今回はムラーノに当社ETC取り付け作業ではお約束のパナソニック製ETC(CY-ET907KD)の取り付け作業です。「このETCは飽きた~」と言う声が聞こえてきそうですが、ムラーノはブログ初登場だと思いますので、どうかお付き合い下さい(^^;。
まずは取り付け位置を決めていきます。今回、お客様からのご要望は特に無く「お任せ!!」と言う事で色々と場所を探し始めました。ETCアンテナはルームミラー右横に貼り付けしますので、脱脂作業を行っておきます。ETC本体は今回右下画像の位置に取り付けすることにしました。
いつものようにウエザーストリップを引き出して養生テープを運転席側Aピラーカバー付け根に貼り付けしAピラーカバーを外します。ETCアンテナを貼り付けてAピラーにはわせておきます。次に電源取り出し作業の為コラムカバー下のパネルを外します(右下画像)。
電源の取り出しは当社社長のコダワリ(前にも書きましたが・・・)キーシリンダー部からの取り出しになります。上段中央画像が配線の被覆をめくって各電源線を巻きつけます。このムラーノは緑線が常時電源、白/青線がACC(アクセサリー)電源線になります。上段右側画像はハンダを流し込んだ後の画像です。下段左側画像は僕たちのブログでは必ずと言ってもイイくらい登場しているのですが絶縁テープの画像です。このテープはナシジテープと言いまして当社のような電装店ではよく使用されているテープです。下段中央画像がそのナシジテープを巻きつけた画像になります。下段左側画像はアースポイントの画像で今回はヒューズBOX取り付けボルトと共締めしてアースを取りました。
次にETC本体の取り付け作業に掛かります。取り付け位置はオーディオ下のカバーに取り付けしますのでカバーを外します。その時にETCアンテナ線、電源線をオーディオ下(右画像)の位置に出しておきます。
このカバーは運転席側と助手席側に分かれるタイプですのでETCカードの出し入れし易い方のカバー(運転席側)に取り付けします。ETC本体の位置決めをして(中央画像)直径16mmの穴を開けます。ここではまだETC本体の貼り付けはしません(ETC本体にキズを付けてしまわない様にする為です)。穴が開きましたらETCアンテナ線と電源線をこの穴に通します。カバーの脱脂作業を行いアンテナ&電源線を接続してETC本体をカバーにシッカリ貼り付けます。
後は取り外した部品類を元通り組み付けしてキズ、電気廻りのチェック、作動確認を行って作業完了です。今回は作動中の画像にしてみたのですが、ランプが点灯しているのが分かりますでしょうか?(^^)。
さて本日は僕たち兵庫県民には忘れる事の出来ない日です。13年前の今日僕たちは今まで体験した事の無い災害に遭いました。「阪神淡路大震災」です。当時僕と後輩(現当社社長)は某外車ディーラーに勤めていまして、地震の前日、日が変わる位の時間まで仕事をしていまして、翌日の見通しがついたところで「ここまで済んだから残りは明日しよか~」「お疲れ~」などといつも通りの何と言うことの無い会話でそれぞれが自宅に帰りその朝、地鳴りで目が覚め後は報道通り・・・幸い僕の家族、友人とその家族、知人を含め周りの人達は無事でしたが、ニュース、新聞を観ていますと亡くなられた方々の人数、ケガをされた方々の人数がどんどん増えていく・・・自分の大好きな街が無残な姿に・・・13年経った今でもあの時のショックは忘れる事が出来ません。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致しますと共にご家族、ご友人をなくされた方々にお悔やみ申し上げます。
by KIN