

今回の作業は200系ランドクルーザーに当社お馴染みのフジ電機製のFreeTVing(FFT-178)の取り付けです。今回の新しい200系のランドクルーザーはまださわった事がなかったのでナビの取外す手順がまったく解らない状態です。念の為にフジ電機にFreeTVingの取り付け方の資料があるのか問い合わせしたところ「まだ資料はありません」との返事でした。とりあえず実際に車をさわっていきながら順番に取外していく事にします。

オーディオまわりのパネルなどをみると最近のトヨタ車のセルシオやレクサスに近い感じに見えます。FreeTVingもおそらくモニター裏に取付けするタイプだと思います。モニターを外すとなるとセルシオなどと同じように下の方から順番に取外していくのだろうと思い作業にかかります。

灰皿は横のパネルにかぶさっていて灰皿だけ取外すことが出来ないのでオーディオの両サイドにあるパネルを外します。



このパネルに付いているカバーを外すとその奥に10㎜のボルトとクリップが見えました。ボルトとクリップを外してパネルをゆすって見るとかなり遊びができました。このパネルはこれで取外せそうなので力を入れて手前に引っ張ると案外簡単に取外すことが出来ました。反対側のパネルも同じ要領で取外して灰皿の部分を手前に引っ張って取り外しをしました。これでオーディオの取り付けブラケットのボルトが2本見えました。このボルトを取外してもオーディオは全然動かないのでまだ他にもボルトがあるのだろうと外したパネルの隙間から奥を覗いてみるとオーディオの上にモニターがかぶさっていたのでオーディオだけ取外すことが出来ません。

モニターのまわりで取外せそうなのは両サイドのエアコンの吹き出し口なのでまずはこの吹き出し口を外すことに。養生テープをしっかり貼ってダシュに傷が付かない様にしてモニターと吹き出し口の隙間のオーナメントリムーバーを挿し込んでみると吹き出し口の下の方が浮いてきたのでそこに指をかけて引っ張ると吹き出し口が取外せました。反対側の吹き出し口も外してみるとその奥にも10㎜のボルトが見えたのでそのボルトを外しました。まだモニターもオーディオも全然動かないのでまだ他にもボルトだ有りそうです。

後外せる所はダシュの上のカバーぐらいなのではずしてみることにします。モニターとカバーの間に隙間があまりないので慎重に傷が付かない様にオーナメントリムーバーを差し込んで手前を少し浮かせて少しずつ指で奥の方を浮かしいき取り外しました。カバーを外すとやっぱりそこに10㎜のボルトが有りました。このボルトを取外したらモニターが動いたのでこれでモニターが取外せます。

極力モニターのカプラーを外したくないのでモニターを外す前にダシュとモニターが当たっても傷が付かない様に毛布を用意しておきモニターを取り出して少し浮かした状態でモニターブラケットとダシュの間に毛布を入れます。これで万が一ブラケットがダシュに当たっても分厚い毛布があるので傷が付きません。この状態でFreeTVingのカプラーをモニターのカプラーに割り込ましてアース線をモニターのビスに取り付けます。ユニット本体はモニターの上に付属の両面テープで固定しました。モニターを取り付けてパネルなどを元通りに取り付けていきます。結局灰皿や両サイドのパネルは外さなくてもよかったみたいです。この車の場合はエアコンの吹き出し口とダシュ上部のカバーを外せばモニターの部分の固定用ボルトがあり、そのボルトを外せば取り外し出来るということです。初めての車だとよくあることなのですが、解ってしまえば・・・・・
今回取り付けしたFreeTVingはオートなのでTVを見る時にデリカD5みたいに別にスイッチが付いていないので操作は普通にTV画面にするだけです。後は走ってTVの映像が映るのか確認をして作業は終了です。
BY TANI
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