外します。このパネルは最近の車両の中では比較的簡単に外れる方だと思いますのでノートにお乗りの方キズ等だけ注意しながら取り外しに挑戦してみて下さい(^^)。パネルが外れましたらオーディオ取り付けブラケットを外します。
次に車速信号とETC電源の取り出しを行う為ハンドルコラムカバーとロアパネルを外します。ロアパネルはプラスチック製のピンで止まっていますので中央画像のように引っ張って外します。このロアパネルも1ヶ所浮きますと外れ易くなります。ハンドルコラムカバーは3本のビスで止まっていますので外してカバー本体を外します。この時の注意点はキーレスエントリー車の場合キーシリンダー差し込み部が大きいのでカバーを広げながらキー差し込み部をかわしながら外す必要があります。ここは少し外しにくいかもしれません(^^;。
まず車速信号線ですが、ヒューズBOX付近の日産車お約束オプションコネクター(茶色4極)青/黒線から取り出しします。ETCの電源線は当社こだわり作業のキーシリンダー部から取り出しとなります。常時電源線は青色線、ACC(アクセサリー)電源線は茶色線で取り出します。ETCの電源線を車両メインハーネスに束ねてコラムカバーを組み付けする際、邪魔にならないように処理しておきます(下段2枚画像)。画像には無いのですが、車速信号線、ETCアンテナ線、レーダー探知機電源線も引き込みハンドルが回転する部分を避けて車両側メインハーネスに束ねておきます。運転席側の作業はこれで終了ですのでAピラーカバー、ハンドルコラムカバー、ロアパネルを組み付けして助手席側の作業に移ります。
今回のナビユニット&チューナーユニットを助手席下に設置する為キッキングカバー、Bピラーロアカバーを外します。キッキングカバーは上段右側の丸印部に金属製のツメが入っていますので上段左側画像の手順でカバー下側を浮かせて「ジワッと」引っ張りながら外します。BピラーカバーはBピラーを包み込む(表現が難しいですが・・・)ように取り付けされていますのでカバーを広げるような感じで外すのですが、硬い場合が多いですの無理に広げますと割れてしまったり白く変色したりしますので注意しながら外すようにして下さい。
各パネル、カバー類が外れましたらリバース(バック)信号線の取り出し作業を行います。リバース信号取り出しコネクターはキッキングカバーを外した位置のカーペットをめくった所にあります16極(白色)コネクターの黄色線から取り出しします(上段左側画像)。カーペット内にナビ&チューナー電源コネクター、GPS&VICSビーコンアンテナ(取り付け位置は後から出てきます)、ボイスコントロール用マイク(今回はコラムカバー上部に取り付けしています)、チューナーユニット⇔モニター間DINコード、VICSアンテナ割り込みコードをはわせてカーペットの切り込み部より出して、ナビユニット、チューナーユニットにそれぞれ接続して下段右側画像のように設置して各配線類の処理を行ってBピラーカバー、キッキングカバー、グローブBOX、Aピラーカバーを元通り組み付けして行きます。
取り付け作業が終了しましたら作動確認を行います。ナビの学習機能が前の車両のデーターのままですので、いつも行っている作業なのですが、全てリセットして、設定項目内に車両情報入力画面(ボディーサイズ等)があれば車検証を見ながら入力し自車位置の修正を行い車両を工場から出してGPS情報を受信しているかを確認します。この時に車速信号が出ているかも確認します。ETCの再セットアップも必要になりますので行っておきます(当社ではセットアップシステムがありませんので業者さんへ委託しています)。問題が無ければいつも通りキズ&電気廻りのチェックを行って作業終了です。
今回のブログで最初に書きましたが、ノートのCMで起用されています「ザ・ワールド・オブ・ゴールデンエッグス」人気がありますね~(^^)噂で聞いたのですが、ノート試乗キャンペーンで貰えるDVDが欲しいと試乗待ちの長蛇の列が出来たとか!?。僕も「ユーチューブ」で観てみましたが確かに面白くてハマッてしまいそうです(^^)。このキャラクターを起用した日産の方に拍手!!です(^^)。
by KIN




今回の作業はランボルギーニガヤルドに5連ホーンの取り付けです。この車は知り合いのフェラーリやランボルギーニなどの販売をしている業者様の依頼で以前にもフェラーリなどにイベント時に使用する為に6連ホーンを取り付けしました(一般公道での使用は出来ませんのでイベント後に取り外しします)。ガヤルドをさわるのは今回が初めてなのでどの場所にホーンが付けれるのか探していきます。フェラーリのF430はバンパーを取外してその中にあるウォッシャータンクを取除き、その開いたスペースに何とか収まったのですが・・・

取り付けをするホーンはこの5連のミュージックホーンです。今回このホーンを取り付けするのは旧車のイベントで先導車として走る時に使うみたいです。



新車価格が2000万以上の車だそうで・・・いつもの様にキズが付かない様しっかりと保護テープを貼ってから作業を開始します。トランクを開けてトランクルームの内張りを外して見ました。内張りはトルクスビス4本で止まっていて周りのゴムを外せば以外と簡単に取外すことができました。この内張りを外すとバンパーとボディの間もよく見えるようになったので覗いてみるとあまりスペースがなくどうやってもホーンが付きません。

他に取付できそうなスペースを探しましたがこのままでは取り付けられるスペースがありません。業者様と相談してこの車のウォッシャータンクを取除いて(イベント使用の為、公道を走る際は元通りにします)その開いたスペースに取り付けすることになりました。


ウォッシャータンクは13㎜のナット2本で固定されていてこのナットを外してウォッシャータンクを外します。このウォッシャータンクを取出す時にモーターなどに付いているホースがとても固くなかなか外れなくて苦労しました。


ウォッシャータンクが外れるとかなり広いスペースができこれならホーンが取り付けすることができます。次にホーンの配線を室内に通す為のグロメットを探します。室内から覗くと楕円形のグロメットが見えてトランクルームに戻ってそのグロメットを探すとウォッシャータンクを取除いた裏に有りました。ホーン用の配線2本と音色切替用の配線2本をそのグロメットに通して室内に配線を引き込み、運転席までコルゲートチューブの中に配線を通して保護をして通します。スイッチは2穴のホルダーに取りつけ配線を接続します。


電源はバッテリーから取出し30アンペア用のヒューズホルダーと30アンペアの4極リレーを使って配線を作っていきます。バッテリーから取出した常時電源はホーンスイッチと音色切替スイッチとリレーのスイッチ側(リレーカプラーの赤色配線)につなぎます。ホーンスイッチのもう片側のラインはリレーのコイル側に接続しリレーのもう片側のラインはボディアースに接続します。この接続をする事によりホーンスイッチを押した時にホーンスイッチの接点が引っ付きスイッチのもう片側より常時電源から取出した常時信号がリレーのコイル側に流れコイルのもう片側はボディアースですのでコイルが磁化されリレーの接点が引っ付きスイッチ側の常時信号ラインがホーンに流れてホーンが鳴ると言う仕組みです。音色切替スイッチのもう片側のラインはホーンを鳴らすエアーコンプレッサーの内部切替スイッチに接続し音色切替スイッチを切り替えた時に常時信号が入力されればホーンの音色が変わる仕組みになっています。


後は各ホーンとエアコンプレッサーに接続するホースを接続(ホーンのサイズにより接続する位置が決まっているので間違えないようにします)し各配線とリレーを固定して作動テストを行い、元通りに復元していき各電気廻りチェックとキズチェックを行い作業は終了です。
BY TANI
今回の作業は日産ラルゴにお客様お持込みの三菱電機製セパレートETC(EP-736B)の取付作業です。
まず最初にお客様とETC車載器本体の取付位置とETCアンテナの取付位置の確認をして頂きお客様のご希望位置に取付する場所を決めていきます。今回のETC車載器本体の取付位置は運転席側センターコンソール横とアンテナ本体はルームミラー裏右横に決まりました。
では取付位置が決まりましたので早速作業にかかります。ETC車載器本体の取付位置と電源の取出し位置が運転席側になりますのでアンテナのコードを引き廻しする為運転席側Aピラーカバーを外していきます。Aピラーカバーの上部に手すりが付いていますので手すりの左右のカバーを開きビスを取り外します。外れましたらウェザーストリップを軽く手前に引き出しAピラーカバーを取り外します。アンテナを取付するガラス面を綺麗に脱脂しアンテナを貼り付けアンテナコードを天張り内に通しコードがバタつかない様に固定しAピラーカバーを取外したダッシュボードとの隙間を通し足元までコードを引き廻していきAピラーカバーを組み付けする時にコードが噛み込んだりバタつかない様にしっかりと固定処理を行います。アンテナ取付画像とAピラー配線処理画像を誤って削除してしまい画像が無くなってしまいました・・・(^^; スイマセン・・・。
きっとこのブログをSTAFFのKINちゃんが見たら・・・きっとうるさく「また画像無いの!!」ってツッコミを入れてくるやろな~!!ま~、気を取り直して。ETCの電源をいつもの様にキーシリンダー部より取出しをする為コラムカバーを取り外します。外し方は簡単でまずキーを差し込むシリンダーの廻りにプラスチックの円形のカバーが付いているので手前に引き出し取り外し、コラムカバーのロアー側に4点ビス止めされていますので外します。後はアッパーとロアーのカバーが割れたりキズが付かない様に上下に分離して取り外します。
無事に分離し取外したらキー電源にテスター等を使用し常時電源とACC(アクセサリー)電源を探し、ETC車載器の電源をハンダを使用しキッチリと取出しを行います。取出しが完了したら必ずショート防止の為絶縁処理を行い電源配線を引き回し処理をしていきETC車載器本体の取付位置まで引き廻しアンテナコードも一緒に引き廻しコード類の余り分を車両のハーネスなどにしっかりと固定をして処理をします。
電源取出しが終了したので後はアースを取出しすればほぼ終了です。アースを取出しする時に集中アースなどのポイントが有ればベストですが見当たらないときなどは車両ボディー部のボルト止めされている場所から取出しします。「パッ」っと見た目ボルトで止まっていてしっかりアースが取出しできそうでも一応テスターや検電器等を使用し確認をしましょう。中にはボルトではなくタッピングビスタイプでネジを外してみると固定部がプラスチックの場合がありますので後々アース不良等で電源が入らなくなったり作動がおかしくなったりと使用出来ない状態になってしまう恐れがあるので作業時は必ず確認をしています。
最後にETC車載器にアンテナコード・電源コードをしっかりと差込して作動確認をします。問題なければETC車載器本体の取付位置を綺麗に脱脂し本体を貼り付け固定をし取り外していたパーツ類を取付し、各電気廻り・キズチェックを行い作業は終了です。
最近またETCの取付作業が増えてますね~!!お子様のいらっしゃる方は春休みを利用してお出かけですかね~「もうすぐ休みが終わってしまうので急いで付けたいので」ってお客様もいらっしゃるみたいで(^^)新社会人さんも(結構お車を所有されている方が多いみたいですが)車の購入やパーツの取付など初給料を貰ったら何を買おうかな~って方もいらっしゃるのでは!?僕も遠い昔ですが初給料を楽しみにしていた様な気が・・・!?ちょっと忘れてしまいましたが何かを買ったと思います(^^;。
by まっちょ
社長の画像撮り忘れはいつもの事(僕もよくやらかしますが・・・)ですので置いといてカーテックつかさ「オリックスバファローズ宣伝担当のKIN(本当は阪神ファンなのですが・・・)」から今年のオリックスポスターの宣伝を一つ。去年のブログでも時々載せさせて頂いていましたが、今年のポスターが早速到着しましたので最近当社ブログをご覧になられた方にご紹介させて頂きます。このポスターの写真を撮られていますのが、当社社長のお父さんでオリックスバファローズ関係のお仕事をされています。去年のポスターも近所のチビッコ達に好評でポスターが代わるたびに食い付いてくれています(^^)。今年も早速食い付いてくれていました(^^)。さすがにデザインが良いので今年は通行中の大人の方々も立ち止まって見て行かれています(^^)。当社ブログでは野球シーズン中ポスターが新しくなる度、作業ブログ内でご紹介させて頂いていますので、オリックスバファローズファンの方はお楽しみに~(^^)。社長もブログで書いていましたが春休み最後のご予定に野球観戦と言うのはいかがでしょう?(^^)。
by KIN

今回の作業は三菱のekワゴンにお客様の持っていたアゼスト製(現クラリオン)のHDDナビの出張取り付けです。TVアンテナが無かったのですが、たまたま持っていた三菱電機製のフィルムタイプのTVアンテナを取り付けることになりました。

オーディオパネルはビスなどで固定されているのではなく、プラスチックピン4箇所で止まっていたのですがダシュとオーディオパネルに隙間が無く、無理にオーナメントリムーバーを差し込んだりするとダシュやオーディオパネルにキズが付くのでオーディオパネルのプラスチックピンを裏から押して外します。



どのようにオーディオパネルのプラスチックピンを裏から押して外すかと言うと、まずグローブボックスのビスを5本取り外してグローブボックスを下の方向に回転させてから手前に取り出します。



グローブボックスの外れた奥を覗くとオーディオパネルの白いプラスチックピンが見えるのでこのピンを指で押して外します。1箇所ピンが外れるとオーディオパネルとダシュの間に隙間が出来るのでこの隙間にオーナメントリムーバーを入れて1箇所ずつピンを外していきます。この時にダシュにキズが付かない様にしっかりと養生テープを貼っておきます。




TVアンテナとGPSアンテナの配線を通す為に助手席側のAピラーを外します。オーナメントリムーバーをAピラーのピンの位置に差し込んでピンを浮かしてから上の方向に持ち上げて取り外します。


このナビにはマイクが付いているのでマイクを運転席側のバイザーに取り付けます。マイクの配線を通す為に運転席側のAピラーも取り外します。TV用フィルムアンテナを取り付けて配線をAピラーにクッションテープで固定してナビユニットまで取り回しします。GPSアンテナのアンテナ配線も助手席側のAピラーを外したところからグローブボックス裏を通してナビユニット裏まで取り廻しをします。


今回はTVアンテナの配線とマイクの配線だけなのでAピラーの加工はしませんでしたが、配線が多い時や太い配線の場合はAピラーの裏の部分を配線が通る所を削り取ってやります。そうしないと配線が当たってAピラーがちゃんと付かないからです。


電源の取り出しは三菱用のオーディオ変換カプラーを使って取り出しをします。車速信号の取り出し場所はオーディオカプラーにある白/青線から取り出せます。年式や型式によってはECUからの取り出しの場合もあります。リバース信号の取り出し場所は運転席側キックパネル裏の赤/青配線から取り出せます。


ekワゴンのオーディオ取付ブラケットは純正オーディオの場合と市販品のオーディオを取り付ける場合では部品が違っています。今回も純正オーディオ用の取付ブラケットだった為普通に取り付けるとナビがオーディオパネルよりもかなり奥に付いてしまいます。何故かというとブラケットのオーディオ固定用の穴の位置が純正オーディオ用と市販品用とでは違っているからです。出張作業で市販品用のブラケットも用意していなかったのですぐに用意もできないのでお客様の了解を得てブラケットに新しく穴を開けてナビをオーディオパネルと同じぐらい前に出るように調節します。何回も位置をあわすのに取り付けして、外して、としていたので写真を撮るのを忘れていました。ヤスリで穴を広げたりしてやっとナビがパネルの面と一緒になるまで前に出てきて綺麗に取付できました。作動確認とキズや汚れのチェックをして作業は終了です。
BY TANI
今回の作業はディーラーからの依頼でオプションのバックカメラとリアエンターシステム(リアフリップダウンモニター)の取り付けです。
バックカメラを取り付ける為にリアゲートの内張りを全て取り外します。一人で作業をする場合に大きなパネルを取り外す時にガムテープをパネルの左右に貼り付けてパネルが下に落ちないようにすると両手が使えて作業ができます。
バックカメラの取り付け場所はナンバー灯の左横になります。
リアゲートにキズが付かない様に保護シールを貼ります。
付属の型紙を車両の所定の場所に取り付け型紙通り穴を開けていきます。
穴の開け方は最初にドリルを使って型紙より少し小さく穴を開けていき大雑把に穴を開けます。その後ヤスリを使って型紙通りに穴を広げて綺麗に見えるように処理をします。ドリルやヤスリを使うのでリアゲートにキズが付かない様に養生テープを何重も貼っておくと良いです。
リアゲートに付いているカバーを取り外してその場所にバックカメラを取り付けます。市販品のバックカメラと違ってオプションのバックカメラなので外したカバーの穴にピッタリと固定できます。
先程開けた穴からバックカメラの頭だけが出るようになって見た目もスッキリと付いています。
バックカメラの配線はリアゲートの車両配線が通っているグロメットの中に一緒に通してナビユニットまで取り回しをします。このバックカメラの配線は最初からカプラーと配線が分かれていて、後からカプラーに配線を差し込む様になっています。カプラーが付いていなくて配線だけなのでグロメットの中を通しやすくなっています。
リアエンターシステムの配線を通す為にAピラーを取り外しておきます。Aピラーの外し方は過去のMPVやアテンザなどのブログに詳しく書いているので良かったら観てください。
このMPVのオーディオを取り外す時に一番注意する事は何度もブログに書いていますがバッテリーのターミナルを必ず外してからオーディオのパネルを外します。エアコンのコントロールがオーディオパネルと一緒に外れるのですが、バッテリーが繋がったままエアコンコントロールのカプラーを取り外すとエアコンコントロールが壊れてしまうからです。
リアエンターシステムの電源配線をオーディオカプラーから取り出しをしてバックカメラからの配線とリアエンターシステムに映像を送るRCAコードをナビユニットに接続をします。
型紙を天張りの所定の場所に固定をしてカッターナイフを使って天張りに大きく開口部を開けていきます。
天張りに開口部が開いたらモニター固定用の専用ブラケットをその開口部に入れてスクリュービスで車両前方部分を固定します。リアエンターシステムの配線はAピラーから針金を使って天張りの空けた開口部まで通します。
ブラケットの車両後方の固定は型紙の通りに2ヶ所5㎜の穴を開けてその穴からスクリュービスで固定します。この開いた穴に専用のクリップを差し込んで穴を塞ぎます。
リアモニターの配線を接続してリアモニターをブラケットに固定をします。バックカメラとリアエンターシステムの作動確認をして、車両にキズや汚れが無いかチェックして作業は終了です。
BY TANI