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神戸のカーエレクトロニクスプロショップ『カーテックつかさ』作業日誌ブログへようこそ!カーナビ・カーAV・カーセキュリティ等の取付施行例や、電気系統・エアコン等のトラブル対応例などをご紹介します。
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スバル プレオ
プレオ
今回の作業は業者様からのご依頼でスバル プレオのエアコン不具合の点検見積もり及び修理作業になります。
点検は以前行い、本日は部品が入荷致しましたのでお車をお預かりさせて頂き修理作業を行いました。 
プレオ1 プレオ2
不具合ヶ所はコンプレッサーの焼きつきによるロック現象です。更に左側画像のクラッチ部分が飛び出しているのが分かりますでしょうか?飛び出した状態の上しかも焼き付きの為コンプレッサーがロックしております。この状態で色々点検を行いました所エアコンサイクル内に焼けたオイルとコンプレッサー内のスラッジ(鉄粉等)がサイクル内に回ってしまい真っ黒なオイルの中にギラギラと光る鉄粉が出て来ます。このままコンプレッサー交換とレシーバードライヤー交換を行っても配管内の汚れたオイル関係を清掃していなければまた直ぐに詰まりや焼きつきを起こす原因になりますので全てのラインを取り外して洗浄する必要が有ります。今回のお車ではエバポレーターのガス漏れも有りましたのでコンプレッサークラッチ付きリビルトとレシーバードライヤーとエバポレーターASSYとプレシャースイッチとコンデンサー(外品の新品部品)を交換し配管ホース関係は全て洗浄して行きます。 
この車両はコンプレッサーを取り外しするのが少し厄介です(^^;。エアクリーナー&スロットルボディを取り外しベルト関係にオルタネーター&オルタネーターブラケット等を取り外してからコンプレッサーの取り外しと言う手順になります(正規の作業方法は分かりませんが当社ではこの様に致しました)。
プレオ3
コンデンサーの交換と配管の脱着を行う為フロントバンパーを取り外します。取り外しましたらコンデンサー及び配管を外して行きます。配管が外れましたら内部を洗浄して行きシッカリと乾燥させ接続部のOリング(パッキン)を新品に交換しておきます。
プレオ4 プレオ5
プレオ6 プレオ7
プレオ8
次に室内側エバポレーターを交換する為グローブBOXの取り外しとクーリングユニット本体の取り外しを行って行きます。
サーミスタのカプラーを外し内外気切り替え用ワイヤーを外し各固定ボルト3本を取り外してユニットを外します。ユニットを外しましたらケースを分解し不具合の有るエバポレーター本体をケース部より抜き取ります。抜き取りましたらサーミスタのセンサーは再使用致しますので新しいエバポレーター側へ同位置へ接続しユニット側へ組み付けを行って行きます。
プレオ9
コンプレッサーを取り外しましたら交換するリビルト品と違いが無いかを確認し組み付けを行って行きます。コンプレッサーを外す為フロントマフラーを少しズラして取り外しを行いました(^^)。各配管を洗浄・乾燥させましたら一緒に組み付けを行って行きます。
プレオ10 プレオ11
各組み付けが終了しましたらエアコン用ゲージマニホールドを接続し真空ポンプを使用してシッカリとサイクル内の真空引きを行います。真空引きが完了しましたらゲージのバルブを閉じポンプを停止し、真空状態が保持できているかを確認する為しばらく放置しておきます。保持できているのを確認しましたらエアコンガスを規定量充填しガス量及び圧力をチェックして行きます。問題無く冷え最終ガス漏れも有りませんでしたので作業は完了致しました(^^)!!。
コンプレッサーの焼き付きでも軽度の症状と重度の症状と有りますが今回の作業は後者の重度の症状作業でした。エアコンが何かおかしいかな~と思った時は放置せず点検されてみては如何でしょうか?何事もそうですが早期発見が一番です(^^)。本日もかなり暑いですが皆様熱中症対策はされていますか?これからも暑い日が続きますので皆様無理をされないように水分補給を忘れずに(^^)!!。
by まっちょ 
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トヨタ マークⅡ
マークⅡ 
今回の作業は業者様からのご依頼でトヨタ マークⅡ(GX-100)のエアコンが急に冷えなくなったのでエアコンを点検して欲しいとの事で一度お車をお預かりし点検させて頂きました。当社が点検をする前に他店様でエアコンの点検を行ったらしいのですが・・・一応見て欲しいとの事でお預かりしました。当社が点検しました所エアコンが冷えない症状は室内側のエアミックス関係の故障でした(他店様はコンデンサー等の交換で詰まり症状と内容が違ったみたいですが)。当社は点検時に室内インパネ廻りを若干分解し不具合ヶ所が有る事を確認しましたのでその旨業者様にお伝えし当社で作業を行う事になりました。マグネットクラッチリレーも劣化していますので交換対象に入れていたのですが今回はとりあえずそのままでと言う事になりましたので今回は交換せずに作業を進めて行きたいと思います。
マークⅡ1 
ダッシュボードの取り外しを行いますのでバッテリーのマイナスターミナルを取り外します。
マークⅡ2 マークⅡ3
マークⅡ4 
上段左側が通常のインパネの状態ですが不具合ヶ所の作業を行う為右側画像の様にインパネ関係を全て取り外していきます。取り外しましたパネル関係は下段画像の部品になります。
マークⅡ5 マークⅡ6
マークⅡ7 マークⅡ8
まず1つ目の不具合ヶ所は上段左画像に有ります赤〇印部ですがこのワイヤーはエンジンルーム内に有りますヒーターバルブ開閉用のワイヤーになります。エアコン操作で冷房・暖房の切り替え時にエアミックスサーボモーター(アクチュエーター)が作動しこのワイヤーを動かします。ワイヤーを動かしヒーターバルブの開閉を行うのですがワイヤーの先端部ロッドリンク部がロッド部より外れ脱落しています。何回固定しても作動させると外れてしまいますので対策をして行きます。今回用意致しましたのは、うち歯ワッシャーと言う物になりましてロッド部の直径が4mmでしたので下段左画像の右側4mmタイプを使用します。ロッドの直径とうち歯内径が同系の為カッチリとした固定は出来ませんので、うち歯ワッシャーを利用してワッシャーとロッド部とをワイヤーロッドリンク部より少し浮かした位置で強力パテ状接着剤を使用して固定してしまいます。このパテ状接着剤は速乾性のパテで約15分ほどで実用強度が出ますので大変便利です。画面右側の様にロッド先端部に軽く盛り付けし綺麗に整え硬化を待ちます。この際ワイヤー側ロッドリンク部にパテが付いてしまうとえらい事になりますのでリンク部とうち歯ワッシャーとの間に隙間をシッカリと作っておきます。硬化しましたらワイヤーを動かしリンクレバー等シッカリと稼働し作動に問題が無い事を必ず確認します。
マークⅡ9 マークⅡ10
次に2つ目の不具合ヶ所はエアミックスを作動させているサーボモーター右奥に有りますダンパーを動かしているステーとのリンク部分の固定用ネジがネジ切れて脱落しています。左画像は既に直した状態の画像になります(^^)。右側画像のネジがネジ切れて脱落し固定用ステーが固定されずダンパーを動かしていなかった状態になります。今回の車両ではこの様な不具合が多いみたいですね・・・当社でも何台か作業を行っておりますが・・・。この様になってしまうとエアコンのコンプレッサーは作動しているのですが車内が冷えない症状・吹き出し口からは暖房状態や各吹き出し口によっては熱い所・マシな所・暖房で熱い風が出てるけど何か混合で冷えた風も混ざっているなどの症状が有ります。不具合ヶ所を修理しましたら取り外していました各インパネ類を元通り復元して行きます。
マークⅡ11
全ての復元を終えましたらエンジンを始動し作動チェックを行って行きます。冷えの確認を行った所、画像の様に吹き出し口温度で 6.1℃と良く冷えています。暖房から冷房へと各切り替えを行って行き作動に問題が無いかをシッカリと確認して行きエンジンルーム側でエアコンマニホールドゲージを接続し圧力チェックを行いました。点検時に他店様が少しガスを抜いてしまったそうで・・・冷媒量が若干少ない為当店で点検時に少しですが充填しています。圧力及びガス量に問題が有りませんでしたので作業は終了です。車両側各電気装置の作動チェック及びキズチェックを行い作業は無事終了致しました(^^)!!。
by まっちょ
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ホンダ アコードワゴン
アコード 
今回の作業は業者様からのご依頼でホンダ アコードワゴンのエアコン修理になります。お車のエアコン点検は事前に行っておりまして、部品が入荷致しましたので再入庫して頂きました。
アコード2 アコード3
エアコン用ゲージ・マニホールドを車両側に接続しエアコンガスが残っていないか確認を行います。今回の修理内容はコンプレッサーからコンデンサへ接続している高圧ホース部からのガス漏れが有る為高圧ホースとレシーバードライヤーの交換作業を行います。
アコード4 アコード7
アコード6 アコード5
画像の順番は少しおかしな感じですが・・・上段左画像の赤〇印部辺りからガス漏れの反応が有りオイルでべた付いています。この高圧ホースと画像内右横に有りますレシーバードライヤーの2点を交換します。取り外しました部品の画像は上段右側画像になります。下段左側画像は新品部品を取り付けしました作業後の画像になります右側画像は新品部品の画像になります。取り外しましたヶ所の接続部Oリングは新品のOリングに交換し専用オイルを塗布してから組み付けを行って行きます。
アコード8 アコード9 アコード10
各交換作業が終了しましたら次に真空ポンプを用意しゲージ・マニホールドに接続し真空引き作業を行って行きます。この真空引きを行う事によりエアコン配管内に残っている水分等を除去し配管内をドライにして行きます。約20分程真空引きを行いましたらゲージ・マニホールド側のバルブを全閉じしポンプの作動を停止させます。中央画像のゲージの針位置を見てみると0点を振り切ってマイナス状態になっています。これはこの状態で問題ありません(^^)。この状態でしばらく放置しこの針位置が0点に戻ったりしないかを確認します。この針位置が戻ってしまうと配管内の機密状態が保持できていない状態になり何処か他にガス漏れ等が有るかもしれないと言う事になります。今回はシッカリと保持できていましたのでガスを規定量充填して行きます。右側画像はガスが適量入っていて良く冷えている状態の針位置になります(車両や外気温により値は異なりますのでご注意下さい)。
アコード11 アコード12
アコード13 アコード14
上段画像の左側と右側にサイドグラス部に赤〇印を入れています。左側はまだ少しガスが少ないですよ~と言う状態です。右側はガス量OK!!ですよ~と言う画像になります。ガス量はこのサイドグラスで確認出来るガスの流れ(泡等)とゲージマニホールドの値を確認しながら適量分充填して行きます。サイドグラス部の泡が完全に無いよ~と言う状態の場合はガス量が少し多いかと思います。若干泡が見えたり消えたりしているくらいがベストになります。下段画像は一番冷え込んだ時の温度でサーミスタが作動しコンプレッサーを停止させた時の吹き出し口温度で、右側画像はサーミスタが作動し吹き出し口温度が上がって来ている状態の温度で今回の車両ではこの温度の時にサーミスタの働きにより再度コンプレッサーを作動させた温度になります。良く冷えています(^^)!!。最終各ガス漏れチェックと各作動チェックを行い問題有りませんでしたので作業は終了致しました(^^)!!。
皆様お久しぶりですm(__)m。しばらく作業日誌の更新が出来ませんでしたがサボっていた訳では有りません・・・(^^;。ずっとバタバタとしていた訳では無いのですが、チョコチョコとした作業が続き画像が中々撮れなかったり夕方出張が意外と多かったりで中々タイミングが合わず更新が出来ない状態でした(^^)。本日は久しぶりに更新出来ホッとしております。今日は流石に外気も上がり暑くなってきましたね~(^^)今日も出張作業が続きましたが暑かったです・・・車での移動もエアコンが必要な季節になって来ましたが皆様のお車のエアコンの冷えは如何ですか?本格的な梅雨若しくは夏が来るまでに不具合が有る様でしたら早めに修理する事をお勧め致します(^^)。!!。
by まっちょ   
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スバル サンバー
サンバー サンバー2
今回の作業は業者様からのご依頼でスバル サンバーのエアコン修理を行いました。業者様よりエアコンを他業者様で修理したのですが直ぐにエアコンが効かなくなったと言う事で何が悪いのか診断して欲しいとの事で一度お車をお預かりしエアコンの点検を行いました。結果コンプレッサー不良とプレッシャースイッチ不良が分かりましたので業者様にご連絡し修理の方向で話が決まりましたので当社で部品を段取りし部品が入荷しましたので再度入庫頂きました。前回の点検時はエアコンコンプレッサーが作動しない状態でしたので修理後追加部品が出る可能性が有る事をお伝えした上で作業を行わせて頂きました。
サンバー3 サンバー4
サンバー5 
この車両のエンジンはフロントでは無くリヤ側に有りますのでリヤハッチゲートを開きフロアに有ります鉄板黒色カバーを外します。外し方はプラスビスで4ヶ所留まっていますので外してカバーを外します。外しましたら、右側画像位置にエアコンコンプレッサーが付いていまして、このコンプレッサーに接続されています低・高圧パイプ部にエアコンゲージマニホールドを接続するチャック部が有りますので各接続を行います。ゲージを接続し配管内にガスが残っていないか確認を行います。業者様に事前にガス回収をして頂いていましたのでガスは入っていない状態ですのでコンプレッサーの取り外し作業を行って行きます。
サンバー6 
コンプレッサーを取り外しましたら外したコンプレッサーとお取り寄せ致しましたコンプレッサーリビルト品を並べて違いが無いかをシッカリと確認を行います。問題ありませんでしたので取り外しの逆手順でコンプレッサーを組み付けして行きます。接続するパイプ部のOリングは交換しています。
サンバー8 サンバー7
サンバー9 サンバー10
次にプレッシャースイッチ付き高圧パイプとレシーバードライヤーの交換を行います。ここも同様外しました配管部のOリングは交換しておきます。交換作業が終わりましたらエアコンゲージマニホールドを接続し配管内真空引き作業を行う為真空ポンプを接続し真空引きして行きます。約20分ほど真空引きをしましたらゲージ側バルブをシッカリと閉めポンプを停止させます。この時にゲージ側メーターは負圧の位置に針がきている事を確認ししばらくこのまま置いておきます。放置している間に負圧状態が保てていなかったら何処かサイクル内に不具合(ガス漏れ個所等)が有る事になりますので(あくまでも目安ですが・・・)状態を確認した上でエアコンガスの充填を行って行きます。ガス圧とサイドグラスの泡の状態を確認しながら充填して行きます。
サンバー11 サンバー12
左側画像はエアコンのコンプレッサーが作動停止した時の温度です。右側画像はコンプレッサーが作動開始した時の画像になります。MAXでの冷え込みはもう少し冷えていましたが、この画像を撮った時はエンジンかけ始めの冷え始めの頃に撮りましたので少し温度が高いです。エアコンの冷えは問題ありませんでしたので次はシステム的に見れていなかった部分の点検を行います。圧力的には問題も無く電動ファンもシッカリ廻っていましたので問題無いと思っておりましたが・・・コンデンサーサブファンの回転がたまに弱まったり回らなかったりと変な症状が出て来ました・・・。いよいよ回転しなくなりましたのでモーター部を軽く「コンコン」と叩くとファンが少し廻り始めます・・・電動ファンモーター不良です(^^;。業者様に追加作業及び部品が出る事をご連絡し、事前にこうなる事が有るかもと話ししておりましたので直ぐに発注交換作業を行って欲しいとの返事を頂きましたので直ぐに部品を発注し交換作業を行いました(^^)。当社横の部品屋さんの対応がとても速く(無理を言ったのも有りますが)当日中に手配部品を頂けましたので直ぐに交換し終了する事が出来ました(^^)部品屋さんに大変感謝ですm(__)m。部品が到着するまでの間に各部のガス漏れチェックを行い問題ありませんでしたので作業は無事に完了致しました(^^)!!。
ぼちぼちとエアコンシーズンに突入して来ましたが皆様のお車、エアコンの調子は如何ですか?梅雨のシーズン突入までにはエアコンチェックや不具合が有る場合は不具合ヶ所の修理をお薦めしますよ~(^^)!!。     
by まっちょ
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ホンダ アクティ
アクティ 
今回のブログは久しぶりにエアコン系電装トラブルの修理作業をご紹介させて頂きます(^^)。業者様よりご連絡を頂きエアコンを作動させると異音がするので一度点検見積もりをして欲しいとご連絡を頂きお車をお預かりし点検させて頂きました。
アクティ2 アクティ3
当社で確認をしました所エアコンの異音がする前にエアコンをONにしブロアスイッチ(風量調節用スイッチ)を回しても風が出て来ません・・・。ブロアスイッチがONにはなっているのでコンデンサーファンは回っています。と言う事は回路的に信号は出ているが風が出ないとなるとブロアモーター不良が考えられますのでブロアモーターの位置を確認しました所、右側画像の運転席足元下側よりセンターユニットの赤〇印位置にブロアモーターが取り付けされていましたので、モーター部を軽く拳で叩きますと「ブ~ン」と回転する音と共に風が出て来ました(^^)。しかし結構な異音が出ています(^^;。恐らくお客様の言われている異音はこの音の事で間違い無さそうです。画像には有りませんがエアコンゲージ・マニホールドを接続し圧力チェックを行い問題ありませんでしたので最終ブロアスイッチ(風量調節用スイッチ)を1~3まで回し、各位置で風が出ている事を確認します。問題は有りませんでしたのでブロアモーター不良と言う事でお見積りをし業者様にご連絡しました所「OK!!」の返事を頂きましたので作業にかかって行きます。
アクティ4 アクティ5
アクティ6 アクティ7
運転席側足元奥側のセンター位置上方ですので少し作業がし難いですが画像の様に交換するブロアモーター自体は良く見えていますのでケガ等されない様注意しながら行って下さい。まず始めにモーター部に接続しています電源カプラーを外し。次にモーターを固定していますビス3ヶ所を取り外します。ビス形状はトルクス形状&マイナス形状になっていますのでどちらか作業の行い易い工具を使用します。私はトルクスT10を使用して取り外しを行いました。3ヶ所外しましたら上方左上にストッパーが有りますのでブロアモーター本体を右方向へ少し回して手前に引き出し外します。外しますと右上画像の状態になります
モーターが接触不良を起こした原因を見てみましょう(^^)。モーター部ケースを外して見ますとケース側にブラシが取り付けされているのですが摩耗してブラシの残量が殆んど有りません・・・。アーマチュア側を見てみるとコンミュテーター部分のブラシが接触する所が片摩耗して溝が出来るほど削れているのが分かります。ブラシ残量が摩耗により少なくなり接触不良等を起こしながら頑張って廻っていたのだと思いますが流石に消耗品ですので交換するしか有りません(^^;。エンドフレーム内部のフィールドコイルの上側にブラシの削り粉がイッパイ飛散し溜まっていますのが画像より分かると思います。距離も走られていましたしモーターも良く頑張った事だと思います(^^)。そんなこんなで元通りに組み立てし新品部品が届くのを待ちます。
アクティ8 アクティ9
新品部品が入りましたので部品に違いが無いかをチェックする為並べて比較します。問題ありませんでしたので取り外し時の逆手順で組み付けを行って行きます。
アクティ10 アクティ11
エンジンを始動しブロアスイッチ(風量調整スイッチ)を切り返し風がシッカリと出ているかをチェックします。風が出ているか画像では分かり難いと思いますのでティッシュペーパーを使用して風が出ているか分かり易くしてみました(^^)。風量調整1~3の間どの位置でも問題無く作動しています。異音の方も全くしていません。エアコンの冷え状態も問題無く冷えていますので各作動チェック及び電気廻りチェックを行い作業は終了致しました(^^)!!。
久しぶりに電気系統修理の作業日誌にしてみましたが皆様のお車も今までと何か違う感じの音がするとか風の出が悪くなったとか・・・?気になる様な事は有りませんか?もし思い当たる事が有る様でしたら最寄りの車屋さんや電装店等へ点検のご依頼をしてみては如何でしょうか(^^)?。
by まっちょ        
 
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