今回の作業は、フェラーリF-430にイタリア製の4連ホーンの取り付けです。過去にも360モデナや430モデナに6連ホーンを取付けた事があるのですが取付け場所があまり無いのです。取り付け場所はフロントバンパーの中に有るウォシャータンクを取外してそのウォシャータンクの有った場所にステーを使い固定します。
最初にすることはフロントバンパーの取外しです。バンパーはフロントタイヤハウスの中から左右2箇所ナットで止まっていて、アンダーカバーとバンパーを固定するボルトを数個取外し、最後にボンネットの内張りにある目くら蓋を取りナットを2個外せばゴッソリと外れます。
電源はバッテリーから取ります。バッテリーは助手席足元のカバーを外した所にあり、そのバッテリーから常時電源とアースの配線をとります。バッテリーからの常時電源には30アンペアのヒューズを取り付けます。今回は4連ホーン用に別にプッシュスイッチをオーディオ下に取り付けをし、スイッチからの配線をリレーにつなぎます。リレーからホーンまで配線を引き回すのは運転席足元のカバーを外すとボンネットの中につながるゴムのグロメットがあり、そこからタイヤハウスの中を通せばバンパーの前まで配線を取り廻しすることができます。ここまでは取り廻しの仕方など分かっているので楽なのですが、ホーンの固定はバンパーを何度もあてがって当たらない様に微妙に位置を変えて取付けます。
この写真では光ってよく見えないのですがかなりステーを使ってバンパーとボディに当たらない様に取り付けできました。ホーンを鳴らしてみると競馬場のファンファーレの音が鳴り響いていました。バンパーを元通り組付けて作業は終了です。
By TANI