今回の作業はマツダボンゴのセルモーターの修理です。症状はキーを回すとカチッ!と音はするが回らないとの事です。とりあえずセルモーターをばらして何が悪いのか調べる事に・・・!
スイッチ部のカバーを開けてみるとM端子とC端子が片べりしていました。この端子が片べりしたり磨り減ってしまうと中央にあるプランジャーがうまく端子に引っ付かずモーター側に電気が送れなくなったりします。スターターはデンソー製でこのタイプのリダクション式はほとんどがM端子とC端子とプランジャーの交換でなおります。
次にアーマチュアにコンミテーターが磨り減っていないか?ブラシは減っていないか?分解して調べます。ブラシもコンミテーターも磨り減っていなかったのでコンミテーターの表面を紙ヤスリで磨き、溝に詰まっているブラシのカスを取り除きます。ピニオンとギアのグリスを一度綺麗に取り新しくグリスを付け直します。手がグリスで汚れていた為写真が取れませんでした。スイマセン!
スターターのコアを綺麗に磨いた後シルバーのスプレーで塗装します。これで見た目が新品のようになります。
スターターを元通りに組付けていき、プランジャーとM端子C端子を交換して作動確認をして作業は終了になります。
by TANI
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