今回のブログはHIDライト持ち込み取り付け作業2連発で行きたいと思います。まず最初は前回TANIさんがナビ取り付け作業ブログをアップしていましたヴォクシーです。
左右HID構成部品の取り付け位置を決めて作業に掛かります。車両側も左右で取り付けされている部品類(バッテリーなど)が違いますのでまったく同じ様には取り付け出来ませんのでなるべく同じ様な位置になるよう考えました。
今回ヴォクシーは純正のバルブがハロゲンランプですので純正HIDはおそらくここに取り付けされているだろうと思いヘッドライト下の部分にインバーターを取り付けしました。インバーターには取り付けブラケットが付いていましてヘッドライト下のツメ(左側画像)が出ていますので画像の位置と奥の2ヶ所切り落とします(中央画像)。これでインバーターをビスを使用して取り付けします。インバーターは左右同じところに取り付けします。
イグナイターと各配線は左側画像の様に取り付けし、スモールランプの電源線を取り出しします。今回のブログのHIDは同じメーカーの物なのですが、車種別で販売されているそうで車両によって配線の取り出し方法や取り付け方が異なります。
各配線の接続が終わったところで作動テストを行います。左側画像が純正ヘッドライト点灯画像で右側画像がHIDライト点灯画像になります。ヘッドライトの色が変わるだけで雰囲気も随分変わりますよね~(^^)。さて次はボンゴフレンディです。
エアーダクト(左下画像)を外して助手席側のHID配線を取り廻す準備(右下画像)をしておきます。このフレンディに取り付けするタイプはバッテリーから電源を取らなくてはならないからです。
まずはヘッドライト球を外します。最後に比較画像を載せますが、ブルーのハロゲン球を入れていても明らかに違います。HIDの球はデリケートで、高価なのですぐに取り付けしておきます。
インバーター、イグナイター、リレーを取り付け各配線を結線して余った配線をタイラップ(結束バンド)を使用して車両ハーネスに束ねて行きます。
運転席側はバッテリーが付いていて作業スペースがないのでバッテリーと取り付けベースを外します。
右側(運転席側)も助手席側と同じように球の交換を先に済ませて配線の取り廻しを行います。運転席側のインバーター、イグナイター、リレーは画像の位置に取り付けします。後はバッテリーから電源を取り出してアース線を車両ボディ部に接続してバッテリー、取り外した部品類を取り付けます。
上段2枚が取り付け前の画像下段2枚が取り付け後の画像です。明るい場所で撮った画像ですので、分かりにくいかなと思ったのですが違いがハッキリ出ていると思うのですがいかがでしょう?(^^;。後はいつものように作動確認、キズ&電機廻りチェックを行い完了です。
さてよくHIDランプ、キセノンランプ、ディスチャージランプと言いますが、どれも同じ意味で各メーカーで呼び方が違うだけなのですが、雰囲気でやたら明るいライトと思っていただけでしたのでHIDを調べてみました。HIDとは「High Intensity Discharge」の略で高輝度放電灯の事だそうです。「なんじゃそりゃ?」と思いつつさらに進んでいきますと従来のライト(ハロゲン)が電球なのに対してキセノンガスを充填したバルブに高圧電流を放電して発光すると言う蛍光灯のようなライトでハロゲンライトより消費電量が約半分、明るさ約2倍、耐久性が約5倍だそうです。
構成部品の意味も載っていましたので書いておきます。
インバーター・・・電気のAC(交流)とDC(直流)を変換する装置で車のDC12ボルトの電圧をHIDの点灯に必要なAC85ボルトに変換させる為に取り付けします。
イグナイター・・・電気を一時的に数万ボルトに昇圧する装置で、スパークプラグの点火やHIDの始動に用いられています。
バラスト・・・HIDランプを制御する心臓部にあたる安定器でイグナイター、インバーターなどで構成されます。
バーナー・・・HIDランプのバルブ(球)の事です。
HIDの用語を色々と調べてみて初めてその言葉の意味が何となく分かっていたのがスッキリ分かったような気がします(^^)。おっさんになっても好奇心と言うのは大切ですね~(^^)。
by KIN