今回はハリアー(レクサスRX350のエンブレムが付いていました)に加藤電機製セキュリティー(ホーネットV830)とユピテル工業製レーダー(VR953i)取り付け作業です。仕事収めの最終日にふさわしい!?作業です(^^)。
まずは取り付け位置を決めます。いつもの様にセキュリティー作業ですので詳しくは書けませんが、ちょっとだけ書きたいと思います。
養生作業を行い運転席側Aピラーカバーから外して行きます。Aピラーカバーは前回トヨタ車のブログでご紹介させて頂きましたが、フック状のピンがありますので注意しながら外します(左側画像)。
Aピラーカバーが外れますとセキュリティーの配線作業を行う為ハンドルコラムカバーを外してロアパネルを外します。このハリアーのロアパネルには足元用のエアバックが付いていますので、パネルを外すとエアバックだけ残ります(左下画像)。ロアパネルも目隠し用のフタがありますので取り外す場合注意が必要です(右上画像)。ハンドルコラムカバーは3本のビスを外してハンドル位置調整レバー廻りのカバーを外さなければ抜けてきませんので注意です(右下画像)。
次に運転席側ドア内の作業を行うのですが、内張りを外す前の画像を撮り忘れていましたスイマセン!!最後の最後でやらかしてしまいました(^^;。この作業はドアのロック、アンロック信号を取り出す作業で、この車の場合特殊なロック、アンロック機構の為ソレノイドリレーと言うリレーを取り付けしなければ、正常に作動しないのでこの作業を行います。セキュリティのドアロック・アンロック信号の取り出し又は車両側の信号の極性はどちらかにプラス信号(0V→12V→0Vで作動)かマイナス信号(12V→0V→12Vで作動、車によって極性が違います)が一瞬流れて作動するのですが、中には極性が反転するタイプやキー連動スイッチと連動するタイプやバキューム(負圧)式などあります(他にも種類は有ります)。この特殊なタイプでも運転席パワーウィンドウ&ドアロック・アンロックスイッチパネル裏を分解し基盤より直接取出せばマイナスコントロールでの取出しが可能なのですが、時間の関係上(細かい基盤に配線をハンダ付け作業を行う為技術と時間が必要)今回はソレノイドリレーを使用しました。その配線引き込み作業を行っている姿を社長が「後ろから一枚!」と言いながら撮られた画像です(^^)。
運転席側の作業が一段落しましたので、助手席側の配線作業を行う為グローブBOXを外します。グローブBOXが外れたところで社長が助手席側の配線作業をしてくれると言うので、任せて僕はレーダーの取り付け作業に掛かりました。
このレーダーも電源の取出しがシガーソケットに差し込むタイプですので、配線を加工してキーシリンダーのACC(アクセサリー)電源を取出します。左側の画像が加工中の画像です。右側の画像は完成後の画像になります。
スキャナー(左上画像)と作動確認用LED(右上画像)はこの位置に取り付けし、リモコン用アンテナ(左下画像)はフロントガラスのこの位置に取り付けしました。取り外したパネル、内張り、部品類を元通り組付けし感度調整(社長の得意技)を行って作動確認、キズ等のチェックで終了です。
by KIN
これで今年の作業はすべて終了です。いつも当社のブログ見て下さっている皆さんありがとうございました!!。来年はもっともっと分かり易い、お役に立てるブログを目指して更新頑張ります!!。来年も「カーテックつかさ作業日誌」宜しくお願い致します。皆様にとって来年も良い年でありますように!良いお年をお迎え下さい!!(^^)。