
今回の作業はトヨタの30系セルシオにパナソニック製のETC(CY-ET907KD)の取付けです。昔のセルシオの一部にはETCの電波を通さないガラスが使用されているので取り付ける際は一度確認した方がいいですね。

電源の取り出し場所なのですが、いつもならキーシリンダーから取出すのですがこの30系セルシオのキーシリンダーの配線はかなり細い配線になっているのでこの場所からの取り出しはできず、結局運転席のキックパネルにあるヒューズボックスの配線から取出すことにしました。常時電源は太い白色の配線から取り出し、次にアクセサリー電源を探すと太い配線ではきていなかった。イグニッションの太い配線はヒューズボックスに来ていたのでお客様に了解を貰って今回は常時電源とイグニッション電源での取り出しになりました。イグニッション電源とはエンジンがかかっている時に12ボルトの電圧がかかっている配線で、ETCを利用する時はエンジンがかかっていて走っている時なので問題はないです。



ETC本体の取付け場所はグローブボックスの中に取り付けします。取出した電源配線を運転席側から助手席側に持っていきます。アンテナ受光部いつもと同じフロントガラスの上部に貼り付けをして、配線の長さが決まっているのでグローブボックスのある助手席側のピラーの中に通していきます。30系セルシオのグローブボックスの奥にはエアコンのフィルター交換用カバーがありそのカバーの端を少しだけ削れば配線があまり見えないで綺麗に取付けできます。ETC本体の固定はブローブボックスの内側の素材が布製なので両面テープだと引っ付かないのでETCに付属のビス4本でステーを固定してETC本体を固定したステーに貼り付けます。後は作動確認とキズが付いていないかチェックして作業は終了です。
By TANI
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